11日に帰ってきたが12日はハナキン、翌土日に向けても仕事が集中している
3日間の空白期間でも電話は日直の元に鳴り続けて、結構な量の仕事が溜まっていた
それをこなすために一日、忙しく動き回ったが考えて見たら、この金曜日には整体を予約してあった
気がついたのは2日後で、急いで整体屋さんに電話をかけて翌週火曜日に行くからと謝った
なぜ火曜かというと、14日.15日の2日間は、仲良し旅行会の仲間と名古屋方面に行く
からだ、これも宿の手配からコース作り、予算まで私に全面的に任されているので・・・
それだけでなく今回も私が往復850km運転することになっている
会が出来て10年間で4回目の旅行、もうメンバーも全員60歳を過ぎ歳年長は74歳
それでも元気では負けない
さて当日は良い天気に恵まれて、北陸道から東海北陸道を通ってまずは名古屋観光
その前に昼の腹ごしらえ、おいしそうなSAはないかと調べたら、時間的にも岐阜の関SAがよさそうだ
時間はぴったり予定通りで到着、いろんな食堂があるみたいだが、飛騨牛の定食が目に入った
それで飛騨牛ローストビーフ丼を注文、女性たちも同じく飛騨牛ローストビーフ丼で、私以外の男性は
飛騨牛釜飯とかを注文した
ローストビーフ丼はあたりだった、大きめに切った柔らかなローストが6~7枚入っていて、柔らかく
味もジューシーでみんな「おいしいね」とご満悦、でも男性陣は釜飯のイメージが違ったようでがっかりしていた
天麩羅に目がくらんで注文したようなのだが
ステーキ丼などもあったけど、お昼に4000円弱はちょっとね
それから間もなく名古屋市内に車は入った、もうカーナビ任せのドライブだから気楽なものだ
全行程高速道路、名古屋環状線に入っても日曜日のせいか道路は結構空いている
今日は徳川園と徳川美術館巡り、私は数年前にここに来て、池の中で咲いているうすピンクの蓮に惚れた
それでみんなを案内してきたのだが、川の流れと池の姿は相変わらず良かったけれど、私の覚え違いか
それとも季節のせいか、まったく花というものが咲いていない、せっかく天気も良かったのに残念
鯉だけが心を和ませてくれた
ブライダルシーズン、あちらこちらで写真撮影、園内の建物では結婚披露宴もやっていました
外から全部見えていますが、そういった演出効果もあるのでしょう
そして隣接する美術館へ、ここも好きと興味無しで大きく別れる、美術館、博物館のたぐいはそんなものだ
私は最低でも1時間かかる、興味深いところなら半日いても飽きない
特に刀剣兜鎧、古地図、恐竜、宇宙天体、文学、絵画、歴史、戦争、昭和時代などはいくら時間があっても足りない
だから電話がかかってくる「もう外で待ってるよ、まだ~~」
ちょっと時間が余るけど今日の宿、湯の山温泉に行くことにした、そうだ早ければロープウェイに乗ることも出来る
「あああ~~桑名の焼きハマグリ食べたいなあ」そればかり私は言っている、でもネットで見たら旬は夏で、もう10月は
外れているとか、今度改めてチャレンジだな
順調に四日市までついて、ここからは湯ノ山へ一本道、初めての三重県の温泉だ
ネットで予約した「鹿の湯ホテル」へ、曲がりくねった道路の坂の途中に鹿の湯ホテルがあった。 第一印象は(年季の
入っている小さめののホテルだなあ)で第一印象は60点、駐車場も狭いし、日帰り客もいるようで、それで約10台ほどの
駐車場は満杯で、坂の下に少し広い駐車場が有り、そこに停めてくださいとのこと
Uターンもままならない狭い道なので、ロープウェイまで行って返したが、ロープウェイは満杯の客、(こりゃあ今日はダメだ)
外で案内をしてくれたおじさん、なかなか気さくな人で、私たちの故郷を聞くと「ああ~そこなら私、よく遊びに行きますよ」だって
そして地元民でも入れない秘境に一人で勝手に行くんだって! びっくり!、許可無いとダメなんだけど、おじさんは平気みたい
今度は若い娘さんが部屋まで案内してくれて説明、そういえば古く見えた宿も、中に入ればなかなか新しく清潔になっている
雰囲気は、今まで行ったホテルとは、かなり趣が違う、そして部屋数も多いので驚いた
3~5階が客室のようだ、今回は男性は喫煙者がいるので、女性とは階も部屋タイプも違うことに・・・女性の方が禁煙で2000円高い
それだけの差なのに部屋タイプは全く違う、5000円くらい違うように見える
でも我々の部屋も16畳ほどある広い畳のワンルームだから不足は無い、窓からは四日市の夜景も見える
まだ早いので、部屋に集まってビールを飲み始めた、今回のメンバーは全員飲めるので楽しい
1時間ほど飲んでから、風呂に入った、ここの温泉は今まで聞いたことが無い「弱放射線温泉」とか言っていた、完全な沸かし湯らしい
浴場は大とまで言わないが結構大きい、露天風呂もあって石をくりぬいた二人しか入れない湯船が深々として楽しい
なによりあがったあと、体が熱くなってきて汗が止まらない、これは良い湯だ
さて夕食、夕食は全ての客が個室だ、大きな団体はとっていないようだ、えらく廊下が騒がしいと思ったら中国人の家族が2組
食前酒は「これは何のお酒ですか?」聞いたら「酢です」という返事、ここの若女将は数十種類の材料別に食酢を作っている
そうだ
今回のコースは「僧兵鍋」コース、若いお兄さんが料理を出してから説明を始めた、織田信長が攻めてきたとき山にこもった当地の
寺の僧兵たちがスタミナをつけるために食べたいわれがある鍋なのだそうだ
一時間ほど経ったとき、さりげなく料理を出し、空き皿をかたづけている和服の30大くらいの女性が
すると仲間の男性が「女将さんじゃない?」すると和服のきれいな女性がうなずいて「そうです」
あいさつをしないで下働きをしている女将も珍しいが、妙に初々しくてこれもいいねと男性陣
この方が果実酢や果実酒をたくさん作っていらっしゃる
肉はイノシシ、鹿、豚、鳥肉、あとは地野菜とキノコ、とにかく白菜を中心に山盛り、赤味噌ベースのたれの中にどんどん放り込む
食べても食べても減らない、あとは刺身と前菜と数品、ご飯の頃にはもう満腹状態
私は地酒吟醸酒を飲んでご満悦・・・あれ?食後のデザートが無い、すると「デザートは1階ロビーで自由にお召し上がりいただけます」
だそうだ、行ってみると広いラウンジでコーヒーやドリンク、みつ豆に、あれなんだっけ・・・串に刺した何かにチョコレートの滝を
デコレーションするあれ・・・女性たちはキャッキャと喜んでお代わりしている
館内のあちこちに「まこもだけ」の装飾
いろいろな手造り酢が日替わりで楽しめる
これが若女将手造りの酢と酒の数々
どんどんお客さんがやってきて一度にラウンジが賑やかになった、これは良いアイデアだ、どこの宿でも見たことが無い、
これも若女将のアイデアだろうか? もう第一印象とはぜんぜん違った評価になっている、若いスタッフがやたら多い宿だ
*湯の山温泉「鹿の湯ホテル」 部屋3 接客4 夕食3 朝食4 泉質5 大浴場4 特色5 宿印象5 交通4 対料金価値(CP)4
美味しいスィーツにアメリカンコーヒーいただいて、そのまま館内のカラオケルームへレッツゴー、二時間たっぷり歌って、また風呂に
入って、いやあ極楽極楽!
女性陣一番のお気に入りはこのバスケット、他ではビニール袋にタオルと歯ブラシだけど、ここはこのバスケット
着替えもバスタオルも楽々入る
つづく