ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2020.9.18 エンハーツ4クール目減量初回投与翌々日のこと 何となくだるくて熱っぽい

2020-09-18 22:10:55 | 日記
 昨夜は気持ち悪さで食欲が殆どなく、さすがに何も食べないわけには、とかなり遅くなってから滅茶苦茶な組み合わせに苦笑しつつ、チンする焼き餃子とフリーズドライの酸辣湯スープにミニクロワッサン、朝残していたフルーツだけなんとか頂いた。書いてみると本当にとんでもない夕食だけれど、とにかく喉を通りそうなもの、である。朝ハムサラダを作っておいたけれど、食べられなかった。

 ソファに一体化したままダラダラと録画したドラマをウトウト視続ける。ステロイドのせいで顔がぼーっと腫れている感じで熱っぽい。眠くならない。結局日付が変わってしまってからの就寝。そしてベッドでも1時間近く眠れず。

 3週間してまた3クール目投与による脱毛のタイミングなのか、頭に触れると抜け毛が手のひらに付く。大量ではないけれど、数本くらいはらはらと付く。シャンプーをする時が一番酷い。濡れた髪の毛をきしませるのは弱った髪の毛にとって本当にダメージなのだなと思う。シャンプーで結構抜けたし、もう抜けないかな、と思っても、タオルドライやブラッシングでも数本から単位で付いている。

 ソファで寝転んでいる時に使っているクッションや、起床時の枕に置いたタオルにも数本付く。とはいえ3回にわたりこんなに抜けているのに、まだカツラ必須という状況にならないのだから、人間の髪の毛って本当に沢山生えているのだと思う。2008年、2012年、2019年と過去3回の脱毛はとにかく初回でいきなり一気だったな、と改めて思い出す。

 食事の量が少ないと水分も連動して少ないのだろう。夜中にお手洗いに起きず。5時間ほど連続して眠れた感じ。それでも目覚めるとやはり気持ちが悪くてがっくりする。天井が回っていてふらふらする。食事を摂る前にウサギさん状のコロコロ便を排出出来た。スッキリはしないし相変わらずお腹はモタモタと気持ち悪いけれど、全く開通していないよりずっとましだ。体温は6度台なのになんだか熱っぽく感じるのもデカドロンのせいか。

 今日は有難いことに在宅勤務。一日家にいられるから、マスクもお化粧もストッキングもなし。今日はまた暑さがぶり返す夏日の予報だけれど、暑い中坂道を往復する必要もないのが本当に助かる。朝のヨガは瞑想のみ。

 今朝も青汁はパス。メープルロールパンをやっと1個とりんご一かけ、シャインマスカットを一粒、ピンクグレープフルーツを2房。昨日夫に頼んで買ってきてもらったグレープフルーツジュースと、バナナスムージーにバニラティーを摂れた。ヨーグルトやプルーンゼリー等も食卓に乗せたけれど、そのまま冷蔵庫に戻した。食後の薬は今朝もイメンド80㎎、デカドロン4㎎、ミヤBM錠、コデインの4種類。

 長く飲み続けた漢方2種とビタノイリンを止めて早くも3週間余り。痺れは、あまり変わらず。おまじないのように随分飲み続けてしまったことだが、これも結果論。止めて酷くなったら、という心配だけで飲んでいたのだと思う。夜のタリージェを10㎎の倍量にして、痛みが軽減されかといえば、こちらも今のところ殆ど変化はなし。けれど内服後は眠気が一層酷くなっている。とはいえ、薬が少なくなって本当に管理も内服もとても楽になった。

 アルコール消毒や手を洗うタイミングが増えているせいか、指先の色素沈着やささくれが気になる。その都度保湿のためのヒルドイドローション塗布は欠かせないし、手袋は手放せない。足の爪の状態も相変わらずだし、足裏は赤くテカテカしていて長く歩くとやはり痛む。

 体重計に乗るとカラダ年齢は27歳。昨日と同じだった。骨格筋率が増え、体脂肪率が減っているせいだろう。自分でも脱いだ衣類の汗の匂いが気になる。投与後はいつもそうだが、普段は気が付かない自分の匂いにちょっと滅入る。

 午前中の仕事を終える。空腹だが、生唾が出て、どうにもこうにも食欲が湧かない。結局、昼休みはゴロゴロして過ごし、昼食は抜き。さすがに空腹で胃が痛くなり夕方フルーツゼリーとヤクルトを頂き、ミヤBMだけ飲んでコデインを抜いてみた。
 
 ということで、なんとか今日の業務は無事終了。毎度のように夕方郵便を取りに階下に降りる以外は一歩も外に出なかった。足が萎えるなぁ。

 夫が帰ってくるまで食事の支度は出来ず、ソファで一体化。蒸し暑くてだるい。お友達から頂いてきたというお土産のうどんを茹でて、ざるうどんにして半分ほど頂いた。生唾が、どうしてこんなに出るのだろうと思うくらい。それでもだし巻き卵を2切れと冷凍のチーズメンチを1つと、昨日用意して食べられなかったハムサラダが摂れた。ひとまず食事らしい食事だといえるだろう。

 明日からの体調はどうなるだろう。今のところ8割に減量したのだから、という気持ちもあるのかなんとなくきつくないような感じがしているが、だるさと気持ち悪さは否めない。身体がエンハーツにだんだん慣れてきてくれればよいのだけれど。結果を急ぎ過ぎか。

 一昨日化学療法室の看護師さんからしみじみ、「確かに吐き気や疲労感等の副作用は辛いのだろうけれど、私たちは○○さんが間質性肺炎や好中球減少の感染症等で緊急入院してくるのではないかと一番心配していたのです。それだけがなくて本当に良かった。」と言って頂いた。
 本当にそうだ。そうならずにぎりぎりのところで踏ん張ってくれた自分の身体を労うとともに、少し褒めてあげていいのだろう。

 明日からの3日間はお天気が悪いという。けれど、この体調ではいっそそれが有難い。すっかりお籠りの予定だから。そして明朝からは、楽しみにしていたSさんのヨーガスートラのオンラインの学びがいよいよ始まる。オンラインだからこそ、参加出来る。楽しみなことである。
コメント (2)
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