このところ「有線演歌全曲集」のCDで竹川美子の『忍び里』をよく聴いている。オリジナルの大石まどかの歌は、発売直後にFM歌謡スクランブルで聴いたのと、歌謡コンサートで一度聴いた。冒頭の「奪ってください 好きならば」の歌詞にインパクトがあった。ただ、大石さんには悪いが正直なところあまりしっかり聴いていなかった。
竹川美子はこの『忍び里』でも、細やかな情感をうまく歌いこなしている。低音部分もしっとりとした味わいだ。昨年11月11日の日刊スポーツの記事の中で、師匠の叶弦大氏が彼女のことを「哀愁的な表現ができる。」と評しておられるが、まさにその本領がこのカバー曲においても発揮されているように思う。
竹川美子はこの『忍び里』でも、細やかな情感をうまく歌いこなしている。低音部分もしっとりとした味わいだ。昨年11月11日の日刊スポーツの記事の中で、師匠の叶弦大氏が彼女のことを「哀愁的な表現ができる。」と評しておられるが、まさにその本領がこのカバー曲においても発揮されているように思う。