しばらく女性歌手の曲が続きましたので、このへんでそろそろ男性歌手を、それも成世昌平さんと我ながら意外な歌手を持ってきました。
成世さんといえば平成演歌の代表曲と言ってもいい『はぐれコキリコ』のヒット曲がありますし、竹川美子さんとの持ち歌交換シングル『江釣子のおんな』も印象が強いです。
それ以降は元々民謡調とのイメージがあって、私はあまり興味を持つに至らず、このブログでも久しく取り上げてきませんでした。
ところが6月3日に発売された新曲『百日紅(さるすべり)』を聴いて、これまでのイメージを一新する曲だと感じました。
曲調は明るく軽快な歌謡バラードで、また内容は遠い過去の恋人との別れを懐かしく振り返るものです。
百日紅の花の様子が過去の追憶とつながって印象的に歌われていて、映像的な効果にも優れた曲だと思います。
成世さんの持ち前の高音が、爽やかに郷愁の想いを歌い上げていて、曲の持つイメージの世界に引き込まれます。
これまでの彼のイメージを一新するこの曲で、歌手としての力量がさらに高まった感があります。カラオケでは男女を問わずおすすめできる曲だと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=gQg9giZmu0Y