草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

Xでの過激な応酬はかの国を喜ばすだけだ

2023年11月28日 | ネットの世界
 イスラエルとハマスですら一時休戦をしているわけだから、日本保守党支持者も、そうでない人たちも、お互いに攻撃的になるのをやめた方がいい。Xの特徴としては、批判的なリプライがエスカレートしがちなので、そこに一定の歯止めがなくてはならない。あくまでもXへのコメントにとどめるべきだ。
 ただ一つ言えることは、池内恵東大教授あたりが、日本保守党をこき下ろすのに「日本保守党は拝み屋」とか「学歴コンプレックス」と罵り、飯山陽さんを「虚言癖拗らせインフルエンサー」とか書いたのは、明らかに常軌を逸している。それが売り言葉となって、今回の騒ぎが引き起こされたのだと思う。それで飯山さんファンや日本保守党支持者がエキサイトしてしまったのだろう。ここらで頭を冷やすべきなのである。
 日本保守党が異常な盛り上がりを見せていることについて、そうした極端なレッテル張りをするのは、アカデミズムの識者であるのならば、なおさら慎むべきだろう。百田尚樹氏や有本香氏というよりも、岩盤保守が怒っているのであり、その客観的な分析が先ではないだろうか。それは世界的な潮流でもあるからだ。
 さらに、残念でならないのは、保守を自称している同士でも「仁義なき戦い」が行われていることだ。左翼の方はこの点では大人である。ある種の党派的なまとまりがあるからだ。自己顕示欲が旺盛といえばそれまでだが、自制すべきところは自制すべきである。
 今の段階で論点を整理すると、小異を捨ててゆるやかに団結できるのは、自民党の保守派、日本保守党、参政党、日本維新の会の保守派、さらには国民民主党ではないだろうか。
 不甲斐ない岸田首相を退陣に追い込むには、結束せねばならず、政局にしなければならない。葦津珍彦氏が言っていたように「分進合撃」でいくしかないのである。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« イスラエルは日本にとって他... | トップ | 中国の覇権主義に今からでも... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ネットの世界」カテゴリの最新記事