日本の人口はどんどん減っていく
田舎の人口もおなじくどんどん減っていく
労働人口が減り 商店はお客が減っていく
われわれ飲食業も口数が減っていくので苦しくなる一方
流動的に顧客がある都会は一定レベルに達した店はブレークする
一方田舎では優良店となっても地元人口という枠以上に伸びない
だが新幹線が開通し 金沢2時間半 富山2時間ともなれば
もはや田舎都市といえ観光集客力があれば 東京圏といえるだろう
上越新幹線開業時の新潟市とは比較にならない巨大な北陸観光圏だ
田舎と都会の距離が縮み 田舎に都会の人間が流れ込む
それどころか外国人旅行者も増加している
田舎者もはにかんでばかりいられない
商業施設の都会化と、国際化は避けて通れず
それができない施設は淘汰される時代がそこまで来ている
人材の地方流失も始まるだろう
これからは地域ではなく、企業の優位性が勝負になっていく
地方の客がみんな都会に流れる、人材も流れると田舎の人間は危惧する
しかし都会であれ田舎であれ
動かないところには人は集まらず 動くところに人が集まるのは同じだ
土俵が大きくなったのだ
同時に力士も多くなったわけで 土俵に入りきらない力士は敗れ去るのみ
田舎で都会客を吸収して 都会で遊ぶか
都会で会社を大きくするか
選択できる時代が新幹線と共にやってくる