つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

壮年法形競技出場の阿部浩子選手

2009年11月04日 | 躰道
              壮年法形競技に出場した阿部浩子選手

全日本躰道選手権大会の開会式後の競技は、壮年法形競技から開始された。
1、2回戦は勢命の法形の前半。最近は選手の実力も拮抗してきている。
今回山形県から出場した阿部浩子選手。家族の全員が躰道に関わっている。
次女の阿部直選手は東京国際大学4年生で今年は世界大会にも出場した。各種大会での優勝、入賞記録も数多く実績を積み重ねている。

阿部浩子選手は、建築資材の会社を経営している。繁忙日である月末の31日の仕事を終えて深夜高速バスを利用して、一人で酒田から乗車して早朝に東京に到着をした。
そんな状態でも朝一番の競技に元気に出場していた。
一回戦は愛知県の浅岡選手、二回戦は埼玉県の高橋選手と対戦して勝ち上がっていった。三回戦からは活命の法形で挑んで埼玉県の芝波田選手と対戦して惜敗。三位決定戦では、埼玉県の浜崎選手と争って2対1の判定で惜しくも4位となった。
母親の元気な姿を見て、娘の直選手と団体実戦競技出場の弟も頑張っていた。
躰道競技における母子選手の素晴らしいモデルケースといえよう。

(11月4日記)
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