長谷川幸洋さんが日本保守党と新左翼の違いをユーチューブで論じていました。僕も共感する部分が多かったですが、そもそも日本保守党が政治運動をしているかとなると、それ自体問題です。
僕は新左翼も新民族派も知っていますが、どちらに属しても、活動家はストイックでした。中核派や革マル派の人たちも、ある種の使命感に燃えていたし、日学同や全国学協のメンバーも、金に汚いと破門のように扱いを受けた、と聞いています。左右を問わず、若者らしく純粋であったのです。
日本保守党の百田氏や有本氏は、すぐに金の話を持ち出しますが、それとはまったく無縁な人たちが、新左翼や新民族派の活動家でした。
一度口にしたら、後には引けないというので、三島さんは市ヶ谷で死んで見せたし、中核派は内乱的暴動を引き起こしました。元号法制化のために、大東塾の影山正治氏は自らの命を差し出したのです。
それと比べると、日本保守党には真剣さに欠けます。長谷川さんが違和感を覚えるのは当然だと思います。