映画「クライマーズ・ハイ」(御巣鷹山事故現場)
横山秀夫氏原作による「クライマーズ・ハイ」の映画公開にあわせて観てきました。
85年8月12日に日航機が群馬県の御巣鷹山に墜落をした事故を取材する新聞記者の人間模様。
上毛新聞社の記者時代に遭遇した死者520名という航空機史上最大の事故の報道。
映画では、北関東新聞社となっている。
新聞編集に関わる人間模様がノンストップで進行している。
新聞社のなかでは、このように新聞を作っているのかをよく理解させる内容で、最後まで息を抜かせない迫力。
原田眞人監督の手腕が光る。
群馬県での社会事件で、大久保清、連合赤軍を担当した古株集団(大久保連赤)と
日航機事故を担当する全権(悠木)の葛藤。
締め切り時間で販売部とぶつかる攻防。
現場から電話で取材記事を送る記者たち。
スクープ記事のダブルチェックの判断等々・・・・
臨場感あふれる画面が続く。
谷川岳の衝立岩を登頂するシーンを盛り込み、クライマーズ・ハイの状態になっていく模様を描く。
報道に対する現場の人間模様を描いている出色の映画となった。
今年度の秀逸の映画「クライマーズ・ハイ」である。
23年前の8月13日から16日まで、事故現場の近く万場町に滞在していた。
上野村から流れる神流川の上空を自衛隊のヘリコプターが事故で亡くなった遺体を次から次へと藤岡市まで搬送しているのを見ていたのが昨日のように思い出される。
(7月7日記 池内和彦)
横山秀夫氏原作による「クライマーズ・ハイ」の映画公開にあわせて観てきました。
85年8月12日に日航機が群馬県の御巣鷹山に墜落をした事故を取材する新聞記者の人間模様。
上毛新聞社の記者時代に遭遇した死者520名という航空機史上最大の事故の報道。
映画では、北関東新聞社となっている。
新聞編集に関わる人間模様がノンストップで進行している。
新聞社のなかでは、このように新聞を作っているのかをよく理解させる内容で、最後まで息を抜かせない迫力。
原田眞人監督の手腕が光る。
群馬県での社会事件で、大久保清、連合赤軍を担当した古株集団(大久保連赤)と
日航機事故を担当する全権(悠木)の葛藤。
締め切り時間で販売部とぶつかる攻防。
現場から電話で取材記事を送る記者たち。
スクープ記事のダブルチェックの判断等々・・・・
臨場感あふれる画面が続く。
谷川岳の衝立岩を登頂するシーンを盛り込み、クライマーズ・ハイの状態になっていく模様を描く。
報道に対する現場の人間模様を描いている出色の映画となった。
今年度の秀逸の映画「クライマーズ・ハイ」である。
23年前の8月13日から16日まで、事故現場の近く万場町に滞在していた。
上野村から流れる神流川の上空を自衛隊のヘリコプターが事故で亡くなった遺体を次から次へと藤岡市まで搬送しているのを見ていたのが昨日のように思い出される。
(7月7日記 池内和彦)