打たれ強いとかいわれても、人間には限界があるものだ。自分が撒いた種とはいっても、連日叩かれては、いくら千谷由人官房長官であっても、立つ瀬がないのではなかろうか。本人は粋がってみても、メガネの奥は涙目そのものである。野党とやり合うのに、口角泡を飛ばして議論をするのはいいが、ヒステリックにキレルのは尋常ではない。東大まで合格して、そして弁護士にまでなったのに、一欠けらも知性が感じられないのは、どうしてだろう。顔だけの問題ではない。優等生としてちやほやされてきたので、世の中を甘く見ているのだろう。上から目線の物言いには、国民の多くが腹立たしく思っている。まさしくそれは、エリート官僚そのものではないか。エリート面をして、威張りたいだけなのである。それでいて、悪党になりきる度胸があるわけではない。ぽつねんと目を閉じて、腕組みしているのが、千谷官房長官の本当の姿なのである。内心はビクビクして怯えており、それを表に出すまいと必死なのである。がらっぱちを装っても、本質的には青白きインテリであることには変わりがない。普通であれば、あそこまですれば、悪戯っ子のような憎めなさがある。それもないのは、やっぱり人間性なのだろう。

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