草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

国葬儀反対を勢いづかせた自民党の親中派

2022年09月07日 | 政局
 
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 今回のアベガ―騒動の原因は、岸田首相がまともに反論しなかったからである。国葬に関しては、維新の会も国民民主も反対はしていない。国会の勢力比から見れば、反対は一部なのである。世論があらぬ方向に傾いているのは、岸田首相が毅然として対応しないからである。国葬儀の予算までも、マスコミはいちゃもんを付けているが、海外から要人がやってくるのに、警備が手薄であれば、何が起きるか分からない。その点を無視して、高すぎるとか批判するのは、とんでもない的外れである。
 親中派である岸田首相は、自民党内での主導権を握るために、清和会が目の上のたん瘤なのだろう。それで特定野党が、旧統一教会の件で騒いでいるのを、岸田首相も利用したかったのだろう。台湾有事は迫っており、岩盤保守はかなりの危機感をもっている。その力を殺ぐには、亡き安倍さんを叩くアベガ―が、頼もしく思えたのではないか。自民党内で親中派が力を持てば、日中国交回復五十周年にも、堂々と出席することができる。そう考えても不思議ではないのである。
 国葬儀の問題でこんなにこじれてしまった責任は、岸田首相にあるのだ。予算的にも内閣葬とたいして変わらないのである。目くじらを立てる方がどうかしているのだ。
 国葬儀反対の勢力も、自分たちの存在を誇示するためのデモンストレーションなのである。その中心は共産党や社民、さらには中核などの極左である。立憲は今になって困っているのではないか。それらと同列に見られれているからだ。
 地上波のテレビの異常さは目に余る。国葬儀反対を煽っているだけなのである。そこに便乗した一部野党と自民党内の親中派。日本の危機を目を背けようとしても、あくまでも一時的なことでしかないのに、どうして気付かないのだろう、必ず因果は巡ってくるのである。

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