社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

5月22日(日)

2011年05月22日 22時14分55秒 | 2011年

  9時起床。終電帰りの翌日は、当然ながら体が重くて仕方ない。午前中は、ひたすらゴロゴロして過ごす。

  13時前に家を出て、大宮公園にあるNACK5スタジアムへ。今日は、Jリーグ第12節、大宮アルディージャvs.清水エスパルスの試合を観るのだ。家を出る頃には雲行きが怪しくなり始め、大宮公園駅に到着した時には豪雨となっており、しばしその場で足を止める。あまりにひどい雨だったので家へ戻ってテレビで観ようかとも思ったのだが、せっかくここまで来たのだからと思い直して雨の中をスタジアムへ向かう。14時の開門と同時に入場し、ピッチに近い良席を確保してから屋根のあるところで雨宿り。当初は相変わらず強い雨が続いたが、試合開始の頃になると少しずつ弱くなってきた。


あいにくの大雨。


しかし、ゴール裏はいつも通り気合いが入っている。

  16:03キックオフ。結果から言えば、今日は今期最高の試合だった。スコアは4-1。前半39分に大前選手のクロスにアレックス選手が合わせて先制すると、後半5分に高原選手が辻尾選手からのクロスをハーフボレーで振り抜いて2点目、24分には相手のミスからこれまた高原選手が3点目を流し込み、最後は34分に辻尾選手が左足でゴール隅へ4点目を決めた。普段であれば「今日は誰が良かった」などと書くところだが、今日はそれをやっているとキリがない。とにかく全員素晴らしかった。正直、こんなに良い試合が観られるとは思っていなかったので、良い意味で想定外である。選手たちに心から感謝したい。めちゃくちゃ雨が降っていたし、めちゃくちゃ寒かったが、めちゃくちゃ感動させてもらった。


試合開始。


高原選手のゴール(3点目)直後。GKの碓井選手までが祝福に来ている(左下)。


辻尾選手のゴール(4点目直後)。本当に嬉しそうな笑顔が印象的だった。


待ちに待った小林大悟選手の実践復帰も嬉しいニュースである。


古巣大宮のサポーターから大ブーイングを受けながら。それも一流の証拠だ。


試合終了。


お疲れ様でした。


少し遅れて高原選手がゴール裏へ。


今日の2ゴールはいずれも「さすが」のゴールだった。


前節のミスの汚名を見事に返上した辻尾選手。


今日の積極性は本当に素晴らしかった。


勝ちロコ。


気分が良いので、大宮公園内を少し遠回りして帰る。

  19時過ぎに帰宅。雨で身体が冷えてしまったせいか、若干のどが痛い。週明けから体調を崩すのはまずいので、今日は早めに寝ようと思う。しかし、今日の試合は、風邪を引いてでも観る価値のあるものだったと思う。


5月21日(土)

2011年05月22日 10時28分31秒 | 2011年

  7時起床。昨夜寝たのが早かったので、必要もないのに早起きしてしまった。午前中はDVDで「RED」を観る。元CAIの敏腕スパイ集団がとある事情でCIAから命を狙われることとなり、その理由を突き止めるという物語。分野としてはアクション・コメディーに該当する。アクションだけでは疲れてしまうし、コメディだけでは物足りない、そんな時にはこの分野の作品が重宝する。内容的にはベタだが、にも関わらず(それゆえに?)、面白い。でも、CIAって本当にこんな簡単に人を殺すのだろうか…。

  15時過ぎに家を出て、先輩と一緒に横浜駅前の崎陽軒で自動車解体業者さんの組合の総会に出席。昨年も出席させて頂いたところだし、今年からは担当になり決算書等も私がお手伝いしてきたので、随分思い入れの強い支援先である。総会は1時間ほどで問題なく終了し、懇親会へ。一応来賓扱いなので、私の3倍は生きていらっしゃるお偉いさん方のテーブルに案内される。さすがの私もこれだけ年齢が離れていると緊張するのだが、思ってもみなかったことがきっかけで随分話が弾んだ。それは、「巡礼」。多くの方が実際に巡礼をされているし、その他の方も何らかの形(親がやっていた等)で関わっていらっしゃるということで、私が百観音を終えたという話をすると大変驚かれ、そこから一気に距離が縮んだ。今まで気付かなかったが、巡礼体験は話の武器になるかもしれない。

  総会終了後、先輩と2人で普段からお世話になっている理事さんに川崎のスナックへ連れて行って頂く。これが非常に歴史を感じさせるところ(開店27年らしい)で、なんとママさんがその理事さんの奥さんなのだ。ママさんの美味しい手料理を食べながら、理事さんのこれまでの人生や奥さんとの馴れ初めについての話を聞く。これが、波乱万丈な話なのだ。彼らを主人公にしてドラマが作れるほどである。今の経営者としての確固たる地位を築くまでに、これほどの苦労やハプニングがあったとは。しかし、そういう所々で理解ある支援者が現れ、彼の想いに共感して支えてくれた。もちろん、最大の理解者である奥さんの支えを忘れてはならない。これまで私が「内助の功」という言葉を使う時には得てして批判や皮肉を込めたものだったが、今回初めて純粋な意味で頭の中にこの言葉が浮かんできた。互いに悪態をつきつつも、固い絆で結ばれている。こういう夫婦を見ていると、見ているこっちも幸せになってくる。ただし、もちろんこのような素晴らしい関係が「結婚」に限られたものであるとは思っていないが。

  終電に飛び乗り、1時過ぎに帰宅。シャワーを浴びたり頂いたお土産を整理しているうちに3時近くになってしまった。しかし、今日聞いた素晴らしい話のおかげで、興奮して全く眠気を感じない。