災害ばかりでなく、日本が武力攻撃を受けた場合に備えて、国家緊急事態法の制定を急ぐべきだ。命令指揮系統が整備されていなければ、悲惨なことになるだろう。国家の役目は国民の命を 守ることである。国民が右往左往するような事態は避けなくてはならない▼自衛隊が出動するにあたっても、法的に整っていなければ、力を発揮することはできない。令状なしで家宅捜査をしたり、交通を遮断したり、外出を制限するにも、それなりの法的根拠が求められるのである。色々な方法で呼びかけだけでは、何の力にもならないのである。一時的には超法規的な処置ですんだとしても、それでは正当性がない▼とくに大都市部では警戒を強めるべきだろう。中共から核攻撃されれば、三分の一の日本国民が死ぬといわれる。北朝鮮からのミサイルを全て撃ち落とすのは困難である。外国の工作員による破壊工作を未然に防止するためにも、平和ボケであってはならないのだ。誰もそのことは口にしない。本当にそんなことでいいのだろうか。軍事を研究せずして平和はありえないのである。公共施設にはシェルターを備えれば、かなりの人の命が助かる。ちょっとしたことなのである。災害以上に日本は安全保障上の危機を迎えているのだから。
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