ちょっと更新まで日が開きましたね。いい曲は色々出ているのですが、やはりせっかくブログに上げるからには自分の感性に合ったものをと思うので、迷いがちになります。
そんなわけで今回は走裕介さんの『篝火のひと』を紹介曲に選びました。
走裕介さんはそんなに知名度のある歌手ではないと思いますが、デビューからもう14年、しかも割合遅く35歳でデビューしているので年齢的にはベテランのイメージがあります。
「走」の芸名は出身の網走市から取っていて、これまでの曲は北、北海道をテーマにしたものが多いです。
さて、3月22日に発売された新曲『篝火のひと』は、「感謝」をテーマにした曲で、直接的には亡くなったと思われる妻への感謝ですが、それとともに自分を応援してくれる人々やスタッフへの感謝の思いも込めているようです。
曲調はゆったりとした歌謡バラードで、感情を込めてしっかり歌い上げる感じと言えるでしょう。
タイトルの篝火は歌詞では「篝火のような笑顔」として出てきます。目新しい表現で、何か古風な幽玄な趣きがあり、燃える火で情熱、また消えゆくはかなさも感じます。
サビでは「こころ」が3回繰り返され、カラオケでも聴かせどころになると思います。
走裕介さんの歌唱はさわやかさで心地よい感じで、演歌ファンにも歌謡曲ファンにも幅広く受け入れられると思いますし、おすすめしたい曲です。