自分でも意外なことですが、水森かおりさんの曲を単独でこのブログで取り上げるのは初めてになります。それというのも、どちらかと言えば若手歌手を中心に応援することをコンセプトにしてきましたので、彼女のように常に女性演歌歌手のトップを走っている人には目が行かなかったわけです。
今後は曲本位で、ベテラン歌手やトップ歌手も取り上げるようにするつもりです。
さて、水森さんの新曲「水に咲く花・支笏湖へ」ですが、彼女の曲にはめずらしく二つの言葉を中点でつないだタイトルになっています。毎年全国各地を舞台にした旅情演歌を出すのが恒例化していますので、タイトルで新味を出したということでしょうか。
また、北海道の支笏湖は有名ですが、これまで歌のテーマになったことはほとんどないようで、それも新味の一つでしょう。
曲調はダイナミックで、彼女の歌唱力や個性を存分に活かしたものになっています。三連符を多用した小気味のよい流れるようなメロディーが印象的な曲です。
例年のごとくこの曲も大ヒットするのは間違いないでしょうが、今年はさらに一味違う意気込みが伝わってきます。