加計学園をいくら追及しても、決定打がないことに焦った民進党は あろうことか、特区廃止法案を提出するのだという。一部の官僚と組んで、規制改革に反対するのだろうか。空振りばかりで、逆に追い詰められてしまったのである▼加計学園の獣医学部新設の端緒をつくったのは民進党である。自分たちがやってきたことも、党利党略のためには、平気で不問にするのである。民進党の支持母体は連合である。そこに既得権益に固執する一部の官僚が加担するというのは、物事がはっきりして、かえって歓迎したい位だ。「守旧派」という言葉を最初に用いたのは、小沢一郎であった。「政治改革」なるプロパガンダをぶちあげて、選挙制度改革に反対する勢力を「守旧派」とレッテルを貼った。ところが、今では小沢や民進党が抵抗勢力に成り下がったのである▼アパホテルから、森友学園、さらには加計学園というように、朝日新聞やテレビと一緒になって、忖たく程度で大騒ぎした結果、最終的に行き着いたのが、特区廃止法案なのである。一時は改革派を表看板にしたこともあったのに、まさしく守旧派そのものではないだろうか。民進党がそこまで劣化するのであれば、もはや消滅するしかないだろう。テロ等準備罪にしても、世界の趨勢にどこまで逆らうつもりなのだろう。今日本に求められているのは、国民に対案を示せる野党なのである。
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