草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

事業仕分けのパフォーマンスに国民は食傷気味

2010年10月28日 | 政局
 事業仕分け第三弾が始まったが、それをする前に、政権与党の民主党を仕分けしないと、この国は大変なことになってしまう。すでに難破寸前にまでなっており、このままでは沈没して犠牲者が続出することになるだろう。蓮舫行政刷新相あたりのパフォーマンスも、鼻についてならないし、今回空席が目立ったというのも、国民に見透かされてしまったからなのである。蓮舫大臣は、そんなことよりも、ファッション雑誌のモデルとなって、国会で撮影した件で、自分が虚偽の記載や答弁をしたことを認め、国民に対して陳謝するのが筋だろう。もともとがテレビ製作会社に属する芸能タレントのようだから、政治家としての能力には欠けるとしても、一人の人間として、あまりにも恥ずかしいことだ。それを持ち上げるテレビメディアも情けない。同業者だというので、手心を加え過ぎである。国民もようやく気づきつつあるが、民主党政権は、まったくの無節操、無責任である。事業仕分けという目くらましによって、国民をまたまた騙したいのだろうが、そうは問屋が卸さないのである。そこで廃止が決まっていたはずなのに、最終的には復活したり、名前を変えて予算化されるのでは、評価しろという方が無理なのである。

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尖閣ビデオで国民を敵に回す民主党政権

2010年10月27日 | 政局
 民主党政権は、本当に自分で自分の墓穴を掘るようだ。いかに小沢一郎と盟友の与謝野薫あたりにもみ消しを頼んでも、それこそ尖閣ビデオを封印しようとするならば、国民を敵に回すことになるだろう。どうして菅直人首相は、真実を語る勇気がないのだろうか。さらに、6分というのはありえないから、編集して、問題になりそうな部分はカットしているのではなかろうか。そんな小手先をやっても、いつかはわかるのに。サヨクのすることは、その程度なのである。これでは国民が怒らないわけがない。もはやここまでくると、中共だけのことではなく、国民の真実を伝えようとしない民主党政権に、おのずと矛先が向くことになるだろう。そして、このままでは日本は大変なことになるというので、日の丸デモが民主党政権打倒を叫んで、国会周辺を取り囲むことになるだろう。菅直人首相よ、今さら国民を欺いて何になるのか。尖閣諸島で起きたことを、そのまま正直に語ればいいではないか。国民目線といいながら、その実は国民を恐れていては、てんで話にならない。

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領海侵犯ビデオを封印すれば国民の怒り爆発も!

2010年10月27日 | 政局

 中共の船が巡視船にぶつかってきた証拠品であるビデオを、民主党政権が全面公開にしないならば、国民がエキサイトすることになるだろう。まさしく、売国的な行為であるからだ。それもわからずに、中央突破すれば、いくら忍耐深い国民でも、歯止めが利かなくなるに違いない。公安や警備の警察関係者も、そのことを上層部に意見具申すべきだ。野党時代の民主党は、何かすると情報公開を要求してきたくせに、それと全く反することを、平気で行っているのだから、許しがたい。国民の怒りが爆発した騒動としては、国労の順法闘争に抗議した上尾事件というのがあった。1973年3月13日のことである。たまたま私が乗っていた山手線も、目白駅でストップしてしまった。運転手が逃げ出したと思ったらば、乗客が騒ぎ出したのである。雨が降っていたために、蝙蝠傘を手した人も多く、それで窓口のガラスが割られたりで、一挙に不満が爆発したのだった。それからは誰も手が付けられなくなった。しかたなく歩いて池袋駅まで行ったが、そこも大変な騒ぎであった。民主党政権は、国民を甘く見てはいけない。隠そうとすればするほど、日本人の愛国心が高揚するだけだ。大騒ぎになる前に、あらかじめ手を打つべきなのである。

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企業団体献金でも国民を騙した民主党

2010年10月27日 | 政局
 クリーンな民主党の政策として、よく流布されていたのが、企業団体献金の禁止であった。自民党が悪者にされていたのは、それを認めていたからである。だからこそ、業界との癒着も色々と取りざたされてきたのだった。しかし、どうだろうか、イオンの御曹司である岡田克也が幹事に就任したらば、何のためらいもなく、それも引っ込めてしまった。国民を騙すのにもほどがある。最初からできもしないことであったならば、それを口にすべきではなかったのである。やることなすこと全てそんな調子のわけだから、菅直人政権は、国民から見放されるのである。政権をとるためには、出まかせが通用すると思ったらば、それは大きな間違いなのである。政治家としての功罪はともあれ、戦後の一時期、吉田茂が7年2ヶ月にわたる長期政権を維持できたのは、金にきれいだったからという。養家の先祖からもらった財産をほとんど使い果たし、最終的には1000坪の土地しか残らなかった。会津においても、八田宗吉(政友会)、貞義(自民党)と親子2代にわたって代議士を務めた八田家は、井戸塀政治家の典型であった。そんな政治家は民主党には一人もいないようだ。口あたりの良い政策ばかりを並べ立てて、結局は国民の期待を裏切っただけなのである。  

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会津の山峡の温泉にて 5首

2010年10月26日 | 短歌
 いささかの酒がありせばまどろみてひそやかな夢覚めることなし  

 さびしくて夜半に湯船つかるとき独りぼっちの牧水となる  

 乞食湯と呼ばれし場所に入り浸り痴愚となりても後悔多し  

 つまらなき世をはかなみし人多き山峡の湯に魂が寄り添う  
 
 うつしみは悲しかりけり裸にて生まれて死ぬのそれだけなりき


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「行動する保守」を松本健一はどう論評するのか?

2010年10月26日 | 思想家
 千谷由人官房長官の東大時代の同級生ということで、松本健一を内閣官房参与にしたようだが、どういう目論見があったのだろうか。松本ということになれば、彼がデビューしたのは70年安保騒動の前後で、月刊誌「現代の眼」に北一輝を書いていたのを覚えている。どちらかというと、浪漫主義者としての北にスポットをあてていた。それ以降は、新左翼の凋落ということもあって、月刊誌「第三文明」で竹内好論などを手がけていたのではなかろうか。そして、最近では月刊誌「正論」あたりの執筆陣に名前を連ねていたと思ったらば、今度は民主党政権のブレーンになるというのである。会津っぽとしては、会津藩士の秋月悌二郎や広沢安任を世に出してくれた恩人でもある。
 しかし、橋川文三がそうであったように、松本もまた、保守派や右翼の運動をおちょくっただけではなかろうか。それが負い目になったのか、橋川は酒に溺れて亡くなったが、松本は一体どこに自分の思想的な軸足を置くのだろうか。一度でいいから聞いてみたい。1976年、松本が第三文明社から『思想としての右翼』を出版した。そこでわざわざ日本学生会議の機関紙「ジャスコ」や「無窮」に言及していた。私もまたその機関紙の愛読者であったので、松本の言い分に耳を傾けようとしたが、新右翼と新左翼と一緒にしたがっているようで、あまりにも通り一遍であった。
 民族主義の牙が、大国米国だけでなく、大国中共に向けられることの可能性には、松本はまったく触れていなかった。すでにその当時から、小室直樹などは、米国や中共に対して、批判的な言説を述べていたのに。その松本が民主党政権のために、何を提言するのだろう。「行動する保守」のように、攘夷の動きが活発化してきている。思想というよりも、もっと別なエネルギーがうごめいているのであり、それは松本の理解を超えているのではなかろうか。

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ルーピーな民主党の嘘つき政治家を嗤う

2010年10月26日 | 政局
 嘘つきは泥棒の始まりといわれるが、民主党の政治家が嘘をつくのにはまいってしまう。所得倍増を公約にした池田勇人首相は、在任中に「私は嘘は申しません」と言って、国民に理解を求めたものだった。鳩山由紀夫前首相は、総理の座を降りたらば、政界から引退すると公言しておきながら、その約束を反古にするつもりらしい。民主党寄りの朝日新聞ですら、その発言には腹が立ったようで、言葉が軽すぎるというので、徹底的にこきおろしている。また、クリーンを旗印にしている菅直人首相も、同じく嘘つきである。小沢一郎前幹事長の国会招致に手間取って、リーダーシップなど皆無に等しい。サヨクイデオロギーはとっくの昔に破綻しており、そのせいもあってか、自信のなさが伝わってくる。そんなことで、日本丸を操っていけるのだろうか。蓮舫行政刷新大臣というのも曲者である。悪知恵に長けた人間のようで、国会内でファッション誌の写真撮影に応じた件について、自らの非を認めようとしないばかりか、居直っている始末だ。テレビメディアは同業者ということもあって、蓮舫大臣をことさらかばっているが、それもいつまで続くことやら。ルーピーな政治家しかいない民主党政治とは、ここらで決別したいというのが、多くの国民の気持ちではないかと思う。少しは嘘があってもいいが、のべつ嘘ばかりでは、たまったものではないからだ。  


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会津人春日八郎を詠む 5首

2010年10月25日 | 短歌
 流し唄ギターを抱いて酒場行く会津訛りの春日八郎  

 特攻の若き瞳を唄いたり「この一戦に勝たざれば」とも  

 坂下(ばんげ)では渡部実その人が演歌スターの桧舞台に   

 かにかくに春日八郎唄いたる軍歌なりせば父を想えり  

 愛国は春日八郎会津人(びと)昭和維新の歌に泪す  




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足して二で割る交渉法が通用しないのが外交だ!

2010年10月25日 | 思想家

 「あまり強硬なことを言うのは間違っている。外交というのは足して二で割ることだから」ともいわれるが、中共などと交渉するのに、そんなことでいいのだろうか。今は亡き江藤淳は「日本的交渉法」(『こもんせんす』に収録)という一文を残している。江藤によると「足しで二で割ってまん中をとる」というのは、あくまでも日本人だけのことのようだ。「両方とも原則を捨てる」ということが前提になっているからだ。しかし、外国に対しては、それは通用しないのである。そこで江藤が問題にしたのは、日本人にとって、他人がどういう存在であるかということだ。「もともと日本人は、どうも他人というものは存在しないと思って生きているんですね。他人は自分の延長だと思っている。したがって自分が肚の中で考えていることと、ほかの人間も本質的には同じことを考えているだろう」と決めてかかっているので、「自分の延長としてとらえることのできない人々ばかり」の外国人に面食らってしまうというのだ。評論家としての江藤の功績は、他者という概念を導入したことであった。その方法論をもって、日本外交の拙さを批判したのである。菅直人首相も、前原誠司外務大臣も、「他人は自分の延長だと思っている」のではなく、国益を優先させて、突き放した見方をすべきなのである。

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迫りくる中共と北朝鮮の崩壊の危機

2010年10月25日 | 政局

 崩壊前のソ連がそうであったように、中共は危機的な事態に直面しているのではなかろうか。反日デモにしても、あれは中国共産党が裏で糸を引いている。国民の目を外に向けようと必死なのである。中国共産党一党独裁への国民の不信感は高まっており、何か一つきっかけがあれば、暴動に発展するのは明らかだ。特権階級化している層が富を独占化しているからだ。北朝鮮へのテコ入れも、それをしなければ、自分たちも一蓮托生だからだろう。中共軍が北朝鮮に駐留するというのも、時間の問題ではないかと思う。北朝鮮が倒れれば、民主化の波が一挙に押し寄せてくるからだ。また、ここにきて頭を抱えているのは、韓国ではないか。北朝鮮に中共軍が居座ることになれば、それこそ軍事的な脅威が高まるのは必至である。頼みの綱の米国は、東アジアから手を引こうとしている。そうなると日本しかいないが、朝鮮半島に手を出せば、清国を宗主国としていた朝鮮の独立運動に手を貸したのと同じことだ。それが明治27年の日清戦争の引き金となったのである。良かれと思ってやったことが、手痛いしっぺ返しを食らった教訓を、日本人はまだ忘れていない。今の日本ができるのは、せいぜい自らの領土を守り、国内の治安を確保するだけだ。

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