桜井くみ子さんの待望の新曲は、12月4日に発売された『風雲太鼓』で、彼女の原点とも言える豪快な演歌です。
昨年の『灯ともし頃』は永井龍雲さん作詞作曲のフォーク調歌謡で、彼女の新しい魅力を発揮した名曲でしたが、今回はがらりと趣向を変え、力強く太鼓を叩く主人公の心意気を歌い上げています。
主人公は男女いずれとも特定されておらず、カラオケでは力強く歌いたい人には誰でもおすすめです。ジャケ写では彼女自身、たすき掛けで太鼓のバチを構えています。
作曲は原譲二こと北島三郎さんで、彼女の曲では初めてになります。
思えば彼女の2008年のデビュー曲は『あばれ船』で豪快な曲調でしたので、彼女も初心に帰るような気持で歌っている感じがします。
令和の時代を華々しく飾るにふさわしい、まことに勇ましい曲です。
彼女はこれまでその実力に比して、人気や知名度が今一つ伴わない感じがありましたが、この新曲のヒットによって一気に飛躍するきっかけになればいいと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=QRQ9J5z8uwU