社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

2月13日(月)

2012年02月15日 22時45分37秒 | 2012年

  6時起床。今日から、隣のチームの先輩と1泊2日で京都へ県外視察へ行く。現地では、4ヶ所の企業や団体を訪問する。また、空き時間は観光に充てることが出来る。ただ、あいにく天気は良くない。

  7時半過ぎに彼女と一緒に部屋を出て、途中で分かれて私は新横浜駅へ。新幹線のホームで先輩と待ち合わせ、08:52発のひかり505号に乗り、京都へ。朝早いので寝てしまうだろうと思っていたのだが、先輩と喋っているうちに着いてしまった。

  宿泊先の京都タワーホテルに余計な荷物を預け、まずは昼食。地下鉄で烏丸御池まで移動し、「尾張屋」でお蕎麦を食べる。私は、恒例の「にしん蕎麦」を注文。中学生の頃に初めて訪れて以来、京都に来るたびにここでお蕎麦を食べている。今回も、美味しく頂いた。まさに、鉄板のお店である。

  昼食後、1件目の視察先へ。この組織の運営形態は神奈川県内には1件もないもので、非常に新鮮なお話を伺うことが出来た。組織運営の状態も安定しているし、ステークホルダーがそれぞれ利益を享受できるシステムが確立されていて、心底感心させられる。ただ、同様の形態の組織を神奈川で全く一から作るというのは、かなりハードルの高い作業になりそうだ。作るとしたら、既存の組織をうまく活用して、組織間の連携の下にシステムを組み立てていくことになるだろう。それもかなり難しい作業だが、決して不可能ではない。少なくとも、支援先への提案ツールのひとつとしてはかなり有効だと思う。

  次の視察は夕方なので、観光に出掛ける。まずは、南禅寺へ。平日であることに加えてあいにくの雨ということもあり、境内は閑散としていた。しかし、特にお寺には、雨だからこそ醸し出される風情というものがある。また、先輩も寺社仏閣を好む方なので、変に気を遣うこともなく、お互いにほっこりと参拝を満喫することが出来た。

  南禅寺のすぐ近くにある湯豆腐のお店「順正」で、湯豆腐コースを食べる。今から考えると中途半端な時間帯だったのだが、当時の2人には何の迷いもなかった。コースは、濃厚でまさに豆腐をそのまま飲んでいるかのような豆乳に始まり、上品な味わいのお味噌を使った田楽からメインの湯豆腐まで、とにかく豆腐尽くし。しかも、どの料理も凝っていて非常に美味しかった。今回は偶然見つけて入ったのだが、実は京都でも有名なお店だったらしい。どおりで、庭園や店内の雰囲気も素晴らしいわけだ。

  再び南禅寺の境内を通り、哲学の道を歩いて銀閣寺を目指す。雨で道がぬかるんでいて危なかったが、先輩と様々な話をしながら歩いていたので、結構な距離にも関わらずそんなに大変な感じはしなかった。

  銀閣寺に着いたのは、受付終了2分前。私たちは最後から2番目の入場客だった。そのため、後ろを気にせず境内をめぐることが出来た。雨の中の銀閣寺はこれまた風情があって、何度も足を止めて深呼吸をした。

  続いて、2件目の視察先へ。今度は、京都の中心にある商店街である。河原町周辺には複数の大きな商店街が連なっており、その広さと活気は本当に素晴らしい。もちろん、地元の住民ではなく数多く訪れる観光客をターゲットにしているということもあるが、それでもこれだけの規模でお店が延々と連なっているというのは衝撃的なことである。しかも、雰囲気の良いお店が多い。所々に神社などのお参りするところがあるのも良い。今度来る時は、是非時間を気にせず思いのままに歩き回ってみたいものだ。

  夕食は、商店街の近くにある居酒屋で。京都のおばんざいを食べ、地酒を飲みながら(私も少し飲んだ)、様々な話をする。先輩とはチームが違うため、普段はなかなかゆっくり話をする機会がなかったので、今回はここぞとばかりにたくさんの話をした。そして、先輩の数多くの新たな一面を見ることが出来たし、おそらく私も見せることが出来たと思う。

  ホテルの部屋に戻ったのは23時過ぎ。1人でツインの部屋を使えるとのことで一瞬喜んだのだが、1日中歩き回った(万歩計のカウントは2万5千歩を超えていた)こともあって、あっという間に眠りについてしまった。まあ、そもそもベッドが2つあっても持て余すだけなのだが。

 

 


2月12日(日)

2012年02月15日 07時32分52秒 | 2012年

  10時起床。彼女の部屋に泊まるのは初めてだったので何だかんだ緊張するのかと思いきや、思い切り爆睡した。

  午前中は、旅行のプランを立て直す。当初は長崎に行く予定だったのだが、帰りの飛行機の予約が出来ずに断念。今回は、計画が後手後手に回っている。誰かと旅行に行くというのが久しぶりなので、自分1人でプランを立てるということが当たり前になっている私にとっては、いちいち自分の考えたプランでお伺いを立てるというのは大きな手間に感じる。しかし、その手間こそが一番の醍醐味なのかもしれない。

  昼食は、彼女が焼うどんと卵焼きを作ってくれた。「普段料理なんかしないから」と言いつつも、手際良くあっという間に作り上げ、調味料にも凝っていて味も美味しかった。また、関西風の味に慣れている私にとって関東風の砂糖を使った卵焼きは何とも言えないところなのだが、普通に美味しく頂くことが出来た。

  人の家に泊まると、生活スタイルの違いがよく見える。彼女は朝起きるとすぐに着替えをするのだが、それは外出用の服ではなく、部屋で過ごす用の服。パジャマと部屋着が明確に区別されているのだ。彼女の実家では、朝起きてからいつまでもパジャマでいると怒られるらしい。私の家は(というよりも私自身は)パジャマと部屋着の区別がほとんどないので、新鮮な感じがした。ただ、今書いていてふと思ったのだが、もしかして彼女のほうが圧倒的多数派なのではないだろうか。何だか、自分がとてもだらしなく思えてきた。

  夜、今度は彼女が私の部屋に泊まりに来る。移動途中のお惣菜屋さんで購入したおかずを夕食にしたが、思わず買い過ぎて余ってしまった。

  翌日はお互い仕事だし、しかも私は京都への県外出張なので、日付の変わる頃に就寝。


2月11日(土)

2012年02月15日 00時09分28秒 | 2012年

  8時起床。掃除と洗濯を済ませ、10時過ぎに家を出る。今日は、大学の先輩と友人と一緒に、ステーキを食べに行くのだ。

  青山一丁目駅で待ち合わせ、さっそく「ステーキハウスハマ」へ。注文は、ステーキランチ。相変わらず、お肉の前に出てくるほうれん草が美味しい。バターと塩コショウで炒めているだけなのだが、家で真似出来るだろうか。

  メインのお肉も、もちろん美味しい。柔らかいし、脂もとろける。食後のデザートも凝っているし、やはりこのお店は当たりである。

  食後、乃木神社へ立ち寄ってから、東京ミッドタウンへ。お洒落な家具屋さんや雑貨屋さんを見て回る。思わず欲しくなるようなソファーがあったが、とても手の届く値段ではなかった。桁が1桁違う。

  ミッドタウンの裏に、檜町公園がある。こんな都会にこんな落ち着いた公園があるとは驚きだったが、萩藩・毛利家の麻布下屋敷の庭園跡だそうだ。もう少し暖かくなったら、こういうところでまったり過ごすのも悪くない。

隠し撮り。

  そのまま、歩いて六本木ヒルズへ。一通り散策(というか行ったり来たり)した後で、「トラヤカフェ」に入る。和菓子で有名なあの「とらや」が、洋風テイストを取り入れて作ったお菓子を提供するカフェである。私は、「あずきティー」と、最も定番だという「あずきとカカオのガトー 」を注文。あずきとカカオのコラボレーションは食べるまで味が想像出来なかったが、どちらの風味も生かされつつ、それがうまく共存していて非常に美味しかった。

  お店を出る頃には日も暮れ、街全体がライトアップで輝いていた。昼間よるも夜のほうが明るいくらいだ。

  新宿へ移動し、カフェ&バー(名前を忘れた)で夕食。私はタコライスを食べたのだが、これまで食べたタコライスの中で一番美味しかった。しかも、それ以上に心踊らされる体験も出来た。やっぱり、人生は楽しい。

  22時過ぎにお店を出て、帰途につく。当初はそのまま帰ろうかと思っていたのだが、急遽彼女の家に泊まりに行くことになる。着いたのは23時半で、そこからいろいろとおしゃべりをしたので、寝るのが随分遅くなってしまった。