ある団体の納涼会に参加していて
ふと窓の外を見たら面白い風景が
たぶんこれは虹の失敗作でしょう
厚い雨雲があって上に伸びレなかったんでしょう
今年はよくこんな景色に出会います
ある団体の納涼会に参加していて
ふと窓の外を見たら面白い風景が
たぶんこれは虹の失敗作でしょう
厚い雨雲があって上に伸びレなかったんでしょう
今年はよくこんな景色に出会います
たまたま欧州に興味を持って調べていたら
欧州(ヨーロッパ)の水道水は結構な硬水なんですね
日本人が外国で水道水を飲むと下痢をする
というのは、ここからなのです
それで硬水を調べたら
日本では沖縄が一番硬水地域が多い
それは珊瑚などの石灰分(カルシューム)が多いことと関係がある
それでは石灰の山が多い我が町は?
やっぱり県内ダントツの1位
沖縄でもベスト5に匹敵する160超え
ヤカンもポットも、洗浄機も石灰で真っ白になる我が町
なるほど...そうだったのか
だけどヨーロッパでは250以上が当たり前
シャンプーしても泡立ちしないんだって
それから見たら、わが故郷はまだましか
いろいろ知らなかった知識を得るのは楽しいね
ネット社会のおかげで、いろいろ知識が増えていきます
もう20年も前になるだろうか
我々の田舎でちょっとしたイベントを行うことになった
それも奇抜なのをやりたいって若者中心で
それで東京とかからイベントプロデューサー
みたいなのを雇って
まあ成功したようなんだけど
そのイベントプロデューサー氏イガラシくんは
なぜかこの町が気に入ったみたいで
広告代理店の客分みたいになって
1年ほど住み着いた・・・そいつと妙に気があって
やせっぽちで ちょっと長めの髪も顔も
くしゃくしゃで 日焼け
ビーバーみたいな前歯 人なっこい笑顔
陽気な男で すぐに大きな声で笑った
たまに飲んだこともあったけど
いつのまにかどこかへ消えた
それから5年ほどたった夏祭りの日に
そいつが自転車でやってきた
スタイルはまさに夏向きの甚平で
千葉を(奴の住からしい)出発して
新潟のどこかで日本のイガラシの総本家みたいなところが
あって、年一回、イガラシくんばかり集まって
イベントするらしい、それに参加したとかで
その足でここに来て、最後どこまで行くのか忘れたけど
関西か名古屋だったと思う・・・チャリで
スタイルは甚平に一眼レフ、およそ遠乗りの感じでは・・
ともあれやってきたのが祭りの日の夕方
祭りと言うことで二人で飲み出して
いよいよ酔ったところで二人で祭り会場に
そこでまた生ビール何杯か飲んで
すっかり二人ともよい気分で
「今夜どこ泊まるの? ウチはだめだけど」
イガラシくんも結構適当に生きてる人らしくて
「うん・・てきと~で」まったく気にしていない
そのうちいなくなって・・。どうしたんだろ
僕も千鳥足で我が家に帰り
翌朝、店へ行ったら、自転車はなかった
あれから15年くらいかな ずっと会ってないし
連絡もないし 住所も知らないし
あのすっとぼけた知識人の(なんだろうか?)
いや、酔っ払い
久しぶりに思い出したよ
「デパートなんて随分久しぶりだ
ちょっと地下の食品売り場を見ていこう」
「おっ! あるある、ゴマ油を買っていこう
ゴマ油は高くても良いのを買わなきゃ、香りが全然違う
これこれ、小さいけれど2500円、これくらいでなけりゃ」
「へえ・・私も一本買おうかな」
「ねえ5階に用事があるんだけどつきあって」
「おやすいごよう」
「ここだ、こんにちわ! 抽選会はここでいいのよね」
「はいどうぞ」
「う~ん 当たってよ、お願いだから」
「あら当たりましたよ!お客様、オリジナルパラソルです」
「良いじゃないのこれ カラフルでかわいい、虹のデザインなのね」
「そうですよ 外国の有名デザイナーのデザインなんですって」
「へえ すごいすごい 彼といるといつもこうなのよ」
「それは それは おめでとうございます」
「嘘 嘘 冗談よ、本気にしないで・・・」
「ねえ私、今とっても良い気分なのね、どう?
化粧水プレゼントしてほしいんだけど、ねえいいでしょ」
「化粧水だって? うん、いいだろ」
「ありがとう ほんと好きよ」
「ねえあなた、これも買って良いでしょ」「...あぁ」
「あ!それも見せてよ、うんそれ透明な・・・そうそれ」
「おい、そんなにお金もってないぞ・・・」
「カード持ってるでしょ」
「そりゃあるけど」
「じゃそれで、お願い」「うん?」
「あなたじゃ無くて、店員さんに言ったの」
「じゃあご主人様、こちらにサインお願いします」
「やあだ ご主人だってよ・・・ふふふ」
「! 56000円だって!」
「いいじゃない1年に一回だけなんだから、感謝してるわよ」
「あなた、これ持ってちょうだい、手がふさがっちゃって」
「嫌だよ、こんな派手な傘」「お願いだから・・・ね! お願い」
「しかたないな」
「おい、なんだかへんなところに来たぞ」
「そうね、どこかしら?売り場じゃないわね」
「バックヤード? 社員専用通路? どこでどうなったのやら」
「エレベーターがある、あれで下りましょ」
「あらら、突然駐車場?」
「デパートの裏なのかなここは」
「まあいいじゃないの、日差しが強いから、そのパラソルさして
相合い傘で歩きましょ・・ご主人様!!」
わたし最近になって気付いたんですけど
体の中にバランスのおもりがあるみたいなんですよ
そいつがね しょっちゅう、あっちに行ったり こっちに来たり
とにかく落ち着かないいんで
どうにもバランスが悪く
て・・・
バランスを保つためのおもりなのに
そいつのためにバランスが崩れる
これっておかしいでしょ? そう思いません?
この頃は、どこにいるんでしょうかね
どうも胸の辺りにいるようで心が苦しいんですよ
気のせいかもしれませんがね
気持ちがさっぱり盛り上がらない
ムラムラも起きなくなったし ウキウキも起きなくなって久しい
やっぱバランスが崩れてる
普通バランスってのは悪いのが5ならば良いのも5ですよ
中心が右に一メモリずれていたら、左の一番におもり1個
それでバランスがとれるってことでしょ
ところが私の今は おもりがみんな左に寄ってしまって
見てくださいよ、右足が75度も上に上がってしまって
これじゃ胃も痛くなるし 目も回るし 心は沈むばかりだ
どうにかして、ママならぬおもりを体のど真ん中に納められないでしょうか
そこの素敵なお嬢さん、お願いできませんか
あらら 逃げて・・・そりゃそうですよね
ところでおもりは1ヶって思っていたのに、何個かあるみたい
だから、まとまりがつかない
望みもしないのに勝手に出てきて、勝手に膨らんで
どうも脳みその中にも1~2ヶ入ってしまったようだ
不安になったり、はしゃいだり 心が定まらぬ
なんと言っても魂が魂の在りかに収まらないのは都合が悪い
みなさんも気づいたようで
毎日が屈辱の連続です 惨めです
実はね、あいつと、あいつと、あいつには
復讐を企てているんです
今に見ててご覧なさい 一気にバランスボールを吐き出して
復讐が始まるのですよ
ちょうど1年前 その日は猛烈に暑い日で
昼食までの1時間半をどうつぶそうかと
鶴岡八幡宮の門前商店街を散策した
「お茶漬け屋」を見つけた
「お茶漬け」はとっても好きなので
鯛茶漬け 梅茶漬け 鮭茶漬け 海苔茶漬け
このほかにもいろいろあって
組み合わせて30袋ほど購入した
選べるって楽しい 種類が多いって楽しい
あの日は鎌倉ハムも見つけて
買って帰ろうと思ったが
アイスを入れても8時間が限界と言われて
あきらめた
昔は30cmほどの長いハムを
薄切りにして折り詰めの彩りにしたり
エビフライの付け合わせにしたり
思い出すと楽しい
鎌倉のお茶漬けみたいに
いろいろな粕漬けを作ってみたい
早く工房を作って
いろんな粕漬けを作ってみよう
選ぶ楽しみを提供するために