草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

岸田首相の保守派排除は中国を利するだけだ

2024年01月25日 | 政局
 安倍さんを暗殺した、テロリストの一発の銃弾が日本の運命を狂わせたのだ。安倍さんが米国による核の拡大抑止に疑問を呈し、核のシェアリングを口にしたときに、偉大な政治家は命を奪われたのだった。
 日本に新たなナショナリズムが台頭するはずであった。安倍さんは誰よりも、外国勢力によって、日本が浸食されていることを熟知していた。しかし、安倍さんの清和会は解散に追い込まれたのである。
 岸田首相が自民党総裁に選ばれたのは、清和会の協力があったからである。清和会の幹部を閣僚に抜擢し、一時は優遇したかのように見えたが、岸田首相は、安倍さんの暗殺犯が口にした旧統一協会の問題にことさらこだわった。マスコミと結託して、あたかも安倍さんが一体であったかのような印象操作に加担した。
 そして、今回はパーティ券の不記載を理由にして、清和会をパージした。LGBT法案の成立をゴリ押しして保守派を分断し、必要がなくなった清和会を切り捨てようとしている。
 本来であるならば、自民党内の親中派は批判の矢面に立たされ、孤立するはずであった。日本への核攻撃をほのめかし、台湾の武力による統一を主張するような全体主義独裁国家に、日本が国家として身構えるのは当然であったからだ。
 私たちは、国を売る者たちと全面的に対決をしなくてはならない。国家緊急権の発動すら想定しておかなくてはならないが、そこまでできる政治勢力は存在しないのが、我が国にとっての最大の不幸なのである。国体を守ることが困難になってしまったのである。そんな状況下では、最悪の事態を避けるために、今何ができるかなのである。

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