つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

(思い出)藤丸英雄師範のこと

2022年01月14日 | 躰道
 藤丸英雄師範

 1月23日は、躰道の創設記念日であります。1965年(昭和40年)1月23日に躰道は誕生しました。その中に私が尊敬している躰道の指導者であります藤丸英雄師範がおります。祝嶺正献最高師範の直径のお弟子さんとなります。私にも優しく指導をしてくれました。

 私が20歳の成人式の当日は、躰道の合同練習日でした。豊島区の成人式記念式典に出席することもなく、千鳥ヶ淵で開催された躰道の合同練習に参加しました。堤の坂を利用しての腹筋運動を基礎体力の練習としてスタートしてから4時間に亘る充実した練習でした。

 祝嶺正献最高師範からは、躰道を指導するときの心構えと術技訓練を受けました。藤丸英雄師範からは、四方鍛錬、七段変化攻防の指導を受けたことを覚えております。綺麗な和服姿に着飾った成人式を迎えた女性が堤の下の道路を歩いていく姿が見えます。

 藤丸英雄師範は、早稲田大学の英文学部の出身で、学生当時から祝嶺正献最高師範から直接指導を受けておりました。その後、英語力を生かしてワシントンハイツで外国人の指導を試みたり、中野道場や二松学舎大学躰道部の初代監督として尽力させた功績は多大であります。故郷である愛知県小牧市に帰郷すると地元で躰道の道場を開設して多くの会員を育成してきました。

いつも明るく対応してくれる藤丸英雄師範。全国範士大会の会場で再会して、楽しく歓談をしました。(2008年1月23日記)


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