神様がくれた休日 (ホッとしたい時間)


神様がくれた素晴らしい人生(yottin blog)

意は天に通ずるか

2018年08月29日 08時24分47秒 | フーテンの寅ねこ わんにゃん

今朝カートネコに変化があった

いつも通り5時半に玄関に行くと、もう私の気配を感じて外で動き出している

いつもは車の下で待っているのに、今朝は待ちきれないとばかりに後ろ足で立って、前足で戸を叩いている

開けるといつもどおり30cm先で待機、手を顔の前に出したら、逃げも下がりもせず始めて顔を突き出して

私の指先で匂いを嗅いだ、これは初めての事だ

それから中に入って、練りエサを食べ始め、終わると乾燥エサをあげる、そこまで一緒だが

ちょっとむせたので、大きなカップラーメンのお椀に水をくんでエサの隣に置いた

いつも水は外においてあるのだが。 最初は水にすごく警戒してニオイを嗅いだり、鼻をくっつけたりして

飲まない、そしてエサを半分残して、外に出て車の下に戻った

戸を半開きにして、私はご飯の準備をして(明太子を焼いて、塩マスの残りを温め、茹でたモロヘイヤに納豆を絡め

コーヒーミルクを沸かし、ワカメとエノキの味噌汁)

そして、食べ終わるまで約30~40分、廊下に出たらカートが玄関にいて、こっちを見た

「水を飲みなさい」と言ったら躊躇無くピチャピチャと水を飲み出した、結構飲んだ

それから部屋に戻って身支度をして階段を下りてきたら、カートは土間でリラックスしていた

これも初めての事、少しずつ自分が住んでもい良い家だと言うことがわかってきたんだろうか?

残念だが、近づくとゆっくりと外に出て、又車の下に入る

もう少しだな、天に通じるのは


女優 松井須磨子

2018年08月24日 10時25分41秒 | 映画/ドラマ/アニメ

わが家は父子二代で魚屋を25年、料理屋を45年やったけれど、その両方で約40年勤務した女性がいた

その人は須磨子という名前で、大昔の女優と同じ名前だというのが自慢だった

それだけの印象だったのだけれど、今年の6月に長野県中野市の中山晋平記念館を訪ねたとき、いろいろな

情報に触れた

中山は中野市の出身で、東京に出てロシアや欧州文学の翻訳家島村抱月に師事した

島村は師と仰ぐ、坪内逍遙の弟子で早稲田文学界のOBのなかでも頭角を現す存在だった

彼らは劇団を創立して、新規俳優を養成すべく募集したが、その中に長野県松代町出身でバツイチの人妻

松井須磨子(本名小林正子)がいた

そして、この大柄で奔放な性格の女は、やがて二度目の離婚をして妻子ある島崎と不倫関係となる

やがてあっけなく島崎が病死すると、絶望した須磨子は後追い自殺をするのだった。

明治という時代は今より遥かに封建的で女性の社会進出も制限されていたけれど、文化人と呼ばれる

知識人階級には結構男女間に大らかなものがいて、それらに関わる知識階級の女性にはむしろ今よりも

情熱的な人を見かけることがある

松井須磨子しかり、与謝野晶子、会津戦争で戦死した美女中野竹子、同戦争で鉄砲を撃って奮戦した山本八重

(新島襄の妻)、津田梅子、平塚らいてうなどなどいとまが無い

そんなことで、松井須磨子の生涯に興味をもった私は恋愛小説の第一人者渡辺淳一作の「女優」を買いました

そして先日、めでたく読了

読んだ感想としては、不倫は別として、現代に置き換えれば松井須磨子は美空ひばりさんのイメージですね・・私的には

怖いものなし、無くてはならぬ大女優だから周りは腫れ物に触るよう、トップである島村抱月が須磨子に骨抜きにされている

から下の者は手も足も出ない。

須磨子が用足しをしているときにまで「先生、紙もってきて」と言われると「はいはい」ってな調子で、厠まで届けた

というから「ほんと?」、側から見れば、それ以外ではキリッとして妥協しない堅物の先生が、須磨子にはポチになる

須磨子はそれが当たり前と思っているし、恥ずかしいとか世間のルールとかまったく関係なく、また側が何を言おうが

どう噂されようが「そうなの・・いわせておけばいいわ」とからっとしている、このあたりは世間の評判に一喜一憂する私は

小気味よさを感じるのである。

こんな二人のところで書生をしていた中山晋平はやりきれない思いだったろうし、よく使いぱしりもさせられたようだ

この小説で知ったのは、坪内逍遙という人の人柄である、切手でしか知らなかったが、まったく無欲な人で、

演劇普及にかけた情熱は莫大な私財を惜しむことなくつぎ込み、ひたすら成功に向けて尽力されたのだ

その大先生も、ついには抱月と須磨子の関係を改善出来ずに縁切りとなってしまうのだった。

フニャフニャばかりのイメージの抱月であるが、残された人生を須磨子への愛情として貫き通したのは見方によっては立派

婿として、恩人の娘と結婚したが愛情はなかったものと思われる、だが夫を奪われた上に少しの罪悪感もない須磨子に

とことんやられっぱなしの本妻こそ哀れな犠牲者である。

一夫一婦制とは国家の法律で仕方ないけれど、こんな悲劇を見るとイスラム国家の一夫多妻制の方が良いのでは?とも

勿論平等のため、一婦多夫制も併設すべし

複数の愛人の存在を認めたどこかの大国の大統領にでも相談してみますか?

 

 


カートと私の生活

2018年08月22日 16時15分07秒 | フーテンの寅ねこ わんにゃん

食事時間は毎朝5時半と夕方5時半、カートはほぼオスで間違いないようだ

食事時間の頃になると、車の下で待機していて、玄関の戸を開けると同時に、玄関先までやってくる

私との距離は30cm、そこまで慣れた、だがまだ警戒している

(こいつはどんな奴なんだろう?)という表情を最近するようになった、少し気を持たせると

「ぎゃんお~~ん」と図太い声で鳴く日がある、三回聞いた、お世辞にもいい声では無い、声でもオスらしい

これは人間への甘えが出てきた証だ、最初の日捕まって籠に入れられて移動しても、ゲージに入っても

一声も鳴かない猫だったから、声が出ないのかと思っていたが、根性を見せていたんだな

ようやく私が40cm手前に居ても逃げずにエサを食べるようになった、それでも少し動くと慌てて咥えて

外に出ることもある、まだまだ野良の精神は健在だ、長い勝負になりそうだ

でも進歩は確実にしている、食べ終わると悠々と出て行って、玄関の前でどたりと横になって寝るときがある

今までにはない仕草だ、そしてくつろいで毛繕いも私の目の前でやるようになった「衣食足りて礼節を知る」

まさにそんなネコになりつつある、体も丸々として、毛のツヤも良くなった

今日、父のラクーターを車庫から出して業者に処分を頼んだ、これからは、慣れるまで、そこをカートネコの

仮住まいにしようかと思っている、いつまでも縁の下では生活環境が良くないし、汚い

冬までには玄関先でも良いから保護したいと思っている、そのためにはまだまだ信頼関係作りが必要だ。


野猫カートの、その後

2018年08月07日 08時31分07秒 | フーテンの寅ねこ わんにゃん

昨夜は、この夏初めてエアコンを止めて寝るほど涼しかった

今朝も涼しい朝で、体もとりあえずホッとしている

朝5時前から、野猫カートは玄関先の車の下で、私が戸を開けるのを待っている

そう言う意味では一つの信頼感とルールができつつある

大部慣れてきたことも事実だ、もう近づいても逃げるようなことは無くなった

けれど、それは私が危害を加えない、積極的に手を出さないという安心の元に成り立っているだけで

まだまだ野猫独特の警戒心は持っている、特に食事中は常に私の行動や外の様子に気を配りながらの

落ち着かない食事だ

ところで、カートが食事中は私も台所へ入って食事作りなのだが、いつもは食後、外に出て車の下で

一休みしているのだが、昨日は階段を上っていく軽やかな足音が

そっと階段を上がっていったら、二階の物置部屋の床にカートがリラックスして居た

いよいよ、家猫への第一歩を踏み出したのかと嬉しくなった

とりあえず下に降りて様子をうかがったら、とことこと降りてきて、外に出ようとしたが、玄関の戸が閉まっていて

カートはあせった、そして反転、また二階へ上がっていった、私も追いかけた、ところが姿が見えない

いくら探してもわからない「消えた?」

仕方なく、下で息を潜めて待っていた、5分後「とことこ」階段を下りる小さな足音、私は階段横の壁にもたれて

息を潜めている、ついに顔が出てきて左右を確認するが私に気づかず、今度は空けて置いた玄関戸から

外に出ていった。

とりあえずは家の中に興味を持ったことが嬉しい、だが家で飼うにはクリアーすべきことがいくつかある

まずは衛生面、捕まえてからノミ・ダニの駆除、体の掃除とメンテナンス、腸内の洗浄、そして不妊問題

いろいろやることがある、その前になつかないことにはどうにもならない

でも少しずつ進歩はしている、秋までに何とかなれば良いと思う、Peeと違って外慣れしているから外遊びは

させても良いと思う、家猫にはなりきれないだろうが、冬の寒い間は家で暮らせるようにしてやりたい

 

今朝、初めての驚きがあった、私がエサやりに気を持たせたら、初めて鳴いた

声が出ないネコかと思っていたら、「早くくれ!」と最速の一鳴き、初めてこのネコの声を聞いた、甘えたのか

初の会話だ! また一歩近づいた気がした

声の調子を聞くと、オスのような声だ、後ろから見てもあまりよくわからない,

お尻のあたりにあまり大きくない黒い丸い物がある、オスかな?と思うが確証がない、メスという証拠もない

未だ性別不明?

 

だいぶ丸々としてきてネコらしくなってきました

 

 


「チョン.ドジョン」と「せごどん」

2018年08月02日 08時34分59秒 | 映画/ドラマ/アニメ

今テレビで見ている歴史ドラマは韓国歴史ドラマの「チョンドジョン」とNHK大河の「せごどん」

「チョン・・」は、先日長編が完結した、「せごどん」はいよいよ明治革命に向けて西郷が日本国の表舞台に立つ

「チョン・・」は今から750年ほど前に朝鮮半島で「高麗」を滅ぼして「朝鮮」建国したイソンゲとチョンドジョンの

革命タッグの物語

この中で、高麗の問題多き下級官僚だった「チョン」のセリフは一貫して、「虐げられている民の為の、民本位の

国を作る」である、そのために民の苦難の上で贅沢をむさぼっている高麗の王族、大臣、地主らを滅ぼして

民が最上位の国を作る、王は飾り物で良い、政治は官僚が行う。という物である

結局、朝鮮王朝になっても初志はチョンとイソンゲの死によって葬られ、チョンを暗殺した三代王「太宗」からは

高麗と変わらぬ民受難の国に戻ってしまう。

一方「せごどん」でも西郷のセリフ、「(琉球)の島々の民の暮らしは動物以下だ、政治を変えて民が人間らしい

暮らしができる、民の国にしなければならん」とチョンの物語と同じプロセスで革命を臭わせている。

実際のところ、どちらも本人の理想であったかどうかは眉唾だが、脚本家の考えは日韓同じだったと言える。

時代は違えど、西郷とチョンドジョンにはいくつか共通点がある、下級武士の子と下級役人

どちらも地方の権力者に可愛がられて表舞台に登場する。

その権力者の陰に回って、様々な工作陰謀によって権力者を助ける、そして最後に自分自身が最高権力者に

躍り出る。

そして最後は、共にに革命を果たした仲間の手によって、夢見た世界完結直前に殺されてしまう、そこまで同じ二人

そういう点では、ロシア革命のトロッキィも同じだろう、詳しくは知らないが

西郷は大久保(幼なじみ)に、チョンドジョンはイ.バンウォン(イ.ソンゲの五男)に、トロッキィはスターリンに殺された。 

いずれも革命を成功させた仲間同士だった。

*チョンドジョン  朝鮮半島の王朝「高麗」(918-1392)末期、王は存在するだけで絶対権力者のイ.イニムが

政治を操っていた。  その頃の高麗は大陸の「元」に従属していたが、元の力が衰え、漢民族の「明」が巻き返してきた

高麗は、どちらに従属するか大問題になった、失敗すれば国は蹂躙されて奴隷国家となる

元との繋がりが強い王は「明」征伐を決断して、将軍イ.ソンゲ等を出兵させる

イ.ソンゲは今の北朝鮮あたりに勢力を張る軍閥だったが、中央のイ.イニムと仲が悪かった

イ.ソンゲは明と戦う事には反対だったので、敵地直前で反転して高麗の都に大軍を戻し、反逆を恐れた政府軍と交戦

これに勝利して政府軍の大将軍を殺して一躍権力者にのし上がったが、イ・イニムの策謀で都から自分の故郷に戻された

失意のイ.ソンゲの元に、野望たくましい下級役人チョン.ドジョンが現れて、高麗王朝打倒の易姓革命(王朝が別の姓の

王に代わる革命)をそそのかす。

革命は成功してイ.ソンゲは明の保護の元で朝鮮国を建国して初代王「太祖」となる、チョンドジョンはイ.イニムを刑死させて

太祖の元でイ.イニムにも勝る絶対権力者となった、しかも革命を共に戦った有力なイ.ソンゲの王子たちを排除して、

世子(次の王様)にイ.ソンゲの側妻が生んだ、幼い王子を擁立して太祖が認めた。

幼い王子を手中にすることで、イ.イニム同様、官僚による政権運営を企んだのである、そのために王子や有力者の私兵を

召し上げて、全て国軍に編入して自ら大将軍となって大昔、高句麗の領土だった遼東半島の奪還を企てる。

先妻の王子たちは反発して敵対する、特に5男のイ.バンウォンは野心満々で自分こそが王に相応しいと露骨に敵対する

バンウォンは仲間を集めて、ついにチョンドジョンと世子を暗殺する、失意の太祖は故郷に引きこもって、バンウォンの使いを

ことごとく切り捨てて、バンウォンを王と認めようとしなかった。

しかし太祖が死に2代目の王に2男が2年間だけ就いた後、バンウォンは3代王「太宗」となって朝鮮520年の礎を築いた。

 


つーくんの枝豆

2018年08月01日 09時17分17秒 | フーテンの寅ねこ わんにゃん

茶豆の本場、新潟にいたけど、つーくんの枝豆はそれに負けずに美味い

ビールのつまみで楽しむ前に、つまみつまみしていたら無くなってしまった

仕方ないので、赤貝の缶詰でビールを飲んだ

良い色だね  ゆでたては美味いね

この頃の食事は単調になった、ほとんど朝はお茶漬け、夜食べたのは「モロヘイヤ納豆」

この夏、体は絶好調、朝もすっきり昼はバイタリティ、毎朝4時半起きが良いのかも、今朝も5時半に庭の

草むしりをした

 

今日は野良のピンチだった、大きい虎猫が追いかけた、縁の下に逃げたカート

(野良ちゃんにカートという名前をつけた)

その入り口付近で虎猫が睨んでいたから、バケツの水を放ったら、慌てて逃げていった

こりゃちょっとまずいなあ、早く保護しなけりゃ可愛そうだな

忙しい8月に入るのにちょっとプレッシャー、かなり慣れて今朝は5時半から7時過ぎまで

車の下でリラックスしていた

でもいまいち、警戒している、う~~ん、ちょっと困ったぞ

でも毎日、朝番食事w食べているので顔も丸くなり、お腹もぷっくりしてきた

もう少し、もう少しなんだけど・・・

一週間前、まだ警戒心を解いていない

下がこの数日、かなりリラックスしてきた、時にはウトウトすることも・・