男性歌手が続きます。今回は岩出和也さんで、私は20年ほど前からずっと好きな歌手です。新曲が出るたびに注目し、カラオケでもたくさん歌ってきました。
男歌を中心に、ゆったりしたテンポの都会派ムード歌謡の感じの曲が多い印象があります。
3月27日に発売された新曲『大阪の月』は、彼のこれまでの曲とはちょっと趣が違う感じです。タイトルから明らかなように大阪もののご当地ソングです。
岩出さんは大阪府岸和田市出身でありながら、これまで大阪のご当地ソングは意外とありません。調べると2012年の『陽だまりの花』のカップリングで岸和田だんじりをテーマにした『男の大祭り~だんじり』があるくらいです。
おそらく岩出さんのイメージが大阪の泥臭さに合わないと思われたのではないでしょうか。
それでこの『大阪の月』ですが、歌詞には大阪弁をふんだんに使い、軽快でノリのいい曲になっています。
大阪の月に笑われるほどアホでどうしようもない男だけれど、お前が好きなことは誰にも負けないと、自虐ネタを使いながらの熱烈なラブソングです。
作詞のさくらちさと氏、作曲の西つよし氏はいずれも若手歌手中心に最近よく作っている方で、編曲の伊戸のりお氏は大ベテランで、さすがのうまいアレンジと思います。
この曲はカラオケでは楽しく歌えると思います。大阪弁が多いですが、関西以外の方も果敢にチャレンジされたらいいでしょう。
MVショートバージョン
https://www.youtube.com/watch?v=Y93FuYy9MlM
静止画フルバージョン