♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

サブちゃんと歌仲間

2006年11月10日 | 演歌・歌謡曲
★サブちゃんと歌仲間に竹川美子が出演し、トップで『雪の海峡 津軽』を唄った。この番組でこの曲を唄うのは早くも二度目になる。今回は彼女の左手の振りに注目した。ほんのちょっとした動きなのだけれど、指先まで繊細な感覚が感じられる。やはり日本舞踊を修業していることの効果なのだと思う。唄い終わって席についてからは、曲の紹介だけだったが、もう少しトークも聞きたかった。
今の彼女からは落ち着きや風格を感じるようになった。その点では一緒に出演していた先輩歌手の真木ことみ、川野夏美にも決してひけをとらない。

★北山たけしの『男の拳』は、じっくり聴いてみるといい歌だと思う。唄い方がどうしても師匠の北島三郎に似てしまうのが少し気になる。
川野夏美はファンからのお便り2通が紹介された後、『港町恋唄』を唄った。和服姿にも見慣れ、以前とは違った魅力をかもし出しているように思う。
コメント (2)

歌謡コンサート

2006年11月07日 | 演歌・歌謡曲
★NHK歌謡コンサートは「歌コン最前線」のコーナーで、股旅演歌に挑戦とのふれこみで森山愛子が登場した。回し合羽にわらじを履いて、三度笠を持っての本格的な股旅スタイルだった。かつて都はるみが『はるみの三度笠』を唄ったときの股旅姿が大変似合っていたのを思い出すが、森山愛子もけっこう似合うのではないか。『おぼろ月夜の上州路』はもちろんテレビでは初めて聴く。振りはぎこちない感じだったのは仕方がない。歌はしっかり唄っていた。客席からよく声援が飛んでいた。期待したい。

★その後が、股旅演歌でスターになった氷川きよしの『一剣』。硬派の歌のせいかセールスは苦戦しているようだ。
そして山口ひろみ『ひだまり坂』、ラストは天童よしみ『いのちの限り』と、たまたまかもしれないがメジャーのしあわせ演歌が続き、爽快なしめくくりになったと思う。
コメント (2)

ホットミュージックから

2006年11月05日 | 演歌・歌謡曲
★23日の記事に書いた、「歌謡スクランブル」話題のホットミュージックの注目、期待株をあらためて聴いての感想を書いてみたい。

『おぼろ月夜の上州路』  森山愛子
若手演歌の元気印が股旅ものにチャレンジということで、いよいよ「おんな版・氷川きよし」の真価を発揮かと期待した。そういえばタイトルも『箱根八里の半次郎』に語呂が似ている。聴いてみると、意外に正統派といった感じで、あまりインパクトがないとも言える。決めのフレーズがこれといってないからかもしれない。歌唱はまあまあうまく唄っている。

『ひっつき虫』  森宮幸子
彼女の声は、ど演歌よりこういったフォーク調、歌謡曲調のほうがしっくり来る。アレンジもよくて、ハーモニカ(?)の音が哀愁をただよわせている。山本智子の『ぼんぼり小路』を思い出した。
大阪弁も意外とソツなくこなしている。彼女の甘えたような、ちょっとわがままだけど可愛いといったキャラクターにぴったりの内容。ユニークなタイトルなのでうまくいけば話題を呼びそうだ。

『いつか赤いチューリップ』  沢田美紀
彼女のキャラクターによく合った軽快でさわやかな歌謡曲である。歌詞の内容は、小坂明子の『あなた』と同じような趣向。全体的にメロディーが淡々としていて、単調といえなくもない。

『大和撫子』  みずき舞
こちらは歌謡曲路線から演歌へと転身。内容は今どきこんな女性はいないだろうというような、控えめで一途に尽くす女の心情を唄っている。曲の構成も演歌の様式美そのもの。彼女の声にはくせがなく、さらっとした唄い方がいい。
コメント

サブちゃんと歌仲間

2006年11月03日 | 演歌・歌謡曲
★今週は忙しくて帰宅も遅く、歌もあまり聴けなかった。30日、31日の歌謡スクランブル・ホットミュージックは録音してあり、これからCDに編集しようと思っているのでまた追い追い感想を書きたい。

★けさは「サブちゃんと歌仲間」をやっているのに気付き、テレビをつけると、青山ひかるが『叱らないで』を唄っていた。かつてハーフの歌手・青山ミチがヒットさせた曲のリメイクだ。同じ青山だからというわけか。
彼は面白いキャラだと思うので、もっとメディアに出れば話題になるかもしれない。
続いては山口ひろみの『ひだまり坂』で、小柄ながらいつもパワフル。

★視聴者からの手紙の紹介は神園さやか宛のものだった。着物を着て唄ったことがあるか、今後着て唄う予定はあるかとの質問があったが、本人に答えさせないままで終ったのは不可解だ。
手紙の中にもあったように『初恋』は彼女によく合った曲で、今の時代に信じられない爽やかさというのも的を射ているが・・・ でもそれを素直に受け止められない現代人の屈折感・・・ そして売れないというきびしい現実が残る。

★長保有紀は季節感がぴったりになってきた『雪国紅葉』を唄った。
ラストは北島三郎がグッド・オールド・デイズをしのぶような新曲『あの日時代』でしめくくった。それにしても矢継ぎ早に新曲を出してくる。
和田青児も出演していたが、トップで唄ったようで聴けなかった。次回は竹川美子が出るので見逃せない。
コメント