♬ 歌・唄・詩の日々

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こおり健太 “忘れ針”

2022年10月02日 | 演歌・歌謡曲

  

男性歌手の曲が続きます。もはや女唄の名手との評価が高い、こおり健太さんの9月14日発売の新曲『忘れ針』です。

この曲はちょうど1年前の前作『乗換駅』と同じく、歌詞は故・木下龍太郎氏の遺作で、時を経て陽の目を見たもので、それだけに大変重みがあって、味わい深い曲と言えるでしょう。

内容は女性主人公が紬の着物に袖を通したときに、襟元あたりにチクリと痛みを感じたことから、いろんな想いが出てくるというものです。

心の痛みを針が刺す痛みに例える未練心がテーマではありますが、よく練り上げられた歌詞によって、聴いていていろんな想いが湧き上がってくるような感じがします。

彼の女唄の真髄が心ゆくまで味わえる、素晴らしい曲で、演歌ファンには絶対におすすめできます。

https://www.youtube.com/watch?v=pWxuX8ks8AA

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