つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

躰道範士等競技大会

2009年01月30日 | スポーツ
                         躰道範士等競技大会の出場選手ら

東京は今年一番寒い朝を迎えた。
全国躰道範士等競技大会が、平成21年1月25日、東京医科歯科大学武道場で開催された。武道場は、暖房施設もなく、選手および観客は寒さに耐えていた。

参加選手は28名。練士の部 教士の部 創作の部に分かれて競技は進められた。
審判員は、練士の部は土井肇、齋藤登、板山昌司範士が担当。
教士の部は高道元三朗、近藤光男、志摩制基範士が担当した。
中村正弘氏は日本躰道協会会長として挨拶をした。
自分は、葛西隆さん、高道功生さんと並んで観戦していた。

試合場は、畳がずれてしまい修正するなどベストコンデションではなかった。
日頃稽古をしている選手は、実力が発揮できていた。さすが指導者としての風格が滲み出ている。
毎年必ず参加する60歳以上の高橋忠美、山本清隆、刀禰伯彬選手などは立派である。
創作の部にエントリーした田中勇悦選手の「逆旋の法形」と「創作団体実戦競技」は、なかなか考えているなぁと感心した。
「面白さを出したかった」と田中勇悦選手は語っていた。

地制の法形を見ていて想いだした。
昭和50年頃、日本武道館武道場で開催された師範競技大会に出場した和歌山県の山西義彦選手の地制の法形演武がとても素晴らしかった。勿論優勝を果たしていた。
ビデオテープで見るたびに風格さが出ていることを確認している。
祝嶺正献最高師範による山西義彦教士の演技に対する評価もとても高かった。

(1月30日記)

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