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11月21日(水) 1口馬主デビュー。

2018年11月21日 23時09分24秒 | 2018年

 7時起床。朝食は抜き。

 娘の朝食を終えてから再度妻が眠り、娘と遊んでいたのだが、娘も眠ってしまったので、ウォーキングに出掛ける。今日は、岸根公園を1周してから東神奈川駅まで出て、折り返して帰ってきた。1時間50分で8.5キロを歩いたことになる。これまでなら東神奈川まで行ったら帰りは電車かバスに乗るところだが、聴いていたラジオが面白かったおかげか、それほど疲れを感じることもなく往復歩くことが出来た。

 13時前に帰宅して、昼食。妻が焼きそばを作ってくれる。

 午後、娘がお昼寝に入ったタイミングで今度は妻がランニングに出掛けたのだが、ほどなくして起きてきて娘がやけに甘えモードで、ずっと抱っこをしていた。こんなことは珍しい。おそらく、まだ眠たかったのだろう。ミルクを作って飲ませたら再びうとうとし始めたのだが、そのタイミングで妻が帰ってきたので、一転元気いっぱいになった。母が帰ってきた喜びは眠気にも勝るらしい。

 夕食は、昨日の豚の角煮と煮物。大根に味がしみて美味しい。あと、がんもどきも。

 夜、娘を寝付かせてから、ウォーキングに出掛ける。途中で小雨がぱらつき始めたので早めに切り上げ、45分で4キロを歩いた。

 唐突な話だが、諸々の手続きが全て終わり、この度、馬主になった。というとすごいことのように思えるが、馬主といっても1口馬主である。1口馬主というのは、クラブ法人を通して1頭の馬に複数の人(大体40人から2000人位)が出資して共同馬主となり、出資口数に応じて経費を払い、レースの賞金を分配するという仕組みである。現在日本には20社以上の1口クラブが存在していて、多くの競馬ファンが1口馬主ライフを楽しんでいる。

 今回私は、「広尾サラブレッド倶楽部」というクラブに所属する馬を買った。理由は単純で、私が大好きだった馬、ウインバリアシオンの産駒が募集されていたからである。私がいかに彼を好きだったかについては以前の日記に譲るが、彼の初年度産駒の中で唯一のクラブ馬として募集されている「サクラバーベナの2017」(1歳の牝馬、父・ウインバリアシオン、母・サクラバーベナ、母父・サクラバクシンオー)に出資することにした。ちなみに、馬の名前はまだ決まっていないので、母の名前と生年をつけて呼んでいる。それが競馬界の慣例である。例えば、あのディープインパクトも、その名前がつく前は「ウインドインハーヘアの2002」と呼ばれていたのだ。

送られてきたカタログ。

サクラバーベナの2017のページ。

めちゃくちゃ賢そうな馬だと思うのだが、贔屓目だろうか。

父・ウインバリアシオン。この血統表を見ただけで、ちょっと泣きそうになる。

 1口馬主には前々から興味があったし、実際にここ数年は毎年どこかのクラブから資料を取り寄せたりもしていた。しかし、最近は子どもが産まれたこともあって、「さすがにこのタイミングで馬にお金を掛けるというのは…」と尻込みしていた。だから当初はウインバリアシオン産駒が募集していると知っても、すぐに「じゃあ出資しよう!」とはならなかった。ではなぜ最終的に彼女(サクラバーベナの2017)に出資することにしたのかというと、金額がお手頃だった(1口10,000円弱で、月々の経費も1500円程度)ということに加えて、彼女の預託先が根本康広厩舎だったからである。個人的に根本先生(調教師)が好きだということに加えて、彼のところに預けるということは彼の弟子である3人の騎手(丸山元気、野中悠太郎、藤田菜七子)が乗ることになるだろう、というのが決め手になった。大好きな馬の子どもが、信頼できる先生に預かってもらえて、応援している騎手たちに乗ってもらえる。それなら思い切って出資してみようと思ったのである。

 ちなみに、そうした情報を知ったのは、とある競馬関係者の方のツイッターでのつぶやきだった。この馬を視察するために、根本先生と藤田騎手が育成牧場(エクワインレーシングさん)を訪問したという情報を発信してくださっていたのを、たまたま目にしたのだ。彼の情報発信がなかったら、この出会いはなかった。本当に、ありがとうございます。

※下の写真は、その関係者の方から快く提供して頂いた写真である。この写真を見たら、出資したくなるでしょ。

根本康広調教師(右)と藤田菜七子騎手(左)

 出資金はともかくとして、月々の経費として支払わなければならない1500円弱のお金については、もちろん普通にも払えるのだが、だからといってただ定期支出を増やしたままにしておくのは良くないので、代わりにとある支出を削減することにした。それは、あまりここでは言いたくないのだが、国連UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)への毎月の寄付だ。難民支援という活動に賛同して、かれこれ4年以上、毎月1000円を寄付してきたのを、やめた。難民支援をやめて馬を買うなんて、と思うだろう。自分でもそう思う。実際、罪悪感はある。それも、ハンパなく。そんな話を妻にしたら、「じゃあこの馬の賞金が入ったら、その中からいくらかをその都度寄付したらいいんじゃない?」とアドバイスしてくれた。確かにそうだ。そういうことで、何とか許してもらおう。


11月20日(火) 日本ハム、絶好調のシーズンオフ。

2018年11月21日 00時01分40秒 | 2018年

 7時起床。目覚ましが鳴って起きる。なぜこの時間にセットしていたのか覚えていない。

 朝食は昨日の残りのパンとトースト。トーストには、義母手作りのブルーベリージャムをつけて食べる。

 活動スペースが増えたせいか、娘は朝から元気に部屋中を動き回っている。いつの間にかソファーにも1人でのぼれるようになっていた。ただ、1人では下りられないので、助けを求めてくる。他にも、棚に入っているおむつを引っ張り出したり、掃除機を倒しそうになったり、色々と対策が必要なことがわかってきた。目が離せなくなったのは大変だが、自由にたくさん身体を動かせるのは良いことだ。

 ウォーキングがてら、「GU」へ部屋着を買いに出掛ける。引っ越しの際にかなりの服を処分してしまったので、冬に着る部屋着の長ズボンが1着しかないのだ。それを洗濯している間は、これまでずっと半ズボンで頑張ってきたのだが、さすがに限界である。そもそもこの家は古いので、寒さがハンパない。冬好きの私でもつらいのだから、相当なものだ。

 買い物の前に、駅前の飲食店街に入っている「丸亀製麺」で軽く腹ごしらえ。期間限定で出ている牡蠣づくり玉子あんかけうどんを食べる。思ったよりたくさんの牡蠣が入っていて驚かされる。牡蠣の出汁もよく出ている。これは良いメニューを出したものだと感心させられた。

 部屋着用のスウェット的なもの(上下)を1セットと、靴下をいくつか買って帰宅。すぐに洗濯をする。

 昨日妻が買っておいてくれた「まるごとチョコバナナ」をデザートに食べる。

 14時を過ぎた頃に、カレーを昼食にする。今日はやけに食欲がある。

 ソファーで眠っていたら娘がのぼってきて、私の体の上でごそごそ動いている。何をしているのかと思って目を開けたら、後ろにあるカーテンを引っ張っていた。危ない危ない。興味の範囲がどんどん広がっている。

 夕食は豚の角煮を中心に。

 夜、ウォーキングに出掛ける。ランニングやダッシュも交えたので、1時間強で6.1キロといつもよりハイペースだった。

 日産自動車のカルロス・ゴーン会長が逮捕されたというニュースが大盛り上がりを見せている。会長と社長が逮捕されたわけだが、いくら権力が集中しているといっても1人や2人で出来るようなことではない。それなりの数の役員や社員が関わっているはずだし、監査法人だってグルなはずだ(粉飾決算をしていた時の東芝やオリンパスと同じ監査法人だから、ほぼ間違いなくグルだと思うし、そうでないとしたらあまりに無能すぎる)。それに、このクラスの企業の経営という観点からいえば、これくらいの不正は大した問題ではない。そもそもゴーンさんの銭ゲバっぷりは昔から有名な話なので、今更感もあるし。それがなぜ今になって表へ出てきたのかということを考えると、やはりこれはクーデターなのではないかと思えて仕方ない。発覚のきっかけが司法取引だったということからも、怪しい。それも、多分ゴーン会長云々の話ではなくて、その先にあるルノーやフランス政府との関係性が絡んでくるのではないだろうか。日産は、かつては確かに経営不振でルノーの助けが必要だったが、今となってはむしろルノーのほうが日産を必要としているような状態で、関係を解消したほうが得策だという話を聞いたことがある。ルノーから来ている会長と社長がいなくなれば、当然ルノーの影響力は減るだろう。だから今回の事件は、正義とはかけ離れた、ゴリゴリのビジネス戦争なのではないかと思えるのだ。もしそうだとしたら、いずれ映画化とかされないだろうか。もちろん、ゴーンさん役はMr.ビーンで。

 これだけ勝手な妄想で楽しんでおいて何なのだが、個人的にはそんなニュースより、日本ハムがポスティングシステムを通して台湾の王柏融(ワン・ボーロン)選手との交渉権を獲得したことのほうが大事だったりする。彼は台湾で三冠王を獲得しているスター選手で、年間打率4割という恐ろしい記録を2回も達成している。台湾の野球が極端な投低打高だという事情や、台湾リーグと日本のプロ野球のレベルの差という点を差し引いても、かなり楽しみな選手だといえるだろう。他のチームがやれ浅村だ、丸だと騒いでいる中で、ちゃっかりこういうことをしているのだからさすがである。吉田輝星投手の獲得に始まり、中田選手、宮西投手の残留決定に、今回の王選手との交渉権獲得と、このオフの日本ハムは絶好調である。来年が楽しみで仕方ない。