♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

竹川美子 “恋しずく”

2013年01月04日 | 演歌・歌謡曲

新年明けましておめでとうございます。本年もどの程度のペースで書き込めるかわかりませんが、何とか続けていければと思いますので、よろしくお願いします。

さて、今年最初に取り上げますのは、12月に発売された竹川美子さんの新曲『恋しずく』です。
竹川美子さんは、早いもので今年でデビュー10周年になります。デビュー曲『江釣子のおんな』は、平成演歌の名曲としてカラオケの定番曲になっています。私も初めてテレビで見て以来ファンになり、キャンペーンにも何度か足を運びました。

彼女は今や中堅演歌歌手として、安定した活躍をされていますが、演歌の衰退が如何ともしがたく、メディアに出る機会が少ないこともあって、実力がありながら一般的な知名度が低いのは残念です。

さて、この『恋しずく』ですが、作詞者の佐野源左衛門一文氏が目につきました。佐野氏といえば、その武士のようないかめしい名前もさることながら、『紙のピアノ』で2003年の日本作詞大賞新人賞を受賞されたことで記憶に残っています。この曲は川野夏美さんがNatsumiという名前で歌って、なかなか印象的な歌詞でした。

『恋しずく』の歌詞は、特に奇をてらったものではなく、切ない女心をうまく表現しています。竹川美子さんの歌唱も、持ち味の繊細さが存分に発揮されていて、高音が耳に美しく響きます。

演歌を聴く心地よさといったものを存分に味わうことができるいい曲なので、ぜひ息の長いヒットになってほしいと思います。
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