社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

7月18日(土) 経営者の卵。

2020年07月19日 21時46分32秒 | 2020年

 7時起床。昨晩の夜更かしが響いてかなり眠いが、今日は朝一番でいつもの理容室(@蒲田)を予約している。

 8時に家を出る。横浜線が思ったより混んでいる。

 京浜東北線に乗り換えたものの、新子安駅到着時にアナウンスが入り、東海道線の人身事故の影響で運転を見合わせるとのこと。すぐに京急新子安駅へ移動し、京急線に乗り換える。ちょうど電車が来てくれたので助かった。その後、京急鶴見駅でエアポート急行に乗り換え、京急蒲田に着いたのは予約時間の10分前。お店はJRの蒲田駅近くなので少し歩くが、何とか間に合った。

京急鶴見駅もJR鶴見駅に隣接しているので、振替輸送でJRから流れてきた人が多かった。

京急蒲田商店街を、JR蒲田駅方面へ歩く。こちらでも、振替輸送のために京急蒲田駅へ向かう人がたくさん歩いている。

 9時から散髪。切ってもらいながら、店長さんの将来の独立構想を聞く。このお店のグループでは、全ての社員さんが将来の独立に向けた修行という形で仕事をされている。それは1人の理容師としてもそうだが、経営者としてのノウハウを身に付ける修行でもある。皆さん、いずれは自分のお店を持つことを夢見て頑張っているのだ。だから、このお店には同じ理容師さんがずっといるわけではなく、定期的に卒業がある。私がここに通い始めた頃にお世話になっていた店長さんも、今はもう独立して実家のお店を継がれている(確か群馬の方だったと記憶している)。今お世話になっている店長さんも、いずれは卒業して自分のお店を持つのだ。彼の場合も実家が理容室なので、親御さんからはお店を継いでほしいと言われているそうだが、ご本人は別の場所で、自分のやりたい形のお店像というものを持っている。「言われるがままにお店を継ぐことだけじゃなく、自分のやりたい形で成功を収めることも親孝行だと思う」という彼の言葉にはとても説得力があった。

 理容室に限らず、雇われている側の人間と自ら経営する側の人間では、同じ仕事でも見えている世界が圧倒的に違う。誤解を恐れずにいうと、私を含め、多くのEmployeesには責任がない。「いやいや、私は社員として責任をもって仕事をしているよ」と思う人もいるだろうし、それを否定する気は全くないが、ここでいう「責任」というのはそんな生半可なものではない。私たちは、勤務先が潰れようが、せいぜい次の職探しに苦労するかもしれないくらいで、どうってことはない。しかし、経営者は違う。会社が潰れたら自分の人生も終わる、会社と自分は一蓮托生だという危機感を常に持っている。どんな会社、組織であろうとも、私が経営者に対して絶対的な尊敬の気持ちを持つのはこういう理由からである。ちなみに、多くの大企業のように所有と経営が一致していない会社の社長は、ここでいう「経営者」には含まない。彼らは会社が傾いて責任を取るといっても、せいぜい辞任するか「社員は悪くない」と泣けばいいだけで、借金取りに追われることはないし、家を競売に出されたり自己破産に追い込まれることもない。

 これまではもちろん、これからもそのような「責任」とは無縁の人生を歩んでいくであろう自分にとって、これから経営者としての第一歩を踏み出そうと頑張っている人を見ると素直に尊敬の念を抱くし、応援したいと思う。朝は8時前からお店周辺一帯の道路まで掃除をし、閉店後は日付が変わる頃まで練習に明け暮れているのを知っているし、その結果身についたのであろう高い技術力にもとても満足している。彼らの覚悟と努力が、サービスの品質に表れている。だから、蒲田から引っ越しをした後も、私はこのお店に通い続けている。今の店長がいずれはいなくなると思うと寂しい気持ちもあるが、それは彼にとっては祝福すべき第一歩なので、その時が来るのが楽しみでもある。

 散髪を終えたのが10時過ぎ。昼食にはかなり早いが、朝食を食べていないので、「テラスドルチェ」でガパオライスを食べることにする。

 ここのガパオライスは本当に美味しい。普通は、俗にいう「限界効用逓減の法則」というやつで、繰り返し食べていくと段々と美味しく感じなくなっていくものなのだが、ここのガパオライスは何度食べても毎回新鮮な感覚で「うまっ!」と思わせてくれる。

 飲み物はアイスコーヒー。これも美味しい。

 帰りは京浜東北線も無事に運転を再開していた。新横浜へ戻り、プリンスペペの食料品街で夕飯用のちょっとお高いお肉を、「ポンパドール」でおやつ用のパンを買って帰る。昨日も今日もかなり食べすぎになりそうなので、ちょっぴり遠回りをしてわざと険しい坂道を上る。

 お昼前に帰宅。ポンパドールで買ってきたパンを食べながら一息入れる。

 競馬新聞を読み、朝から気になった馬を少しずつ買っていた。買った馬券と結果は以下のとおり。合計では、投資額1,900円、回収額280円、収支マイナス1,620円だった。世の中はそんなに甘くない。


【函館競馬場】

7R 3歳以上1勝クラス ダート1000m 12頭
④アンビル(ケイムホーム産駒) 単勝100円
⇒9着(5番人気)スタートで二の足がつかず万事休す。

10R 湯浜特別(3歳以上1勝クラス) ダート1700m 11頭
⑤スパンキーワールド(ケープブランコ産駒) 単勝100円
⑥タニノシェイクハンド(ケープブランコ産駒) 複勝100円
 ワイド⑤-⑥ 100円 合計300円
⇒⑤5着(1番人気)向こう正面で押し上げるも直線で力尽きる。
 ⑥7着(7番人気)最後方から追い上げるもさすがに後ろ過ぎた。

11R 函館2歳S(G3) 芝1200m 15頭
⑫ルーチェドーロ(マクフィ産駒) 単勝100円 馬連⑫-⑮ 100円 合計200円
⇒2着(4番人気)激しい先行争いから最後までよく頑張った。


【阪神競馬場】

3R 3歳未勝利 ダート1400m 16頭
⑥ワンダービスケット(エスケンデレヤ産駒) 複勝100円
⑯ヘラクレスバローズ(アンクルモー産駒) 複勝100円
⇒⑥14着(16番人気)道中のペースについていけず。
 ⑯15着(12番人気)外々を回ってコーナーで離される。

4R 3歳未勝利 芝2200m 18頭
⑨エトワールミノル(エスケンデレヤ産駒) 複勝100円
⇒12着(18番人気)スタートで遅れそのまま後方。

8R 3歳以上1勝クラス ダート2000m 16頭
④ニホンピロストーム(エスケンデレヤ産駒) 単勝100円
⑪キャノンバローズ(エンパイアメーカー産駒) 単勝100円
 ワイド④-⑪ 100円 合計300円
⇒④5着(2番人気)番手につけるも最後の直線で余力なし。
 ⑪9着(5番人気)後方からの競馬で追い込みも利かず。

11R ジュライS(リステッド) ダート1800m 12頭
⑪コマビショウ(エンパイアメーカー産駒) 複勝100円
 ワイド⑤-⑦ 100円 合計200円
⇒⑪11着(5番人気)後方追走のまま。
 ⑤⑦中段から伸びることできず。


【福島競馬場】

3R 3歳未勝利 ダート1700m 15頭
⑭ヴァリアントジョイ(ウインバリアシオン産駒) 単勝100円
⇒5着(5番人気)前目につけて良いコースを走るも最後は力負け。

5R 2歳新馬 芝1800m 14頭
⑧ファンキーボーイ(マクフィ産駒) 複勝100円
⇒14着(9番人気)騎手と喧嘩しっぱなし。騎手も促したり引いたり、何がしたいのかわからない。

8R 3歳以上1歳クラス(牝馬限定) ダート1700m 15頭
②リワードノルン(ハイアーゲーム産駒) 複勝100円
2着(5番人気)280円払戻 先団の内を回って抜け出す。

11R 阿武隈ステークス(3歳以上3勝クラス) 芝2000m 16頭
④シングフォーユー(ジャスタウェイ産駒) 単勝100円
⇒5着(3番人気)良し末脚を使ったが、さすがに後ろ過ぎ&外回し過ぎ。


 テレビを観たり本を読んだりしつつ、合間で部屋の掃除を進めていく。これを観たらこの部屋、ここまで読んだらこの部屋、というのを繰り返す。性格的には先に掃除を終わらせてすっきりさせたいタイプで、普段はそのようにしているのが、今日はなぜか気が変わった。そして、案外それでもストレスなく過ごすことができた。本当に細かなことではあるが、自分の性格に柔軟性が出てきたような気がしてちょっと嬉しい。

 夕食は、昨日お義母さんが持たせてくださった料理と、昼間に買ってきたちょっとお高いお肉。高かったとはいえ、牛ハラミとラムなので、本当にちょっぴりである。

 塩こしょうの量や火加減をかなり細かく調整しながらお肉を焼く。せっかくちょっと良いお肉を買ったのだから、出来るだけ良い状態で食べたかったのだ。結果的にはそれが成功し、とても美味しく頂くことが出来た。ただ、正直な話をすると、結局一番美味しかったのはお義母さんが持たせてくれたゴーヤーチャンプルだった。なぜこんなに美味しく作れるのだろう。

 夕食は、レモン牛乳アイス。私はレモン牛乳が大好きなので、このアイスを見つけた瞬間に迷わず手を伸ばしたのだが、食べてみると思っていた味ではなかった。レモン牛乳の風味が薄く、そうかといってバニラの甘さがしっかりあるわけではない。何を食べさせられているのかよくわからない味なのだ。はっきり言って、これは全然おいしくない。

 夜は、本を読みながら過ごす。職場の上司が貸してくださった海外の競馬事情に関する本が面白い。

 23時過ぎに就寝。


7月17日(金) 居ぬ間に洗濯。

2020年07月19日 07時35分16秒 | 2020年

 5時半起床。昨晩、寝室の雨戸を閉めるのを忘れてしまい、朝日で目が覚める。

 6時半前くらいまでゴロゴロしていたものの、娘も起きてきたので身体を起こす。

 朝食はパン、ベーコンエッグ、チキンナゲット、ブロッコリーなど。チキンナゲットは5個中3個を娘が食べた。かなり好きらしい。

 今日は私も妻も夏休みを取った。というよりも、妻の休みに私が合わせた。妻が娘を連れて川越の実家へ帰省するとのことで、当初は彼女が自分で車を運転して帰る予定だったのだが、先週末の運転の様子からこれはどうやら危なそうだということになり、私が送っていくことにした。

 レンタカーを借り、8時半過ぎに家を出る。先週に引き続き、娘は車に乗れて嬉しそうである。外を眺めては、目に入ってきたものを教えてくれる。中でも、ショベルカーなどの働く車が大好きだ。

 カーナビが「都内は混んでるから、こっちのほうが早いよー」と教えてくれたので、圏央道をぐるっと回って川越を目指すことにする。走行距離は1.5倍近くなるのだが、確かに高速はずっと空いていた。ただ、それでも2時間以上掛かった。娘は走り出してしばらくすると眠ってしまったし、起きてからすぐに立ち寄ったPAでカルピスを買ったこともあり、大満足のドライブだったようである。

 11時過ぎに妻の実家に到着。お義母さんが出迎えてくださる(お義父さんは仕事)。

 お義母さんお手製の梅ジュースを頂く。梅シロップを炭酸で割っている。美味しくて一気に運転の疲れが吹き飛ぶ。

 昼食はいなり寿司、生ハム巻きおにぎり、ゴーヤーチャンプル、茶碗蒸し、南瓜の煮物、お味噌汁。お義母さんの作る料理は本当に美味しいので、私は毎回とても楽しみにしている。

 先ほどのメニューの中にあった生ハム巻きおにぎり。名前だけ聞くと「ん?」と思うが、お義母さん曰く「これが一番美味しい生ハムの食べ方」だそうだ。確かに、生ハムの塩味と酢飯の相性がとてもいい。これはもっと世間に広まってもいい食べ方だと思う。

 デザートはメロン。めちゃくちゃ甘くて美味しい。これぞ完熟。

 朝も早かったので、お腹がいっぱいになって眠くなり、少し横になってウトウトとする。

 14時過ぎに私だけおいとまする。次は明後日に迎えに来ることになる。帰りがけに、お義母さんが色々と料理を持たせてくださった。嬉しい。

 帰りは川越ICから関越自動車道に乗り、練馬からは環八を延々南下して、最後は第三京浜で新横浜まで戻ってくる。夕方のラッシュ時より前なので、道が空いていて1時間半も掛からずに戻ってくることが出来た。

 すぐに帰宅はせず、せっかくなのでショッピングモールへ立ち寄る。娘のお気に入りの柄のズボンを追加で買おうとユニクロに行ったが在庫がなく、私の通勤用のスニーカーもピンと来るものを見つけられず、結局ボウズで帰ってくる。

 レンタカーを返却し、駅ビルに入っている高島屋の食料品街(フードメゾン)で日南どりのチキンとお刺身の盛り合わせを、「プチ・フルール」でケーキを買って帰ってくる。久しぶりの1人の夜なので「豪遊するぜ!」と意気込んで1万円札を握りしめていたのだが、有名ブランドのお肉屋さんやフルーツコーナーを回った結果、「いやいや、こんな値段払ってまで食べるもんじゃないな」とか「これ、普通のスーパーで買ったら半分くらいの値段じゃないの?」などと考えてしまい、結局は4,000円弱の消費に落ち着いた。これでは普通の飲み会の値段より安い。

 コンビニで競馬新聞を買ってから、17時過ぎに帰宅。さてさて、何から食べようか、何からやろうかとワクワクしつつ、とりあえずパソコンを開いてブログの更新をする。

 19時過ぎから夕食。お義母さんの手料理と、先ほど買ってきたチキン、お刺身というお祭りのようなメニュー。テレビで自分の好きな番組を観ながら、1時間以上掛けてだらだらと食べる。こんなにゆっくりと食事を楽しんだのは久しぶりである。

 深夜、日中に「プチ・フルール」で買ってきたケーキを、それも2個いっぺんに食べる。定番のショートケーキに加えて、季節限定のケーキ(名前は確か「ベリーベリーベリーナ」だったような気がする)を選んでいたのだが、これが超絶美味しかった。さくらんぼが2つのっていて、下はムースとベリーのゼリーが何層かに分かれて入っている。私はムース系のケーキはそれほど好まないのだが、これに限ってはムースの味も絶品だった。

 テレビを流しながら競馬新聞を眺め、夜更かしする。

 1時半過ぎに就寝。