♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

森山愛子 “尾曳の渡し”

2019年05月08日 | 演歌・歌謡曲

森山愛子さんは、一昨年9月の『会津追分』がロングヒットして、本格演歌の歌い手として一気に人気が高まり、昨年はNHK紅白への初出場との期待も大きかったのですが、残念ながらそれは叶いませんでした。

当然、次の新曲への期待が大きかったところ、昨年は発売がなかったので、『会津追分』が好調を維持しているせいだと思っていました。そして、まさに満を持してといった感じで、本日令和元年5月8日に待望の新曲『尾曳の渡し』が発売されました。このブログで取り上げる令和新曲の第1号になります。

『会津追分』に続いてのご当地ソングで、今回の舞台は群馬県館林市の尾曳町、ここの城沼という細長い湖の渡し舟がモチーフです。

内容的には演歌によくあるパターンの、道ならぬ恋の相手と共に故郷をのがれる女性が主人公の曲です。おそらく尾曳町あたりが故郷で、二人で渡し舟に乗り、これから旅立つという設定でしょう。

彼女は今回も情感をこめた安定した歌唱で、すっかり王道の抒情演歌が身についた感じです。

カラオケでもこれからどんどん歌われそうで、youtubeでは既に発売前からカラオケ歌唱の動画が数多くアップされているのは、期待が大きい証左と言えるでしょう。

平成16年5月にデビューして15年、まさに平成の後半を駆け抜けてきた彼女が、令和の時代にさらに大きく飛躍し、女性演歌を代表する一人として活躍してほしいと期待しています。その期待に十分応えうる新曲との太鼓判を押しましょう。

https://www.youtube.com/watch?v=tF-TbxWFlE0
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和田青児 “おもかげ”

2019年05月03日 | 演歌・歌謡曲

平成から令和への改元は、国民全体が慶祝する中で行われたのがよかったと思います。このブログも開始から14年、何度か休止した時期もありましたが、昨年4月からの新曲歌謡レッスンの受講を契機に、このところ順調に更新できていますので、令和の時代もこの調子で続けて行ければと思っています。

さて、令和最初に取り上げますのは、和田青児さんの2月27日に発売された新曲『おもかげ』です。作詞作曲はやはり彼自身が「星つかさ」名義で手がけており、すっかり演歌のシンガーソングライターの地歩を確立した感があります。

内容は恋をなくした切ない心情を歌ったもので、これぞ抒情演歌の王道という出来映えと言えるでしょう。別れた相手の「おもかげ」を抱いて、もう一度逢いたいと願う主人公のひしひしとした感情が、彼の伸びやかで艶のある高音により、うまく表現されています。

王道演歌のカラオケファンには、きっと愛好される曲だと思います。

彼には男性演歌の中心的な担い手の一人として、令和の時代でもより一層の活躍を期待しています。

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