いよいよ春真っ盛り 昼寝には良い季節になりましたねえ
Pねこもぐっすり、おねんね
製造部の店舗の玄関の戸を全て開けていたら、燕が二匹入ってきた
巣作りの場所を一生懸命探している最中なのだ
最近の家はセキュリティ第一でぴっしりとドアが閉じているから
ローカルな地域でもなかなか燕が巣をかける場所が無くなった
可哀想だけど、食品を扱う店でもあるし、しまっている時間も長いので
戸を再び閉めて、入ってこられない様にした
昔ほどネコが外をうろつくことも無くなったから安全度は増えただろうが
場所が無いのが気の毒だ
外だとカラスなんかも多いからやはり家の中が良いんだろうな
昔、外国の何かの童話で、燕が温かい南国に渡らないで雪を被って死んでしまう
物語があった、王子様の銅像か何かに義理を果たすみたいな話しだったと思う
ああいうのは悲しいね、それがか弱い燕というのがよけいに泣ける
笑うと福が来ると言うけれど、こうした優しさの涙を流すのはどうなんだろうか
巣作りの場所がなかなか見つからない燕の夫婦というのも泣けてくる
燕というのは自然界の鳥の中では人間に最も近づく鳥だ
人間との信頼感が無ければこうはならないよね
外国で渡りのハチドリの群れに水だか砂糖水だかを用意して力づけている人を
テレビで見たことがある、その数はとんでもないほどの群れで
次から次へと飛んでくる、ここを中継基地にしてまた遠い飛行が始まる
こんな小さな鳥でも、こうした人間の好意を信じてやってくる
鳥でも人でも優しさは通じる様だ
4月に入って忙しい日々が続いている
それで昨日は料理人を半日休ませて、昼のレストランを担当した
支配人が「社長は今日いないの」って言ってる女性客が来てますよ
と調理場の私に伝えた
一人で切り盛りしているので、とても顔を見に行ってなんかいられない
30分くらい経って、一段落してレストランの方へ行ったら
ロビーで手を上げている背の高い女性・・・逆光で顔がよく見えない
近づいても??
「T子です、お久しぶりです」
ああ!T子ちゃんだ、彼女は40才くらいで、去年まで馴染みのスナックでパートで
働いていたんだ
中国南部の風光明媚な山岳地帯出身で、今は日本人と結婚して帰化した
初めて会ったときに強烈な印象があった
国家イデオロギーの違いで、最初から衝突
非常に不快な女だと思った 同時に初めて見た本土の中国人だったから
中国人というのは気が強い人種なんだなあと思った
台湾で会った僅かな人たちは穏やかだったから、よけいにそう思った
その店には、その後1年くらい足が遠ざかってしまった
あるとき同業者団体の二次会でこの店に行ったら、たまたまT子が隣に座った
「初めまして」と言った 知らん顔をして「ワンシャンハ~オ」と言ったらびっくりした顔
面白かった、まったく一年前の私を覚えていない
それでこっちも初対面の気持ちで政治問題に触れない様に話していた
彼女の故郷の写真をスマホで見せてくれたりして、今回は和やかに進んだ
それからは悪い気もしなかったので、以前の様にこの店には月一くらいで行く様になった
この店のマスターとも親しい間柄なので彼も喜んでいる
去年のクリスマスにジャマイカンファミリーをつれてこの店で飲んだとき、T子はいなかった
マスターに聞いたら「本業が忙しくなって、この店はやめたんだ」ということだ
それ以来、一度も顔を見なかったが、昨日突然友達と食事に見えたのだった
今は老人介護の仕事でそれなりの担当をしているんだと、まっすぐな性格だから会社にとっては
ありがたい存在なのだろう。
こうして食事に来てくれるのも、あの店で会ったからだろう、これが法要や宴会に拡大する
こともある、相手がどんな職業であれ常に尊敬してつきあわなければいけないと思った。
「お百姓さんありがとう」と言ってからご飯を食べなさい
なんて言われた時期もあったけど、お百姓さんという呼び方も無くなったね
「おい百姓!」「おい魚屋!」なんて言われると「おまえは何様だ!」って反発する
農業のやり方も、イメージも随分と変わった、泥だらけの田んぼに腰まで埋まって
田植えをする農業は無くなって、今は機械でGW農業
整備された広い田んぼで無ければ採算が合わなくなって、小さな田んぼだけでは
やる価値が無くなった。
農業も集約化だ、より大きな農家が小さな田んぼをどんどん買い集めて企業化していく
100町歩、200町歩と広げていく
知り合いの富山の農家の先輩も5年くらい前は50町歩と言っていたのに、去年会ったら
100町歩になったよ、と言っていた
我が町では、そんな大きな田んぼ持ちはいない、せいぜい10町歩???
そんないあるかなあ?
ともあれ、夕方住宅街の中でも、まだ田んぼが残っている集落に用事で行ったら
水を満々とたたえた池の様な田んぼに出会った
思わず一枚、田舎の風景、日本の原風景、「日本人はこの景色だよな」と言っても
魚屋も農家もどんどん減って、跡継ぎがいなくなっているのが現実
3Kと呼ばれた仕事は確実に滅ぼうとしている、それが日本を支えてきたのだけれど
「蟻の仕事を嫌って、キリギリスばかりになった日本」これからどうなっていくのかな
Gooブログを始めて2年半が過ぎたが、内容を見直せば結構愚痴やら批判やらが
あるみたいだ。
これは田中角栄先生に言わせれば、もっとも情けない男の状態だと言うだろう
「人の悪口は言うな、言いたければ便所の中で一人で言ってろ」ということになる
「人を褒めるときは、大勢の前で褒めろ」まさにブログとはそういうものだろう
大勢の人の目に触れる場所、それがブログだ
やはり気持ちよいことを、嬉しいことを書くべきなのだ
だから毎日一つ、嬉しいこと、楽しいこと、感心したことなどを探すべき何だろうな
そうそう良いことに出くわすことも無いだろうけど、心構えだけはこれからはそうしたい
道端の花一輪でも、雑草取りでもいい、良いことを書いていける様に心がけよう
最近見ているドラマに松平健主演の「PTAグランパパ」(8回シリーズ)がある
信念を貫き、過ちを許せない頑固な、元エリート商社マン役が松平健
そんな夫を静かに優しく見守る妻役が浅田美代子
浅田は「釣りバカ」でも西田敏行のハマちゃんの女房役をやったが、この2作を
見る限りもし「奥さんにしたい女優」というのがあれば(あったと思うが)断然
浅田美代子だな!
どんなに疲れても、嫌なことが会社であっても、きっと家に帰れば癒やされそう
ほんとうに素敵な熟年夫婦を演じている
浅田は元祖テレビドラマの(ぶりっこみたい)アイドル、元祖天然ボケといえる
堺正章主演だった「時間ですよ!」ではベランダならぬ物干し場で、音痴な歌を
披露して、それが可愛いいと人気を呼んだ、
フォークで一旗揚げた人気者、吉田拓郎と結婚したが離婚、拓郎って誰か知らないで
結婚したんじゃ無いだろうか、例えば平凡なサラリーマンとか思って。
そんな浅田美代子も還暦過ぎた、目尻にシワはあっても40年前とかわらないアイドル感
は存在している。
役者というのは本来の自分と、役柄と二つ使い分けるわけだが、なかにはそのまんま
キャラというのもあるだろうし、また制作者も本来のイメージを考えてキャストを選ぶだろうから
かなり日常に近いのかもしれない。
もしそうだったら、タレント浅田も実物浅田もどちらも最高だな
ちょっと根気が無くなっている
ジャマイカンからもメールが届いて、もう半月放ってある
いつもは即返事を返すのに、今回はそんな気にならない
こればかりで無い、関係者からのメールもほとんど返さないし
なにか気が抜けている・・・・春のせいなんだろうか
ほんわりとした暖かい季節が訪れて、競争心も闘争心も無くなって
すっかり遊びモードに、すぃっちおん
何かが頭の中から抜けていった感じ、これってもしかして「認知症」?
もしそうなら友達よ「そうだよ」って教えてくれ
自分は正常だと思っているんだから
今日は父を連れて医院に行ってきた、先生は準友達で
その先生は私がおかしいとは言わなかったから多分大丈夫なんだろう
それにしても力が抜けてるねえ~忙しいんだけど
サッカー少年に向けての講演会、有森裕子さん、青山学院大、原監督の
アスリートシリーズ第三弾
佐々木さんの話は一貫性があって至極わかりやすい
「あきらめない」「落ち込まない」いかなる場面でもプラス思考で考える
挑戦して重大なミスを犯して失敗することは、失敗を恐れて何もしないより
遥かに良い、周囲も挑戦して失敗した選手を責めてはいけない
チームワーク、コミュニケーション、常に仲間と共にあることが大事
目標を定める、達成のイメージ造り、達成を信じる、自分の力を信じる
どんなときでも前向きで明るく、楽しく
イメージ以上に熱い人でした
完全な体育系
知人の勧めで旅行の途中「柏崎刈羽原発」を見学することになった
2時間以上かかると言うことで、「そんなつまらないところより、もっと楽しいところにしたら」
という意見もあったが、当日になってそんな事は通用しない
見学前に、原発のすぐ近くのスィーツ&レストラン「至福の時間」に立ち寄ってフルーツケーキと
コーヒーで一休み、天気快晴で外での休憩
スィーツのあと、いよいよ原発見学に向かう、副所長以下職員の方がた4名が今日の案内をしてくれる
副所長までもが、いちいちチェックを受けるからびっくり
まずミーティングルームで副所長から概要説明を30分以上お聞きしてから、
財布や小銭、金属類、携帯やスマホを部屋に置いて、所内の専用バスに乗り込んで出発
写真撮影は禁止
いよいよ原発のゲートへ到着、ヘルメット姿の警備員に停められて、中に体格の良い警備員が入ってきて
一人一人入場カードと共にチェックしていく
韓国のDMZ(非武装中立地帯)見学に準ずる警戒体制だ、二重チェックで敷地内に入る
建物などの説明、目をひくのは特殊車両の列、放水車、電気を作る車両、直流も交流もある
いろいろな工作車両、その数は敷地内に100台近くあるのではないだろうか
柏崎市と刈羽村にまたがって構成されているこの原発だが、海岸部は全て柏崎市なのだ
海岸から15mの防潮堤が続き、その奥に1~4号機が標高5mの位置にある
5~7号機は刈羽側にありここは標高10数mで若干高い場所にある、しかし防潮堤を津波が
越えれば水面下になる恐れは充分だ
地震と津波のダブルパンチで壊滅した福島原発を教訓に、様々な対策をこの原発で行って
いるとのこと
地震が来て、津波が来て、土砂崩れが起きて、森林火災が発生して、電気系統がダメになって
などあらゆるトラブルの全てが同時に起きた時を想定した対応が基本になっているとのこと。
施設の工夫や、放射能対策などの説明を受けながら、いよいよ建屋とよばれる原発の核心部に
入場だ、まずは飛行機に乗る時と同じ金属探知機、それから2カ所ほどのチェックは
ボタンをおしてカプセルに入り、通行書を機械が確認すると扉が開くシステムを抜け
何度かエレベーター乗り換えオペレーターシステムの中に入る、それからいよいよ動力部
原発の中心に、二重扉を経て入ったところに冷却と排水のプールがあった、今は停まっている
のでとんでもない大きさの蓋は外されて積んであった
そして最後は更に上の階、電気を作り出すタービン?
工業機械系はまったく苦手で、商業的発想しかできないので商売で言えば売上ゼロが5年
以上続いているのに、人件費から維持費までどうやって工面しているのか不思議でならない
質問の時間もあったが、さすがに経営内容までタッチはどうかと思い、システムの質問に
とどめたが、大企業の経営は零細には謎が多い。
女性たちの中ではやはり安全性が一番の話題だったようだ、そうしたことが最大の問題点
であるが、会社の再開を信じて、一生懸命に働いている社員の人たちを見ると感じるものが
ある。
見る前は「こんなつまらない・・・」と思っていたが、こうして3時間近く見学した後では
新たな発見の連続で、目から鱗「見て良かった」と思った次第である。
新潟県の、中越大地震で山崩れの大被害を被った山古志村の隣
そこに蓬平温泉(よもぎひら)温泉がある、23日~24日と初めてそこに行った
宿の説明書きによると、南北朝時代の頃、尊皇の楠一族の家臣が戦に敗れ会津に
落ち延びる途中、矢傷の痛みで失神したとき、信心していた吉野の高龍の化身が夢に現れ
近くの温泉にて治療すれば傷は治るとお告げされた
その通り、川を下ると白く濁った湯がわき出ていて、そこで養生して傷が癒えた
村人にそのことを告げると、高龍を祀り神社を創建した、そしてその湯によって蓬平温泉も
できたのだという。
湯は熱くもぬるくもなく、肌がすべすべとする気持ちの良い温泉、湯から上がるとすべすべ感は
なくなってさらっとしている。
湯疲れがしないさらっとした湯である。
お料理は山菜など盛りだくさんで満足、気取った料理で無いのが良い
朝食も満足満腹でした
高龍神社は温泉からすぐ近くにあるが、急な石段が続いていて辛くなった頃に神社に着く
御利益は商売繁盛、家内安全で商売繁盛を願う参拝者で賑わうという
天気も良く、なんとなく御利益を得た様な気分になりました。