つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

古葉監督「秋にもう一度」

2011年06月14日 | スポーツ
             慶応大学との準決勝戦の前に応援席に挨拶する監督選手たち(神宮球場)

(日本経済新聞 スポーツ面 コラムより)

 古葉監督「秋にもう一度」
 東京国際大、選手活かす采配光る

慶大に逆転負けしたが、一塁側の東京国際大応援席から「古葉さ~ん、ありがとう」も声が飛んだ。
初出場の東京国際大の4強入りは古葉竹識監督の手腕によるところが大きい。

3点を入れた三回は2人のバント安打、ヒットエンドランを成功させた。
勝ち越しを狙った八回の無死一塁では二盗だ。
プロ野球で日本一3度、百戦錬磨の名将は「バンド安打は人工芝の特徴を生かしたし、
二盗は慶大守備陣を見ての判断」とすべてサイン通りに選手が動いたことを明かした。
2番手の鈴木は今大会初登板とは思えない投球だった。

古葉監督は
「でもね、勝ってなんぼです。珍しい内野の失策、ミスが出て足を引っ張った。勝ちたい、いいプレーをしようという気持ちが強すぎた。いつものプレーをしないといけないんですよ」
と言った。
 
東京国際大は埼玉県坂戸市に2面のグランドなど充実した施設を持ち、
4年目の指揮官は選手を競わせて強化を図っている。
秋にもう一度、神宮に来たい」。
春の戦いは終わったが、全国制覇は始まったばかりなのだろう。

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