昨年の夏、会津若松市湊町中田浜の小高い山から北に聳える磐梯山を撮影したもの。猪苗代湖の青と空の青とが重なって、そこに山のシルエットが稜線として浮かび上がる。年間を通じて会津はどんりよりとした日が多いが、スッキリと晴れ上がった日には、天に架かる梯としての伝説を彷彿とさせてくれる。日本浪漫派の保田與重郎によると、神代にあっては、神と人とが自由に行き来したとか。それはかなわぬ夢でしかないが、一点の曇りもない青空と、満々とした湖の青を目の前にすると、その夢が嘘ではないような気がしてくるから不思議である。
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