神様がくれた休日 (ホッとしたい時間)


神様がくれた素晴らしい人生(yottin blog)

奥羽越列藩同盟

2020年04月25日 17時54分41秒 | 日本史

爽やかな、ほのぼのした記事を書こうと思うが、朝起きて

市場に行けば、もう「売れない」とか「休業」とか「感染」、そんな話題ばかり

とうとう市内の「道の駅」も全面休業に入った

政府は5月7日迄の自粛というが、そんなものでこのコロナが治まるだろうか?

今日も国道を『ブンブン』と県外のバイク集団が走っている

毎日毎日、こんな事を書き続けている自分がバカに見えてきた

 

幕末、長州、薩摩を中心とした西国大名の官軍が江戸を降伏させて

最後の仕上げと会津征伐にむかった

徳川家康の東軍が会津の上杉征伐にむかって以来、260年ぶりの

会津征伐だ、今度は攻守入れ替わり、德川方が攻められる番となった

すでに会津に戦う意思はなく恭順を示していたが、若い方面軍参謀は

「会津藩主の首を取る」と息巻いて許そうとはしない

奥州最大の仙台伊達藩が仲立ちしても、まったく妥協する気配も無い

あまりの尊大無礼についに業を煮やした仙台藩が官軍参謀、世良修蔵を惨殺した

そして勢いのまま、『奥羽越列藩同盟』を結成した

越後と現在の東北6県が力を合わせて、会津の許しを請おう、そして平和裏に

この戦争を終わらせようというのが目的だったのが決裂した

越後と言っても中立を許さない官軍に「降りかかる火の粉は払う」と開戦した

長岡藩だけが根性を見せただけで、その他はほぼ恭順

官軍は越後から,白河口から、攻め寄せてきた、しかし白河口は伊達藩の援軍も

あったが、いとも簡単に打ち破られてしまった

越後口は、会津藩と長岡藩が官軍相手に激しい戦闘を繰り返し一進一退

ついに長岡城は官軍の手に落ちて、家老河井継之助は会津に落ち延びる途中

絶命した、田舎にあって藩の近代化を推し進めた英傑であった

東北では秋田藩が同盟を裏切って、山形の庄内藩に攻め寄せた

しかし財政豊で近代兵制をいち早く取り入れた庄内藩は強く、越後、東北の

官軍方を撃破し続けた

しかし白河口からの官軍の攻撃は早く、二本松を落とし、仙台藩を降伏させ

三春は裏切り、つい会津藩も降伏したのであった

 

今、コロナに攻め込まれ、江戸も大坂もたいへんな事になっている

比較的感染が少ない東北と越後はGWに向けて、ウィルスの侵入を防ぐために、

新潟県と東北六県及び政令指定都市の新潟市と仙台市が、まさに

「奥羽越列県同盟」を結んだ

広域連携で関東関西からのウィルス侵入を防ごうというのが趣旨のようだ

三度目の会津戦争がいよいよ始まるのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


長崎ぶらぶら節

2020年04月12日 11時22分22秒 | 映画/ドラマ/アニメ

今日も開店前からパチンコやの前には10数人がタバコを吸って

開店を待っている

そこに車が入ってきて、また並ぶ 車を見たら今日は袖ケ浦、松本

やはり県外からのパチンコファンがいた

一昨日のテレビで緊急要請が出て、橋一本で越境出来る千葉県民が

茨城県にパチンコやSCに流れ込んで渋滞が起きていると放映していた

結局、自粛は個人の胸一つ、「そんなの関係ねぇ」と思えばやってしまう

「私のようにならないで」と言っても、あとの祭り

都内でも人の動きが60%70%減ったと言っても、まだ30%以上が

いつも通り動いて人に接触している

田舎は少しずつ危険になってきたが、まだまだ必死さや緊張感は見られない

マスクをせずに近寄ってくるのは、ここには感染者なんか居ないという

安心感、でも朝のSCやパチンコ屋のように県外からの来客は多い

大学や専門学校も閉鎖と言うことで、バイトもできない学生は結局

田舎の実家に帰ってくるしかない、いっきに都会の若者が流れ込むだろう

GWは夏に向けての日本の運命を左右する

感染だけ心配する人、店の倒産を心配する人、楽観主義者、運命主義者

何も考えない人、献身的な聖者、評論家、何も変わらない人

こんな分類になるだろうか、もちろんダブル人もいる

 

危険ばかり考えても仕方ない場面に来た、相変わらずピーク目指して

右肩上がりだからちっとも先は見えていない

いつ終わるのかもわからない、商売人にとって最大の関心事は継続

出来るか否かに尽きる、それは感染することよりも身に迫っている

危機なのだ、早く収束するように願って倒産の危機も顧みず

店を閉めている、それを国民は理解して協力しているのかどうか

結局三密店舗や、人が大勢集まる施設が自粛休業しても、個人が

我関せずで動き回っていたら休業店舗は『無駄死に』に等しい

だから都知事はより強い発動権を国に求めていたが・・・

それなら『憲法改正』という言葉が出てきた

それは私にはわからないが、救済今すぐが求められている

もう時間は無い、医療でも経営難でも

 

相変わらず夜テレビ三昧で、昨夜は「坂本龍馬の死の真相」と

「長崎ぶらぶら節」を見た

(しかしこのPCの変換機能は頭が悪い、前後の文脈を理解していない

『ぶらぶら武士』『を三田』『返還機能』などと真っ先に出てくる)

「長崎ぶらぶら節」は何年か前に明治座で石川さゆりの公演を見たとき

第二部で、この芝居をやった、映画では吉永小百合さんが主演だった

芝居では石川さゆりさんに見惚れていて、ちっとも内容を覚えていなかった

原作者のなかにし礼さんも来ていたような、見たような気もするが定かで無い

今回はじっくりと見せてもらって内容もわかった、渡哲也さんが出ていたのには

驚いたが、石田あゆみさんも良い役を演じていた、映画で見るのは『北の国から』

以来だ

明治、大正、昭和初期の日本も垣間見えて面白かった

日本海軍の脅威が米英を刺激して、日本の海軍力を細めるための不平等条約を

飲まされ、世界でも最新鋭の戦艦土佐が沈められるシーン、そこで芸者愛八と

長崎のお大尽、古賀が出会い、そこから物語は展開していく

描かれるのは長崎の花柳界、華やかな世界の影には貧しさ故に親から売られる

少女の悲哀や悲劇がある

今も世界の貧しい国でおこっている人身売買が、当時の日本でも合法的に

おこなわれていたのだった

成功すれば花柳界で名をあげ、金持ちのパトロンが出来て安定した生活を

おくることが出来る、まだ芸者として生きられるのは上等で、多くの娘は

遊女として過酷な生活を強いられる、中には上海や東南アジアまで売られていく

者も数多くあったという

この映画でも、そんな場面が描かれていた、ストーリー的には他愛ないものだが

人間の生き様は深く描かれていて後味も良い、薄味だが後から喉の奥で

おいしさがにじみ出てくるような映画だった

我々のような閉鎖的な北国の人間と違って、九州という国々は遥か昔から

朝鮮や中国と普通に交流があったようだ

だからこそ江戸さえも後進国に見えるほど、国際的な地域であった

例えば群馬県を中心にした地図と、佐賀県を中心にした地図を比べれば

九州が異化に国際的か理解出来る、大陸がすぐ目の前にぶら下がっている

九州、西に乗り出せばまもなく上海が見えてくる

私には想像がつかない九州人の心、開放的で大胆、薩摩や長州が江戸幕府を

倒したパワーの源が地図からわかる

私が初めて韓国へ行った頃は気負って『海外旅行』みたいな気分だったが

それ以前から福岡へは韓国人の行商がフェリーで普通に商売に来ていたのだ

日常である

長崎には2回だけ行ったことがあるが、いずれもとびきりの好天で、空は

どこまでも濃蒼であった

長崎は雨が多いと言うが、そう言う意味では私は大はずれだ

軍艦島へ観光したときも船頭さんやガイドさんが「こんな上天気は一年に

一度あるかないかだよ」と言っていた

私の中では長崎は快晴のイメージしかない

 

 

 

 

 

 

 

 

 


新型コロナ感染ここまでの、まとめ

2020年04月03日 07時05分54秒 |  コロナ騒動

携帯電話が鳴った、着信音1回、メールだ

東京へ行ってくるという友達からだった

「若い子と(東京の歓楽街)には近づくなよ」と返信

「かみさんも一緒、とんぼ返りだから心配するな」と返ってきた

 

また携帯が鳴った、今度は夜の飲食店業組合のボスからだ

我が家で新年総会をする予定だったが、この騒ぎでいったん中止に

なったのだが、今日の電話では「地元での発症が無い限り5月に

絶対やるから、これはオレの信念だから。

わるいけどもう一ヶ月待ってくれ」とのありがたいお言葉だった

彼によれば組合員の居酒屋やスナック、飲食店が既に5軒

廃業したそうだ、さらに3軒がこれから廃業の準備に入るという

こんな無感染地域の田舎町でも、こうして風評被害が(あるいは危険予知

被害?)現実のものとなっている

ほとんど報道されないが全国では1億円以上のコロナ倒産が

数十件発生しているのだ

石川県知事が、「感染していない東京都民は是非石川県へ観光旅行に

おいでください、新幹線で2時間半で来ますよ」と発言して県民の一部から

痛烈に非難された

「県民の命より、観光の金儲けの方が大事なのか」というお叱りである

知事は「この騒ぎで客足が遠のいて困っている業者の少しでも助けに

なればと思って言ったことだが」と陳謝した

私はどちらの言い分ももっともだと思う、一方的に知事が不謹慎だとは

思わない、県民の感染も、業者の倒産もどちらもあってはいけないからだ

これがこんどのウィルスの悪質なところなのだ

感染した人間がぼろくそに言われている、たしかにこんな時に欧州旅行を

したり、危険率が高い都会でパーティに参加したり、ライブハウスに行くのは

軽率としか言いようが無い、こういう人には同情はしないが、普通に生活

していて感染した人は気の毒としか言いようが無いし、我々にもその危険は

大いにあるのだから。

 

国のトップと都府のトップの危機意識が違いすぎている、東京都、大阪府は

もう限界だから次の手を早急にと政府に訴えた、しかし総理を始め

「まだ水際ぎりぎり持ちこたえているから」とマスク配布でとりあえず締めた

この先、どちらが正しかったのかいずれわかるだろう

だが現状を整理することが大事だ、少し考えて見たい

事の始まりは中国湖北省武漢の市場で売られていた某かの動物の肉が

新型コロナウィルスを持っていた

それを食べた中国人が感染して瞬く間に東京に匹敵する人口1000万人

の武漢市内で大感染が起きた

それは周辺の湖北省全体に広がり、人の移動で上海などの大都市に

広がって行った

武漢市などとひとくくりで言う無かれ、武漢市の面積は広島県に匹敵する

湖北省は日本の本州の75%近くの広さを持つのだ

因みに世界の大都市の人口でも3000万人を擁する重慶市、2200万

ほどの上海市、2100万人の北京市と続き、世界のベスト3は全て

中国だ

その中国人は経済発展著しくリッチになって海外旅行を楽しむ余裕が

できたから億人単位の中国人が海外に出かけた、もちろんビジネスで

飛び回る人も多いだろう

そんな中に感染者が間違いなく数百、数千の単位でいたのだろう

今や一年に日本を訪れた中国人観光客は1000万人、最大のお客様だ

だから日本でも当然感染者が出た、それが国内感染のはじまり

この日まで日本に新型ウィルスは、ただの一匹も居なかった事を思い出してほしい

 

それからクルーズ船の判断ミスで大感染が起こり、連日のテレビ報道

が過熱し、次ぎに武漢からの帰国者の感染も数字に上がり、一気に国内の不安を煽った

その時は、まだ国内での広がりは小さかったはずだ、だがクルーズ船と

武漢に全ての目が注がれ、それが鎮まれば終わる気になっていた

しかし陰性と判断されて帰宅した人が突然陽性になったりして家族も

感染、あるいは中国人旅行者が乗ったタクシーや観光バスの乗務員

ガイド、運転手が感染するなど、観光系からの感染が始まった

それでも,この時点では感染者の足取りを掴むことで濃厚接触者を

調べ、陽性者を隔離治療することが出来たから、最小単位で

収めることが出来たのだ

だが、若者は感染していても症状が出にくいし知らぬ間に完治する

繰り返し感染をする、などの特長がわかってきた

おそらく若者が多い都会では秘かにそうした感染が広がっていたの

ではないだろうか、それは、ゆっくり少しずつ広がり始めていたのだ

高齢者は感染すると症状が出やすく、重症化しやすいからわかる

若者の無症状感染が怖い

 

今の様子はわかりやすい

大都会ではもう感染源を特定することに意味が無いほど感染源不明の

感染者が発生している

感染者数というのは半分は濃厚接触者を調べた結果陽性だった人

もう半分は発熱をして調べたら陽性だった人だ、なぜ感染した

無症状感染者と何らかの形で接触したから感染したのだ

表に出た陽性者が東京では昨日は97名居た

うつされた人が97名発見されたということ

だから無症状のママ、検査を受けずに普通に活動している人は、その数倍、

数十倍いてもおかしくない、そして新たな感染者を日々産み出す

一方感染者がトータルで数名、あるいは特定の町にクラスタで10~20名

集中していたりする田舎はまだ感染経路を把握しやすい

はっきり言って、田舎にはもともと感染者は居ないのだ、富山県を見てもわかる

日本に感染者が出てから2ヶ月ほど経っても一人も感染者は居なかった

それが出たのは京都へ出ていた人が持ち帰って,友人などが感染したのだ

別ルート1名も愛知県から来た若者だとか

マゼランだかコロンブスだか忘れたが、病気のない未開の土着民族に

接して欧州の病気を蔓延させてしまったのと似ている

県単位で考えてはいけない,市町村単位で考えるべきだ、未だに

感染者が居ない市町村にはウィルスは居ないのだ

感染者が入ってきて初めて、そこに新たな地元感染者が現れる、だからまずは

日本中に多く存在する無感染市町村に感染させないこと

それと同時に感染者が多い市区町村から無症状感染者をなんとかして

探り出して治療すること

外国から新たな感染者を入れないこと、今無症状感染者が確実に居る

地域から広げないこと、これを確実にやれば2ヶ月以内に日本から

ウィルスが消えるだろう

もはや、絶対出ない、入れないを一ヶ月程度続ける事が究極の対策

だろう、それに伴う犠牲を国が安心保障しなければ誰も協力しないだろう

ウィルスが勝手に飛んでくるわけではないのだ、人が持ってくる

若くて元気な人たちが「おれは大丈夫」と言って海外からウィルスを

持ち込むのが最近の感染蔓延パターンだ

無感染の田舎の人間が

毎日数十人単位で感染者が発見されている都会へ、

無防備で行くのも海外旅行するのと変わらない

「とにかく動くな、そこに居ろよ!」と言いたい

それが自分と故郷と国を救う唯一の方法なんだ

 

人から人へうつるというのはまだ始末が良い、鳥やネズミなどから感染

などと言うことが最悪だ、話がわかる人間が媒介者なのだから

「話せばわかる」.

決断の時は今だ、これを逃せばもうどうにもならなくなる

頼りの医師や看護師が疲れ果ててからでは遅い

 

朝5時になると 裏の繁みにウグイスが鳴く

「人の世など われかんせず ホーホケキョ」