草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

フェイク放送局NHKのフェイクニュースの定義を嗤う!

2019年03月14日 | マスコミ評

今日の夕方のNHKのラジオで、ロシアでフェイクニュースを取り締まる法案が昨日成立したことを伝えていた。そこでキャスターが「フェイクニュースは権力が流すものですから」と解説していたのには、失笑を禁じ得なかった▼そんなことを言っているから、NHKが「国民の知る権利を守る自由報道協会」主催の「第二回フェイク大賞」に選ばれてしまうのである。去る11日に都内で発表されたもので、審査には西村幸祐氏、坂東忠信氏らがあたった。2018年に流れたニュースのうち、一般公募された145本から一般投票と審査員投票で決まった。NHKがやらかした「『韓国に侵攻』という虚偽をテロップへ挿入・レーダー照射コラージュ・靖国放火事件報道」などで、どう考えてもフェイクニュースそのものである。NHK自身が訂正しているニュースも含まれている▼マックス・ヴェーバーが『職業としての政治家』で書いている通りで、言論人の多くは金や名誉を与えられると、どちらにでも転ぶ。それに逆らう者がいたとしても、数は限られている。日本のように自由な言論活動が保障されたなかでは、反権力を振りかざし、特定アジアの代弁者となった方がメリットが多い。その危険性をNHKはまったく論じないで、ロシアの例を日本にあてはめているだけだ。我が国が危ういのは、売国的なマスコミが跳梁跋扈しているからであり、そのお先棒を担いでいるのがNHKなのである。フェイクニュースの定義自体がフェイクなのだから、救いようがないのである。

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