右肩下がり急加速の店が多い中で感染者数だけは右肩上がり
飲食店を閉鎖したって人の移動を抑制しない限り人は歩いて、乗り物に乗ってどこへでも行く
石川県もすごいことになりだし、新潟県も50人越え地方もぐんぐん増えている
こちらでは「新幹線終点駅の感染者増」というのは常識になっている
すなわち首都圏発の新幹線の終着駅の地方都市が県内でも特出して感染率が高いことを言う、北陸新幹線金沢市、上越新幹線新潟市、そして仙台市
人流を法規制できない日本では、何度緊急事態宣言を出しても一時的減少でまた再増殖が始まる
中途半端な抑制はかえって悪い結果を招く、そしてそれは飲食店をますます窮地に追いやることに他ならない
私が30歳の時に禁煙に挑戦したが、最初は3日でまさに三日坊主で終わり
再挑戦して3ヶ月我慢したので、もう大丈夫だろうと一本吸ったらまたタバコの魅力にひきづりこまれてしまった
結局禁煙前は1日20~30本だったが、二度の失敗後には50本まで増えてしまった、禁煙に失敗すると吸う量が増えることを初めて知った
今の緊急事態宣言と感染者数はまさに私の禁煙カーブで推移している
そのあと禁煙に成功した理由はタバコの吸い過ぎで軽度の心筋梗塞を起こして死ぬかと思う痛みを経験したからだ
あれは一発で私からタバコを奪った、コロナ感染防止も私のような死の恐怖を体験するのが一番わかりやすい、変異株は若者にも危険だという
地方の飲食店が酒の提供を7時までにするとかの決定を、国は県知事判断に任せたが、明らかな感染者数減少までと変えた
明らかな減少ではなく徹底的殲滅としなくてはまた中途半端→増殖を繰り返しいつまでも終わらない
飲食店は酒屋さんは増えても減っても危急は免れない
地方でも泣いてばかりいるわけではない、これがだめならあれと様々な知恵を絞って挑戦する人たちがいる
新しい需要を掘り起こす挑戦、いつまでも2年前の当たり前を追いかけていても仕方ないと割り切る
へんに設備を持っていたり、長い実績があったりするとそれが邪魔になる
何もないものとして今日から新しい店を始めた気持ちになることが今は必要だ
35年前に3人でやっていた魚屋時代の心持になれば案外道は開けるかもしれない