朝日新聞は日本国民の間に嫌韓が広がっているのを嘆いているが、文在寅の反日に嫌気が差しているだけであって、韓国国民を十把ひとからげにしているわけではない。保守派の巻き返しに一縷の望みを抱いているのである▼必ずや韓国政府は戒厳令を布いてくる。マスコミも徹底的に規制を受けるだろう。現段階では韓国の一部の新聞が抵抗しているが、軍や警察が動けば、腰砕けになるに違いない。そこまでやっても、朝日新聞は独裁者の文在寅を批判しないはずだ。自分たちの主張の辻褄を合わせるためには、現実を平気で捻じ曲げるのである。韓国国民が自由を奪われても他人事なのである▼梅棹忠夫は『文明の生態史観』において、東洋と西洋の違いよりも、ユーラシア大陸の周辺部に属するか、それとも中央部に属するかを問題にした。前者が第一地域であり、後者が第二地域である。民主主義が定着しているのは、日本やヨーロッパの第一地域なのである。台湾もそこに含まれる。中共にこだわる朝日新聞は、第二地域の代弁者なのである。口では民主主義を唱えながらも、実際は暴力的な全体主義国家に加担しているのだ▼私たち日本国民は、韓国国民が第一地域の政治システムを選択することを待望するが、それに口出しをすることはできない。もし韓国国民が第二地域を選ぶならば、民主主義を守り抜くために、私たちは国家として身構えるしかないのである。
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