週明け月曜日。
大型台風10号による気圧変動のせいか、ここのところ落ち着いていた胸部の圧痛がまた頭を擡げている。胸部に重く厚い鉄板を押し付けられるような痛み。やっぱり治ったわけではなかったのだなぁ、とちょっとしょんぼり。
夫は、突然ざーっと降ってくる雨にもめげず、駅まで電動自転車で出かけた。私が家を出る時はかなりの本降りで、いつもの日傘を持つのは諦めて大きな傘を差して歩いた。それにしても蒸し暑い。
午前中お天気はずっと不安定で、降ったりやんだり。今日は昼当番だったので一時間遅れの昼食。もうお腹がぺこぺこで胃が痛むほどだった。おかずが苦手な物だったのでお弁当は注文せず、外に出ることに。雨が酷かったら生協で何か買って済ませようかと思ったけれど、幸い出かけた時は往復とも雨がやんでいたので助かった。
駅前の食堂まで出向いてしっかりランチセットを完食出来た。職場に来ると、家にいるのに比べて運動量が俄然増えるのだろう、とにかくお腹が空いてたまらない。
相変わらず足の指先・足裏から腿の上まで両足がびりびりじりじりと痺れ、微細な感覚が殆どない。これほど長い期間痺れが続くと、もはや”痺れていない”という普通の状態が一体どんなだったのか、わからなくなっている。本当に不快だ。いつになったら治るのか。
10㎎に増やしたタリージェが効いてくれるようになることを信じたいけれど、このまま生きている限りずっとこの状態が続くのか。考えても仕方ないけれど、だんだん滅入ってくる。
我ながら本当に勝手なもので、何かひとつの不調がクリアされるか緩和されるー例えば吐き気が軽減されるーと、何かひとつ、例えばー痺れーが気になり始めるわけで。
いたちごっこに違いないのだけれど、一度でいいからどこも痛くない日、どこも不調じゃない日があればいいなとしみじみ思う。まあアラ還の身、そうは問屋が卸さないのだろう。
仕事を終えてまだ元気だったら、行けるうちに行っておこうかとヨガベーシックのIさんのクラスを予約していたけれど、胸痛が退かないし、曲がりなりにも一日仕事をしたらもう十分以上に疲れてしまい、キャンセルしてすごすごと帰宅した。
それにしても7月の治療変更以降、見事にスタジオに行けない。月に片手程度行けているのかどうかのレベル。家でyou tubeでも活用してやればよいのだけれど、なかなかどうして・・・。
さて、3クール終わったところで、エンハーツの主な副作用(本剤が投与された184例(日本人30例を含む)治験結果による)と私の場合、をまとめておきたい。
〇悪心140例(76.1%)→該当。
イメンド、アロキシ、デキサート、デカドロンと内服、点滴で最強の吐き気止めタッグを組んで予防しているけれど、しっかり出現。長く続き、なかなかスッキリしない。
〇脱毛症85例(46.2%)→該当。
タキサンやECのように、初回投与で即かつらにはなるほどのものではないけれど、3週間に一度のタイミングで1週間から10日の間、はらはらと抜け続けている。
〇疲労81例(44.0%)→該当。
これまでの抗がん剤で経験したことのある倦怠感というよりも、疲労そのもの。本当に何をしてもとんでもなく疲れてしまい、なかなか起き上がれない。すぐに横になりたくなっていつのまにかウトウトウトウト眠ってしまう。
〇嘔吐78例(42.4%)→今のところ非該当。
嘔吐なし(制吐剤の効果)
〇好中球数減少55例(29.9%)→該当。
投与3週間後投与下限1,000ギリギリまで戻るも減少していることには変わりない。
〇食欲減退52例(28.3%)→該当。
生唾が長く続き、味覚異常もある。結果、食欲不振は投与後すぐに始まり、1週間から10日ほど延々と続く。
〇貧血及び下痢各40例(21.7%)→該当。
酷い貧血というわけではないけれど、12は割らなかったヘモグロビンが11あるかないか。下痢はここのところ酷くなってはいない(コデインの便秘の副作用とうまく緩和出来ているらしい。)が、常に腹痛はあり、お腹がなかなか安定しないのは事実。
ということで、今回も嘔吐を除けば、5人に一人以上に出現するものは全て総花的に引き受けているようである。
とりあえず明日は在宅勤務である。