創作日記&作品集

作品集は左のブックマークから入って下さい。日記には小説、俳句、映画、舞台、読書、など…。そして、枕草子。

「わたしなりの枕草子」#274

2012-01-03 06:00:50 | 読書
【本文】
二百三十三段
雪は
雪は、檜皮葺(ひはだぶき)、いとめでたし。少し消え方になりたるほど。また、いと多うも降らぬが、瓦の目ごとに入りて、黒うまろに見えたる、いとをかし。

 時雨・霰は 板屋。

 霜も 板屋。庭。

【読書ノート】
清少納言の審美眼は文学的ですね。また、感覚的であると思います。