つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

球磨川の美しい水面

2008年07月20日 | 日記
               山が水面にきれいに映し出されている球磨川

熊本から人吉へ特急電車に乗った。
八代から薩肥線として鹿児島県の隼人まで延びている。
川線と呼ばれる人吉までは球磨川沿いに走っていく。

その景色は、旅人にはあきさせないものを持っている。
緑の覆われた山々の情景が、鏡のような水面に映し出されている。
なんと美しい景色なのであろうか。

初めて乗車した列車から予想しなかった感動の景色がそこにあった。
車中の乗客たちも歓声をあげて車窓の景色を眺めていた。

上流に進むほど川の流れは急流となっている。
途中、球磨川下りの船も見えた。
球磨川下りは、日本三大急流下りのひとつである。
最近は、ゴムボートに乗り激しい流れを下るラフテイングも若者たちに人気があるようだ。

途中に「一勝地」という名前の駅があった。
この駅の入場券は、受験生やスポーツ大会などに出場する選手には、縁かつぎとして人気がある。とのこと。
一時間半ほどの乗車で、相良700年の歴史が息づく九州の小京都と呼ばれる「人吉」に到着した。

人吉は、城下町の風情を残す町並み、重要文化財の建造物や史跡、湯量豊富な温泉もたくさんある。

(7月20日記 池内和彦)
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