熊本城の二様の石垣
熊本城に「武者返し」がある。
天下一流と名を馳せた熊本城の石垣は「清正流石垣」と呼ばれ、独特の弧を描く扇の勾配で造られている。
下は、30度ほどとゆるやかながら、上に向かうに従って角度を高め、天端では75度の絶壁になっている。
高さ十間から二十五間までの石垣の高さごとに反りの角度を数種類に分けていたことがわかる。
二様の石垣は、手間の清正時代のゆるやかな石垣角と奥の細川時代の急勾配の石垣角からなっている。
(7月19日記 池内和彦)
熊本城に「武者返し」がある。
天下一流と名を馳せた熊本城の石垣は「清正流石垣」と呼ばれ、独特の弧を描く扇の勾配で造られている。
下は、30度ほどとゆるやかながら、上に向かうに従って角度を高め、天端では75度の絶壁になっている。
高さ十間から二十五間までの石垣の高さごとに反りの角度を数種類に分けていたことがわかる。
二様の石垣は、手間の清正時代のゆるやかな石垣角と奥の細川時代の急勾配の石垣角からなっている。
(7月19日記 池内和彦)