社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

6月9日(木)

2011年06月10日 00時26分48秒 | 2011年

  6時起床。今日は、上司と一緒にほぼ一日中出張していた。行き先が遠かった(相模原)ということもあるし、支援先の社長さんから思った以上に深い話が聞けたということもある。個人的にも非常に興味のある業界だったので、とても楽しかった。また、昼食や行き帰りの電車の中で上司から様々な業界の話や決算書の読み方のポイントなどを教えていただき、充実した時間を過ごすことが出来た。


昼食は、豚肉専門店の豚南蛮定食。

  18時前に一旦帰社し、ほぼすぐに退社。途中まで同期と一緒に帰る。彼女は最近、この仕事に取り組む上での女性ならではの難しさを感じているらしく、少し疲れているようだった。そういえば、他県の同期も同様の悩みを抱えているという話を聞いている。この仕事に関わらず、働く女性が直面する女性ならではの悩みや難しさというのは間違いなくあるだろうし、それは社会のあり方として決して望ましいものではない。しかし、現実はすぐには変えられないわけで、今の私に出来ることは、彼女の話をしっかり聞くことと、わずかなサポートぐらいである。それと同時に、自分自身がそのような社会を再生産することのないように気をつけたい。

  そういえば、昨日の飲み会でとある先輩が、「我々には子どもを生み育てる義務がある」「子どもを生み育ててこそ一人前の大人だ」という発言をしていた。最近我が子が生まれ、そう感じるようになったらしい。「アホか」と笑ってしまう反面、そんな戯言を恥ずかしげもなく言える彼のような人間が多数派なのかもしれないとも思う。そういう人々に私が感じるのは、軽蔑。ただそれだけである。