草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

死者を冒涜する展示物を擁護する者たちは日本人ではない!

2019年10月10日 | 祖国日本を救う運動

あいちトリエンナーレの「表現の不自由展・その後」で昭和天皇を冒涜するような展示がなされていることに、多くの日本人が反発しているのは、死者を辱める破廉恥な行為であるからだ。それは絶対神に対する信仰心にもとづくものではなく、素朴な人間的な感情なのである▼大村秀章愛知県知事や津田大介が批判されるのは、それに無頓着に、あたかも「表現の自由」であるかのように擁護しているからである。東日本大震災で大変な目に遭った東北の不幸を嘲笑するかのような展示物があることも暴露されたが、死者に鞭打つことや嘲ることは絶対に許されないのである▼ラフカディオ・ハーンの『心』(平井呈一訳)に「祖先崇拝の思想」という文章が収録されている。「日本人の死者に対する愛情は、どこまでも感謝と尊敬の感情である。おそらくそれは日本人の感情の中でもいちばん深く、強いものであるらしく、国民生活を指導し、国民性を形成しているのも、この感情であるらしい」。死者は遠くに去っていったのではなく、我々と共にあるという信仰心によって、日本人は己を律してきたのである。ハーンにとってそれは、人類が本来備えていた感情であり、それを取り戻すことを主張したのである▼死者を裁かないという日本人の感情を無視したことで、当然のごとく大村と津田はその報いを受けることになるのである。

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