つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

古葉竹識監督の講演

2008年07月16日 | スポーツ
              霞会全国支部長会で講演する古葉竹識監督(熊本市)

霞会(東京国際大学同窓会)の全国支部長会議が熊本市で開催された。
会議の後、全国から参加した支部長と熊本県支部会員に対して、古葉竹識監督による講演会が開催された。

古葉竹識氏は、本年2月に正式に東京国際大学硬式野球部の監督に就任した。
古葉効果は、メディアの報道が多くなるにつれ、野球部の部員が3倍に増強して150名となったことでも伺われる。

講演は、最初に広島カープを日本一になったときのビデオが写された。
古葉竹識監督は、熊本県の出身。
野球を続けるために、専修大学、日鉄二瀬、そして広島カープに入団した。
プロになって小柄な体形でも、走・攻・守に優れレギュラー出場を保ってきた。
現役を引退後も、広島カープの監督に就任して、日本シリーズで優勝して日本一に導いた実績がある。
そのときのビデオを観ていた古葉竹識監督は、目に熱いものがこみ上げてうっすらと涙を浮かばせていた。

山本や衣笠、高橋、達川など個性のある選手のエピソード。
また、監督自身のことも披露した。
ミスをした選手がベンチに帰ってきたときに、鉄拳制裁をする場合は、必ずテレビカメラを意識して、映っていないときに行っていたようだ。

野球部員に指導していることは、どのようなポジションにいようが、たとえベンチにいるときでもボールからは絶対に目を離さないこと。という。
ボールさえ見ていれば、どのように対処すればいいかが理解できる。

古葉竹識監督は、今所属している東京新大学リーグに優勝して、神宮球場で開催される全日本大学選手権大会に出場して、優勝することが私の使命であると最後にまとめた。

その後の懇親会にも出席して、卒業生との対話を重ねて交流を図っていた。

(7月16日記 池内和彦)



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする