つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

東京スカイツリー

2009年11月12日 | 日記
              建設中の東京スカイツリー(国立科学博物館より)

上野公園の国立科学博物館の屋上に行ったら、東方に建設中の東京スカイツリーが見られた。
現在の高さは、195mである。

東京スカイツリー 施設概要
・最高高さ 634m
・施設の内容
展望施設(第1展望台350m、第2展望台450m)
放送施設、店舗、レストラン等
・事業主体 東武タワースカイツリー株式会社

開発スケジュール
2008(平成20)年7月 着工
2011(平成23)年12月 竣工(予定)
2012(平成24)年春 開業 (予定)

東京スカイツリーの建設目的は東京都心部に建てられている超高層ビルの増加に伴う、東京タワーの電波障害を低減することにある。
建設計画の中で地上デジタル放送やワンセグ放送が普及してきており、2011年7月24日には地上アナログテレビ放送が終了となるため地上デジタル放送用の電波塔となるが地上デジタル放送のために建設計画が始まったわけではない。

2011年7月24日をもって地上アナログテレビ放送が終了するのに備え2008年7月14日に着工されたが竣工は2011年12月となり、その後試験放送などを経て開業は2012年春の予定である。

(11月12日記)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

武蔵野3中同期会

2009年11月11日 | 友人
            二田原正憲先生を囲んだクラスメート(吉祥寺東急イン)

武蔵野3中の同期会に参加した。
300名の卒業生のうち55名が参加した。
恩師の先生は、武藤忠春先生、佐藤伸一先生、二田原正憲先生、川北肇先生、園田美男先生の5名が出席していた。
武藤忠春先生は「同期会に参加できる人は幸せである。今年は4つの同窓会に出席した。皆と会えることは嬉しいことである」と話されていた。
3年のときに担任であった二田原正憲先生とクラスメートが楽しく昔の想い出話をしてテーブルの席が盛り上がっていた。
佐藤伸一先生は、英語の教師で洋画の映画は字幕を見ないでも理解できたエピソードが話題となった。佐藤先生は英語教育に貢献したことで叙勲授賞対象者となったが断ったと報告があった。
園田美男先生は、3中後に都立高校に転身した話。都立国立高校野球部が甲子園大会に出場した時のエピソードを詳しく話していた。息子さんは名古屋大学医学部で勉強していると近況を報告していた。

同期会(伊佐木健代表)の幹事役である須永さち子さんらは準備もよく、プログラム作成、欠席者の近況コメントを一覧にして配布していた。
富永忍氏は、同期会の模様を写真撮影で記録する担当で会場内を回っていた。
最後は浅田謙氏のリードで校歌を斉唱した。久し振りで唄った武蔵野3中の校歌であった。
二次会は、沖縄料理店「いちゃりばえん」で行われた。
ここでもさらに盛り上がり12月には長谷川勝美氏が経営する吉祥寺のお店「思い出」で再会することまで話が決まっていった。

秋本和治君や高橋和夫君など親しく交流をしていた仲間ともたくさん懇談が出来楽しいひとときであった。

(11月11日記)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京ビッグサイト展示会

2009年11月10日 | 経済
               あだち異業種交流会展示(東京ビッグサイト)

東京ビッグサイトで開催された産業交流展2009に参加した。
高岡茂夫さんが所属している「あだち異業種交流会オンリーワン」のブース。
高岡茂夫さんがビジネスとしてやっている携帯ツール・アットメールの紹介の応援として関わった。

これからの時代、携帯の活用について認識する人も多く興味を持った人が説明を求めてきた。なぜ、総務省が毎日のようにテレビで「2011年7月からの地デジ」を宣伝して国民に訴えているのか。その裏側にあるものは何であるのか。
アナログが使用していた通信回線がモバイルに適用される意味は何か。
そのことを理解して携帯ツールを会社やお店の活用として導入したところは、この不況の時にも売上げをアップさせている事例が多い。

あだち異業種交流会オンリーワンのメンバーの方とも縁を頂いた。
岸田亜矢子会長(岸田税務会計事務所所長)、村上勇司副会長(株式会社ムラカミ社長)、島村淳さん(しまむらデザイン代表)、山崎テル子さん(よりみち工房代表)、長谷川陽子さん(株式会社サンタツ社長)、鈴木久栄さん(鈴木青果有限会社役員)、波積えつ子さん(夢工房はづみん代表)、小泉俊夫さん(株式会社ヨシオ社長)、伊藤裕之さん(株式会社ヨシオ社員)等々。
どなたも各自で試みている事業をアピールしていた。

(11月10日記)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

億萬山七福尊真延寺の土井慈功住職より(その4)

2009年11月09日 | 名所
                 真延寺境内にある七福尊碑

◆恵比寿尊(海の仏で律儀)
  祈願項目・・漁業、商売、交通安全、幼児教育
  唯一の日本の神でイザナギ尊とイザナミ尊の第三子。
  足が弱く蛭子尊で海に流されて成長して恵比寿尊となった。
◆布袋尊(空の仏で度量)
  祈願項目・・新たな産業、天候
  七福尊の中で唯一の十世紀に実在した人物。
  中国の契此禅師で夕空をみて明日の天気を予想。
  さらに未来仏の弥勒菩薩の生まれかわりといわれていた。
◆福禄寿尊(山の仏で度量)
  祈願項目・・家庭生活、結婚(女)
  道家の理想的な人物で仙人である。
  山中に住み不老不死の法を修め神変自在の技術を有する。
  幸福と封禄と長寿を兼ね備えている。
◆寿老人(野原の仏で寿命)
  祈願項目・・健康、病気、長寿
  従者の鹿をいつも連れている。
  中国では鹿は長寿の動物として認識されていて桃源郷に住んでいる。
◆弁財天(川の仏で愛嬌)
  祈願項目・・防災、音楽、芸術、結婚(男)、学問
  七福尊の中で唯一の女神。インドの大河に住む。
  川は多くの自然の恵みを与える。
  せせらぎは美しい音楽である暴れると大きな災害を与える。
◆大黒天(平地の仏で裕福)
  祈願項目・・農業、既存の産業、魔除け
  インドのシバ神で仏教を守護する戦闘の神であった。
  大国主命に習合されて土を掘り起こして農業神として生産の神となった。
◆毘沙門天(遊泳の仏で威光)
  祈願項目・・出産、勝負、受験
  縄張りは持っていない。
  地球上を遊泳して仏教の四天王の多聞天で戦の神である。
  六福尊を守っている。

幸せと福とは大きな相違点がある。幸せは身近に存在する。日常生活の中でありがたい感謝の気持によって培われてゆく。
一方、福は遠方に存在する恵みの豊かさがあって神仏を礼拝することによって招来される。
幸せあって福があり、福あって幸せがある。幸福な人とは人格が形成されていて人にも尊敬されるようになる。
幸せと福がたわむれながら大きな幸福も形成されるらしい。
最後に七福尊と真延寺の花押を本寺の折に紹介する。
        敬白 土井慈功

億萬山七福尊真延寺例大祭のご案内
日時 平成21年11月23日(月) 午前10時開式
場所 億萬山七福尊真延寺 本堂
   茨城県土浦市西真鍋町4-43

(11月9日記)


  
  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

億萬山七福尊真延寺の土井慈功住職より(その3)

2009年11月08日 | 名所
                   真延寺本堂の七福尊

(その3)
七福尊は庶民に慕われる仏であり、室町時代から民間信仰として隆盛になった。七福尊の構成は大徳寺管長になった一休禅師であろうと推測されている。貧困生活の中で一日の無事を願い各家庭に七福尊が祀られていた。

仏教伝来の先発仏は如来、菩薩であった。当時は仏教を修学に学問のある豊かな階級が帰依、無学な農民は仏教に近寄りがたい存在であったが、仏教の教えは万人平等であることから農民にも普及されるようになった。
俗人的な七福尊が家庭を中心に普及され、大きな力になって寺院に祀られるようになった。
旧来の寺院には御本尊があるので七福尊は賓客として諸仏として安置された。
新生の真延寺は七福尊が御本尊になっている得意な寺で珍しい。

我々の存在は、前世、現世、来世の三世があり、祖父母―両親―子の意識の連続性によって時が流れている。すべての仏は御利益を与えるが、七福尊は現世に強く前世、来世に弱い。如来、菩薩は逆に前世、来世の御利益に強い。七福尊は現世利益を生み出す地球を守っている。
七福尊は縄張を持っていて、その特性を簡単に紹介する。
真延寺の七福尊の姿は歌舞音曲の動作をあらわし浄福の歌、七福念仏をとなえ七難即滅七福即生と踊っている。

(11月8日記)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

億萬山七福尊真延寺の土井慈功住職より(その2)

2009年11月07日 | 名所
                   億萬山の額

(その2)
一方、福とは何にか。いつも七福尊に礼拝して問答している。福とは遠い世界にある恵まれた豊かさと認識するようになった。幸せのように身近に存在するものでないらしい。この豊かさを招来させる手段の一つが神仏を礼拝することになっている。

すなわち心を浄化させて今まで見えなかった遠い遠い未来の現象を捕えて現実化させる。この事を瞬時に捕えることもあるが、長年月を要する場合もある。
現実に我々庶民が未来の姿を透視できる手段が礼拝して心を静めて鏡面にすることだ。

浄福するのに七福尊を礼拝して御利益が得られると信じられている。
七福尊は前世、現世、来世の三世の中で現世利益を担う仏である。七福尊は我々と同程度の人格を有し、如来、菩薩とは違う。如来は悟覚した仏、菩薩は準悟覚した仏である。簡単に言うと七福尊は俗人であるが一芸に秀い出た仏である。

人間界では野球選手のイチロー、版画家の棟方志巧などに相当するが、七福尊は常に心が安定しているが、人間はそうではない。心がいつも変動している。礼拝することによって心を安定させて七福尊と同等になって語り合い御利益を受けることになる。
(つづく)

(11月7日記)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

億萬山七福尊真延寺の土井慈功住職より(その1)

2009年11月06日 | 名所
                 真延寺の由来について

真延寺は、名峰筑波山を背景にし、土浦市及び霞ヶ浦を一望に眺める景勝明美の地に立つ。
億萬山七福尊真延寺が正式の名称で、無宗派で常陸七福神霊場。
七体の七福尊があり、そのうちの布袋尊像は永正元年(1504)のもの。
新春に参詣すると七難即滅、七福即生極まりなし・・・

億萬山七福尊真延寺の住職は、土井慈功さん
建設省職員から転身して住職となった。
躰道壮年倶楽部で一緒に活動していたので親しく交流させていただいている。
11月23日に開催する例大祭の案内が届いた。
その中に「七福尊の福と幸せの世界」と題した土井慈功住職の資料が入っていた。
その内容について数回に亘り、掲載していきます。

(その1)
今年の最大の事件は総選挙で政権が交代したことであろう。政治の要諦は国民を幸せにすることだ。しかし国民が幸せになりたいと思ってもなかなか満足する状況にならず、政権交代になってしまった。
幸せは空気のようなもので温風が吹いてくると幸せと思い、寒風が吹いてくると幸せが消えてゆくように思う。

自分の本質が変わらないのに環境の変化によって幸せ度が変わってくるらしい。
あなたは幸せかと尋ねるとほとんどの人が幸せと応える。所詮格差が拡大、犯罪も自殺も多くなり、家庭が崩壊していて自分を不幸と認める人もいるのであろうが
自分を不幸と認めたくない人もいて自分を惨めと自覚するとますます慙愧に耐えられなくなってしまうからだ。他人はあの方は不幸な生い立ちと思っていても、当人はそう思わない。思いたくない。

刑務所に服役している犯罪者は幸せについてどのように思っているのか。彼等だって幸せになろうと思っているに違いない。
どの様な人間でも一縷の希望を持っていないと生きてゆけない。幸せの根源(芽)を万人が所有している。だから努力して幸せの芽を発芽させて開花させるのだから自分を不幸と思いたくない。

幸せは遠くにあるのではなく身近なところに漂っている。粗末な食事であっても本人がありがたい感謝の気持で幸せと思っているとしたら、他人がその食事が不味いと疑問を持っていても彼等から幸せを奪取することが出来ない。幸せの有無は本人の専決事項であって誰からも侵犯されない聖域である。

何かの事件で暗黒の中に落ち込み解決策を見出すことが出来ない状況であっても希望を失ってしまうと破暗できない。どのような状況でも神仏は一条の光を射している。我々はこの一条の光を見い出せず苦悩する。一条の光の存在を確信して暗黒の世界から脱出することが可能だ。一条の光のように幸せの芽を所持しているので不幸の状況でも幸せは身近にあるので幸せを握むために自分を幸せと思うのが好都合である。
(つづく)

(11月6日記)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

斎藤登氏に生涯スポーツ功労者表彰

2009年11月05日 | 躰道
          生涯スポーツ功労者表彰を授与された斎藤登八段範士

躰道の高弟の一人に斎藤登八段範士がいます。
青森県で躰道の指導者として長年尽力をしてきた斎藤登範士は、会員たちからとても慕われている。
仕事は、リンゴ農園を経営している。
毎年4月に弘前市で開催される「さくら祭り躰道大会」の発案者でもあります。

その斎藤登範士が、この度文部科学大臣から「生涯スポーツ功労者」として表彰された。
その受賞理由は「躰道の普及や青少年の健全育成、選手、指導者の育成に多大に貢献したことによる」もの。
10月12日の「体育の日」に文部科学大臣より授賞された。

この授賞については、11月1日に開催された全日本躰道選手権大会の席上で紹介披露された。
参加選手や関係者から大きな拍手で祝福された。

斎藤登八段範士の益々の活躍を祈念しています。

(11月5日記)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

壮年法形競技出場の阿部浩子選手

2009年11月04日 | 躰道
              壮年法形競技に出場した阿部浩子選手

全日本躰道選手権大会の開会式後の競技は、壮年法形競技から開始された。
1、2回戦は勢命の法形の前半。最近は選手の実力も拮抗してきている。
今回山形県から出場した阿部浩子選手。家族の全員が躰道に関わっている。
次女の阿部直選手は東京国際大学4年生で今年は世界大会にも出場した。各種大会での優勝、入賞記録も数多く実績を積み重ねている。

阿部浩子選手は、建築資材の会社を経営している。繁忙日である月末の31日の仕事を終えて深夜高速バスを利用して、一人で酒田から乗車して早朝に東京に到着をした。
そんな状態でも朝一番の競技に元気に出場していた。
一回戦は愛知県の浅岡選手、二回戦は埼玉県の高橋選手と対戦して勝ち上がっていった。三回戦からは活命の法形で挑んで埼玉県の芝波田選手と対戦して惜敗。三位決定戦では、埼玉県の浜崎選手と争って2対1の判定で惜しくも4位となった。
母親の元気な姿を見て、娘の直選手と団体実戦競技出場の弟も頑張っていた。
躰道競技における母子選手の素晴らしいモデルケースといえよう。

(11月4日記)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

全日本躰道選手権大会

2009年11月03日 | 躰道
               選手宣誓する丹野喜美男選手

第43回全日本躰道選手権大会が11月1日BumB東京スポーツ文化館にて開催された。
中村正弘大会会長は、「2009年の総決算となる大会には、全国各地で選抜された選手たちが一堂に会して競技する唯一の選手権大会です。創始者である祝嶺正献宗家は、この選手権大会は年間のチャンピオンを決定する大会である。その覇者には栄誉ある栄光の記録が残される。競技をする中で重要なポイントが、3つの間合いの取り方であると述べていた。①時間的な間合い(動前の虚、動後の虚)、②空間的な間合い(有効間合、限度間合)、③精神的な間合い(心理的、戦略的間合)であり、躰道における完全防御の所作は3つの間合いの使い方である。
選手の皆さんには、充実感、満足感のある競技をしてくれることを望みます」
と挨拶があった。

宮城県選出の丹野喜美男選手が選手宣誓を行った。
丹野喜美男選手は、宮城県で指導者としても活躍しており多くの会員を育成している。社会人大会の審判員も務めている有能な会員であるが、全日本選手権大会では、現役の選手として出場している。性格は明るく、会員からも信頼されている指導者である。
そして志摩制基八段範士の教えを忠実に推進している指導者である。
志摩制基範士は、祝嶺正献最高師範の諭す躰道の理念を自己の実践活動に生かしている数少ない指導者である。何といっても会員たちから慕われる模範的な指導者である。そのような志摩制基範士から事理一体の教育を受けて精進している丹野喜美男選手は選手権大会の選手代表として選手宣誓をする最も相応しい選手であります。

(11月3日記)
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

海鮮丼が500円

2009年11月02日 | 日記
             500円の海鮮丼(日本海庄や)

LABI日本総本店の7Fは、ラビイケブクロダイニングとしてレストラン街となっている。
ご家族、お友達、みんなで楽しめる9店舗の美味しい空間として、韓国料理、寿司屋、魚介類中心の店、串揚げ屋、しゃぶしゃぶ、パスタ、中華料理店などが開店した。
どの店もオープン記念価格で客を集めている。

日本海庄やでは、「海鮮丼」を500円で提供していた。
昼時は、中年の婦人を中心に長蛇の列となっていた。
約30分並んで店に入った。
海鮮丼は500円と安い。
はまち、かつお、まぐろ、白身、雲丹、海老、鮭、タコ、イクラ、ホタテがご飯の上に乗っていた。切り身はどれも2切れずつ。そして味噌汁付き。
ワンコインでこんな美味しい海鮮丼を食べられるとは思わなかった。
レストラン街に直行して食事を摂るのも楽しみである。

(11月2日記)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

劇団若獅子「籠釣瓶 吉原百人斬り」観劇

2009年11月01日 | 芸能
             舞台から挨拶をする笠原章代表(浅草公会堂)

劇団若獅子錦秋公演「籠釣瓶 吉原百人斬り」を観劇してきた。
「籠釣瓶花街酔醒」より、さとうしょうが脚本と演出を担当。
文化庁芸術祭参加公演と銘打っての公演。浅草公会堂の初日の会場には多くの審査員たちが前列で観劇していた。
「籠釣瓶 吉原百人斬り」は、歌舞伎で何回も上演されてきた。その後も新派、新国劇でも上演された。
「吉原百人斬り」は、実話であるとのこと。野州(栃木県)の百姓佐野次郎左衛門が江戸の吉原で起こした凶行。即死者38人、けが人90余人と伝えられる大事件であった。

笠原章は、次郎左衛門と新三郎の二役。早代わりも見どころ。
玉鶴・八ツ橋太夫を演ずるのは、仁科仁美。吉原の遊女役を一生懸命に演じている。仁科仁美の母親である仁科亜季子が、和服姿で開場前のロビーでスタッフの人に気を遣っている姿があった。娘の芝居がとても気になるようだ。出演者宛の花束も多く贈呈していた。二階席の一番前列で観劇をしていた。仁科亜季子は劇団若獅子の出演もあり、また次回作品「丹下左膳」の出演も決まっている。

脇役もしっかりと芝居を固めている。
ベテランの淡路恵子は兵庫屋の遣手。光本幸子は立花屋の女将。中田博久は兵庫屋の主人。

佐野屋の番頭・彦六(森田優一)と佐野屋の中働き・おみや(根本亜季絵)の結婚話は微笑ましい。
最後の立ち回りは圧巻である。劇団若獅子のお得意とする殺陣である。次郎左衛門の刀・籠釣瓶が相手の体にバシッ!バシッ!と音を立てて決めていく。
アンコール出演の出方も今までと異なってアレンジをしてあった。
出演者の役どころに合わせて形を表現していた。
笠原章代表の挨拶も熱意を帯びて、顔は汗びっしょりであった。

その後、同行観劇をした田邑陽一さんと一緒に楽屋の笠原章さんを訪問した。
劇団若獅子の今公演は、3日まで浅草公会堂、7日は秋田康楽館、8日は岩手前沢ふれあいセンターを回り千秋楽となる。

(11月1日記)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする