神様がくれた休日 (ホッとしたい時間)


神様がくれた素晴らしい人生(yottin blog)

上杉謙信ワンサイドゲーム イン 川中島

2015年03月28日 19時40分29秒 | 日本史

長野市街の南部を流れる犀川、これより西は小諸、上田方面からの千曲川に合し

新潟県に入って信濃川と名を変える。

犀川と千曲川が合流するあたり、川中島と称する場所で450年ほど前に、越後春日山の上杉謙信(長尾政虎)軍と

甲州、信濃を治める武田信玄軍が激戦を行った

いずれも、後に天下をほぼ手中にする魔王織田信長が一目も二目も置いた戦国時代最強の

龍虎、大鵬/柏戸戦、栃錦/若乃花戦に匹敵する名勝負。

 

今日は武田方の最前線、海津城跡の本丸跡に立ち、思いをはせる。

北側右奥には、謙信と信玄が切り合った八幡原、左手奥には信玄が最初陣取った茶臼山

西には「鞭声粛粛夜河を渡る」の雨宮の渡し、後方南には敵中深く謙信が陣取った妻女山

 

中世の犀川はこの広い平地を気ままに流れていたのでしょう、今よりはるかに広い川幅

海津城というくらいだから、城のすぐ近くまで天然堀のように川が流れていたのでは?

沼地もあったりで兵が3000も詰めれば1万くらいの攻城軍では容易に落ちまい。

 

謙信は、茶臼山の信玄はいつもの如く戦意なしと見て、海津城を横目に見て、敵方の陣地深く入り込み妻女山に上がった、これで謙信は自ら退路を無くし、信玄も甲州への退路が謙信に塞がれそうな状況になる、これでは一戦交えるしかあるまい。

だが信玄は数的に優位だから少しもあわてない、一方神憑りの謙信は数より気魄で戦う武将だからいっこうに数の差を不利などと考えていない。

いつも巧みにかわす信玄と今日こそ決着をつけてやると思っての深入りだ

 

妻女山に登ってみた、今は車で簡単に行ける

謙信がいたあたりには御堂があった。山は行動が不便だと思ったが、意外と道が縦横に張り巡らされている、今のように車などないから人さえ通れば、けもの道でもいざというときは

抜け道になる、しかも行動は平地から見えず、隠密裏に事は運ぶ。

それは信玄も謙信も知っているから、互いに行動を起こした、だが謙信の方が一歩先に行動を起こした、情報スピードの差だったのか、これで信玄は未曽有の危機に陥る。

 

甲越軍記、烈戦功記などでは通説になっている前半は越後勢勝利、後半は甲州勢勝利で川中島から越後勢を追い払った甲州勢の総合勝利ということで、越後勢の混乱敗走をこれでもかと書きまくっている。

 

・・・が、上杉家御年譜では越後勢が息をもつかせず一気加勢に信玄を追いたて、御幣川で

越後の武将、荒川伊豆守が信玄に三太刀あびせて浅傷を負わせ、信玄は雨宮の渡しから蔵品谷というところまで逃げ延びていったとある。

甲州勢は僅かを残し、打ち取られ、捕縛され、あるいは溺死したということで、こちらは越後勢がほぼ99対1くらいの勝利を収めている。

 

海津城本丸よりアルプス展望

  


自然界の厳しさ

2015年03月23日 10時04分35秒 | 花鳥と昆虫・爬虫類・魚

秋に我が家の庭に発生した緑の虫、アゲハチョウの幼虫はおよそ15匹以上

それが2~3日うちに葉を食い尽くすとすべて姿を消した

どうしたのか、鳥に食べられたのかと心配していたら

数日後、周辺の様々な場所でサナギになっているのを発見

その数は7匹で、約半数に減っていた

木から一番遠いところで5mくらい

それから厳しい冬になり、12月の大雪、1月の暴風雪、着雪

2月中旬から雪が消えた時には・・・

現在、確認できたのは3匹だけ、あとは暴風や雪に耐えられず死んでしまったのか

4月には孵化すると書いてあったが

超になった途端、鳥が飛んできてパクッということも十分考えられる

家の周りには腹を減らした鳥たちが山ほど飛び回っている

はたして3匹のうち無事産卵できるのは何匹だろうか?


カモメとイルカのホタルイカ争奪バトル

2015年03月17日 17時55分43秒 | 花鳥と昆虫・爬虫類・魚

昨日から北陸新幹線開業に合わせて

ホタルイカの群れが富山湾にやってきた

午後5時過ぎ カモメが数百羽乱舞して

あるいは海に浮いて、ホタルイカ漁を始めた

沖合から約50匹以上のイルカが集まってきた

カモメの群れの中に割り込んでいく

背びれを立てて、シャチともサメとも思える姿

曲芸のように海中から海上へ数メートルもジャンプしながら

やってくる元気よしもいる

およそ30分の騒ぎ イベントは終了した

   


東京・そしてJRの親切

2015年03月16日 11時58分05秒 | 旅行 関東.東海

東京の宿は竹芝に、時間を持て余し近くの「浜離宮」を見に

以前「ライオンキング」を見に来た「四季劇場」をぐるりとまいて

今日も出し物の一つは「ライオンキング」だった

浜離宮では今、梅と菜の花が盛り、同じ木に紅白の梅が咲いているのがあって

不思議だった

鳥が菜の花をついばんでいる

最初1羽だけだったのが、次々に集まって最後は10羽ほどになった

   

名物の松の隣では傘回しの曲芸が行われて、外国人がカメラを構えていた

この日14日、東京駅に着くと「乗車券を記念にお持ち帰りしたいお客様はこちらから」

と端の通路を開放、なかなか粋なはからい。

 

翌日はゆりかもめで新橋まで行き

持っていた帰りの乗車券でJRに入る

そして考えた、もしかして昔の周遊きっぷとは違うのでは?という疑問

このまま改札の機械に入れたら出てこないのでは

それでは高価な切符を都内の数区間で失うわけだ

とりあえず東京駅に行って、荷物をロッカーに入れ、そこから乗り継ぎで

目的の駅へ進んだ

改札機に入れる前に駅員さんに聞いてみることに

「これで新橋からきたんだけど、まずかった?」

切符を一瞥してから「まずいですね、出れば無効になります」

「北陸新幹線でここまで帰るんだけど、今なくなると困る、昔の周遊券の

気で入ってしまった」

すると「わかりました新橋からの料金をいただきます、帰りもここで切符を

見せて入場してください」そう言って、同僚にも伝えた

おかげで用事をたして無事、田舎に帰ってくることができた

JRの駅員もずいぶんソフトで親切になった、外国人が絶賛するのもわかる

東京駅でもロッカーの開け方を間違えて問い合わせしたが

すぐに教えてもらって簡単に解決した

 

 


3月14日開業 北陸新幹線に乗ってみた

2015年03月15日 17時37分05秒 | 旅行 関東.東海

ちょうど北陸新幹線開業日と姪の結婚式が重なった

とてもとれないと思っていた乗車券が簡単にとれた

各駅型の「はくたか」2番列車、東京行き

速達型「かがやき」が「はくたか」待ちのホームを駆け抜けた

ロケットが時速250kmで飛び込んでくるような威圧感「すごい!」

さて「はくたか」入場、トップのブルーは強烈な印象だが

サイドのエンジはまったく意識していなかったので新鮮だ

車内は、通路の狭さが気になった、車内販売が来ると人が歩けない

だから、駅停車毎に販売さんはデッキに待避するから

なかなか販売が進まない

一車両抜けるのに、三回駅停車があった

コーヒーの売れ行きがよく、程なく売り切れごめんに

さすが初日だけにハプニング続出

車内販売の機器が故障して領収レシートが出ない

何があったのか、車掌が真顔で通路を走り回る

初日のご愛敬というもの

車掌が3人もつぎつぎ登場するのも面白かった

幅は狭いが前は広い、足を伸ばしても届かない位だ

各席毎にコンセント差し込み装備、テーブルも広く

パソコンが置ける

何より、揺れがほとんど無く快適だ

長野で西日本から東日本に交代

10分停車には驚いた、後発の「かがやき」を先行させるためだ

すぐ隣のホームに「かがやき」が停車、次はここで乗り換えもありか

東京-長野間、「かがやき」が20分速い

追い越されてすこし悔しい気分

「かがやき」が出たら、その向こうに長野-東京間だけの

「あさま」が停まっていた

翌日の今日は帰途、「はくたか」は同じだが

今日のは快速型で、昨日より30分速く到着した

14日はほぼ満席、今日は7分くらいの乗車率

東京は当然だが、上越妙高駅から大勢乗ってきたのには

驚いた、是非「かがやき」を停車させたい現れかも