松尾雄史さんはデビューから9年を数え、年齢も30歳となって、若手演歌歌手としてさらに次の段階への飛躍が期待されるところです。
そんな彼の新曲『なでしこの花』が12月8日に発売されました。なでしこと言えば大和撫子が日本女性の象徴とされ、サッカー日本女子代表の愛称が「なでしこジャパン」なのはよく知られています。
この曲も主人公が想いを寄せる女性をなでしこの花にたとえ、切ない恋心を歌ったものです。
曲調はどっしりとした感じの演歌で、彼の太めの声質やビブラートを効かせた歌いっぷりといった個性によく似合っています。
歌詞を見ると「逢うのが遅いと悔やんでた」とあり、相手の女性は既に別の男性に嫁いでいるようで、あえて道ならぬ恋に走る勇気はない、そのやるせない切なさが表現されています。
演歌ファンはもとより多くの方におすすめできるいい曲で、彼のような若い歌手がこういう本格演歌を歌うのは大変たのもしいですし、今後ますますの活躍を期待したいです。
https://www.youtube.com/watch?v=GFd60YraUC0