草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

保守の大義を掲げられない安倍派は意味がない

2023年06月29日 | 政局

 安倍派のリーダーに誰がなるかよりも、私たちが知りたいのは、何をしたいかなのである。LGBT法に対しての反省もなく、後釜に付くことに執着するのは、愚かにもほどがある。 
 西村康稔、松野博一、萩生田光一、高木毅、世耕弘成という有力「5人衆」と呼ばれる人に、日本丸を舵取りする人材がいるとは思えない。
 自分のことしか考えていないような政治家には、危機の時代にはふさわしくないのである。
 安倍政治を実現するとすれば、保守の旗を明確にしている高市早苗さんしかいない。安倍派がすべきは、高市さんを初の女性総理にするために、結束して応援することだろう。
 経済安保に精通し、国の安全保障をを語ることができるのは、彼女しかいないからである。財政出動派であることも心強い。
 そうでなくても、自民党は国民からソッポも向かれつつある。岸田総理に反旗を翻すこともせずに、岩盤保守の支持を取り付けるのは難しい。それも理解できないのだろうか。
 安倍さん亡き後の安倍派はもはや意味がなく、保守の大義を掲げられないのであれば、安倍派を名乗るべきではないのである。


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