ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2020.9.29-30 エンハーツ4クール目減量初回投与後13日目、2週間後のこと ようやく本調子に近づく

2020-09-30 21:56:05 | 日記

 火曜日。金曜日の在宅勤務と土日、夏休み明けの5日ぶりの出勤だった。前日買ったばかりのワンピースに薄めのジャケットを羽織って出かけたが、思いのほか風が強く、陽射しもなく体感温度は低めだった。
 午前中は口を利くことも出来ないくらいあれやこれやと仕事があり、お手洗いにも立たず、気づけばお昼休みだった。久しぶりに一番近いカフェに行こうと構内を出たところで、かつて一緒に働いたことのある後輩にばったり。「ソーシャルディスタンスを保ちながらご一緒していいですか?」と問われ、快諾した。どなたかとお昼を共にするということからすっかり遠ざかっているので、新鮮である。

 いつものようにピクルス多めのホットドッグと蜂蜜トッピングのカフェラテを注文。斜め向かいに座り、お互いとにかく静かに素早く食事を終える。最小限一言二言話す程度で、マスクをしてから若干お喋り。声が聴こえ辛いし、いちいち聞き直すのもなんだし、これではなかなかリラックスは出来ないなぁと思う。とはいえ、ぱぱっと食事を済ませて一人でウインドウショッピングをするより気分転換になったかも。

 午後も順調に仕事をさばけた。10月とともに後期が始まり、少しずつ学生たちが構内に戻って来ることになる。1日集中して働いたら思ったよりもがっくり疲れて、帰宅後にヨガスタジオに行くなどという野望は脆くも崩れ去り、すごすごと帰宅した。
 それでも夕食の支度を整えて夫を待てたのだから、まあ合格点だろう。治療から13日が経過し、まあ普通に働けて簡単なものだけれど食事の支度まですることが出来る、という回復状況だ。とはいえ、8時間働いた後、ヨガスタジオに行くまでの体力は残っていない、といったところ。だからまだ本調子とはいえない。

 食後はソファに一体化して溜まったドラマを視たけれど、気づけばタリージェの眠気のお陰でウトウト。起きたらなんとなく口さみしくて、夫がお茶を飲むというので付き合ってから入浴。シャンプー後の抜け毛に辟易しつつ休んだ。
 
 長月晦日の水曜日。在宅勤務だ。外は秋晴れの青空が広がるいいお天気。早速洗濯機を廻す。夫を送り出してからベランダ一杯に洗濯物を干す。空気が爽やかで気持ち良い。
 昼休みにはすっかり乾いて、畳んでしまうところまで終了。夕方ポストを覗く以外一歩も外に出ないという在宅勤務日の過ごし方にも随分慣れたとはいえ、やはりあまり健康的ではないな、とちょっとバランスボールに乗ったりする。

 一日働いた後は、予約した美容院に向かった。出勤の時は既にかつらを被っているので、美容院でブローセットしてもらったところでなんだかもったいないなぁ、だ。けれど、頭頂部以外の髪の毛は殆ど抜けず、順調に伸びているので、それをカットしてもらわないとかつらからはみ出してあまりよろしくない。事情を話して奥に衝立を立ててプライベートスペースを作って頂き、かつらを外す。

 先にカットして整えて頂いてからシャンプー台へ。普段は人様にシャンプーしてもらえると気持ち良いのに、今日は頭頂部がヒリヒリと痛み、「少し緩くお願いします。」とリクエストした。せっかくブローで整えてもらったのに、直ぐにかつらを被って申し訳ない感じ。
 次回は脱毛の進行状況を見ながらまたお世話になるかどうか、ちょっとペンディングにしたかったけれど、キャンセルして頂いてOKとのこと、ひとまずまた1か月半後に約は要れて美容院を後にした。

 夫と合流して予約していたイタリアンレストランで夕食を摂り、帰宅した。レストランはかなりの混雑で、会食のグループも沢山。かなり賑やかだった。もう皆さん宴会自粛は終了なのだろうか。我が家はまだ家族以外との食事は解禁していないのだけれど。

 さて、先週あれほど酷い下痢に見舞われたお腹の調子のこと。ようやく落ち着き、薬を飲まずして普通便になった。食欲もすっかり戻っている。とはいえ、空腹だとすぐに胃が痛むし、なんとなくいつも胃が重たく、その場所を主張している感じ。

 胃液が逆流して気持ち悪さを感じることもある。まあ、ろくに食べられなかったりいきなり欠食児童の如く沢山食べたり、ここ数か月の間、胃にはかなり負担をかけているのだろう。ロキソニン等胃に負担のある薬は減らし、今飲んでいるのは整腸剤のミヤBMと痛み止めのコデイン、痺れ止めのタリージェのみであるのだけれど。
コメント
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